銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

楽しいスペイン語講座

2011年07月17日 | のほほん同志Aの日常

「オラ!」 (こんにちは)

「ムイ・ビエン」 (とても美味しいです)

これが今回のスペイン旅行で
皆さんに覚えていただいたスペイン語です。

スペインではお店でも山道でも、
すれ違った人とは必ず「オラ!」とにっこり。

そしてレストランで。

カタルーニャ風・干し鱈入りサラダ
松の実とほうれん草のクレープ
ガスパッチョ
赤ピーマンのグラタン
イベリア産腸詰めのアソート
レモンシャーベット・ガヴァ風味…

美味しいカタルーニャ料理の数々に
皆さん「ムイ・ビエン!」を連発。

ただ、「オラ」はすんなり覚えていただけたようですが、
ご苦労されていたのが、「ムイ・ビエン」

「ムムム…えーっと、何やったっけ?」

数日たったころ、ある方が得意げに
「ボク、いい覚え方見つけた」と。

「ムイは剥いたエビ」
「ビエンは、ボク慢性鼻炎やからそれでビエン…と」

「ね、これで忘れへんやろ?」

あまり賛同は得られていませんでした。

でもこの「オラ!」と「ムイ・ビエン」攻撃に
お店の方皆すっかり相好を崩され、
あるレストランでは別に注文したシャンペンとワインを
まるまるサービスしてくれたほどでした。

さてすっかり口癖になった「オラ!」と「ムイ・ビエン」。

空の旅を経て関空に到着後、
入国審査官にパスポート渡しながら、
「オラ!」とやってしまいました。

親愛表現の「オラ!」も、日本でやると「おら!」

中年男性の審査官、あ然としていました。

****************************************
貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
****************************************









  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

時差ボケしたい

2011年07月17日 | のほほん同志Aの日常

ふつうは年齢とともに体力は落ち、
いろんな新しいことへの順応性も落ちるのでしょうか。

どうも逆をいっているような気がします。

というのも今回、
まったく時差ボケなし。

スペインから帰国したのが昨日の朝。
当然、直帰のつもりがお客様の出迎えに来たスタッフに
そのまま事務所にズルズルと連行されました。

「アナタ、仕事がわんさとたまっているのよ」と睨まれて。

ひえっ

でもそこはスペインの高揚のままチャッチャと片づけ、
夜の日課のジョギングなど日常もこなし、
午後10時に就寝して今朝6時にパッチリ目が覚めました。

オフの今日も終日出歩いて過ごしましたが
眠さも気だるさもなく、すこぶる快調です。

楽といえば楽ですが、
あまりに順応しすぎるのも単純生物みたいで複雑な気分。

以前はヨーロッパから帰国した朝は、
昼前に自宅にたどり着いてから二度寝するのが
何よりの楽しみだったのに。

そしてその夜はなかなか寝付けないものでした。
…って当然ですか!

思うに、あの二度寝が時差ボケのもと。
秘策は日本到着後、やれやれ…と寝床に入らず、
すぐに日常を取り戻すことだったのですね。

かといって
関空からその足で出勤、という恐ろしき、
本当に恐ろしき流れが定着しないことを祈ります。


****************************************
貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
****************************************





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スペインの旅の宿題

2011年07月15日 | のほほん同志Aの日常

「宿題の残るのがいい旅なんだよ」

学生時代、何度も通った北海道。
旅の宿で出会った人たちは
よくそう言っていました。

あえて100点満点とするのではなく宿題を残し、
後ろ髪を引かれながらその地をあとにすることで
次の旅へとつながっていくのだと。

今朝、帰国したスペインの旅。
カタルーニャからピレネーへとゆったり巡る9日間。
抜けるような青空に恵まれ、満開の花に迎えられ、
「オラ!」と道行く人と何十回も笑顔を交わし、
笑い声と音楽の絶えない旅でした。

お客様には…満足していただけたようです。
でも個人的には宿題が残りました。

大好きなバルセロナの街、
公私あわせて3度目の訪問となります。

今回、バルセロナには3泊してガウディとピカソを満喫し、
さらには郊外のサンサルバドルという小さな町に
寄り道をする予定でした。

その地はカタルーニャが生んだチェリスト、
パブロ・カザルスの故郷です。
フランコ政権に反対して亡命暮らしに身を置いたカザルスが
その後30年あまり望郷の念にかられながらも、
二度と帰ることのなかった地でもあります。

行程にはなかったのですが
音楽好きなお客様がそろった今回の旅。
お連れしたら、きっと喜んでいただけるだろうな。
そう思ってワクワクしていました。

ところが旅の初日、飛行機遅延のため
関西空港にて思いがけず6時間もの足止め。
バルセロナ到着が半日以上ずれこみ、
もとより行程外だったカザルス邸はやむなくカット。

う~、無念…。

大きな宿題が残ってしまいました。

でも先の旅仲間の言葉を借りるなら、これは
「またバルセロナへ来る理由ができた」、ということ。

もしいつか長い休暇がとれたなら――
そのときは絶対にバルセロナへ。
サンサルバドルの海岸も散歩して…。

カタルーニャの青い空を思いながら
そう心に決めました。

とは言いつつ…
長い休暇なんて夢のまた夢。
いつのことやら。

でも、こま切れのオフにもできることがあるのです。

明日はお休み。
バルセロナを舞台にした映画
『ビューティフル』を見に行ってきます!


****************************************
貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
****************************************




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一期一会の旅サロン

2011年07月14日 | 見かけだおしNのつぶやき
昨日、目撃しました

あ~これこれ
そうだわ、私が思う銀ステはこれです
スゴク嬉しかった

日帰り旅行に出ました
ツアー自体もアンケートの評価だけで見ると
ご満足いただいたようです
ありがとうございます

もちろん好評価は励みになります
ところで・・・
このツアー、ついに、ついに!
「オールおひとり参加」となりました

これは初めてのことです

銀ステは「一人でも参加しやすい」とのお声を
よくいただいていますが・・・
私たちの本音は
「お友達、ご家族連れてきて、誘ってきて~沢山で参加して~」

でも、お客様はきっぱり
「ひとり参加が気兼ねなく良いわ~」

かつてご夫婦で、かつてお友達と
連れだってご参加下さっていた方が
次々と・・・・段々と・・・・

「お独り様参加に」

なんで~うっうっ(涙)


私たちの心の嘆きをよそに・・・
「ここは一人参加が多いからいいわよね」
褒め言葉ですよね、それって?!

そして、車内は出発時から異様なハイテンション!
こわいっ

他人同士の集まりですのに、この盛り上がり
こわいっ

そして、ツアーが無事終了

夜のツアーですから、遅い時間の到着です
それなのに・・・

最初の降車地「宝塚」でバスを降りられた皆さま
遅い時間です

でもその場で皆さんが横並びに整列
バスが出るのを手を振りながら最後まで見送って下さいました

バスの中の皆さんも、手を振りながら
なんだか少し熱いものがこみ上げてきました

ハハハ

懐石食べて遊んで来ただけですのに

銀ステ・旅サロンの最たるモットーに
『家族旅行のように』があります
 
これだけ聞かれると
「べたべた暑苦しい」なんてご意見も…実際あります
もちろん所詮、他人様同士の集まりです

でも銀ステはそこを大切にしたいのです

非日常で旅に出てまで、ツアーの方と触れ合うのは煩わしい、
という方もおられます
一人の自由な思いの中で、旅を楽しみたいと・・・
 
すみません

「銀のステッキ・サロン」はそれは目指していません
否定しているのではありません
(なぜなら私も旅は自分の殻に閉じこもって気ままを良しとしていますから)

でも銀ステは「袖触れ合うも」そのご縁を大切にしたいのです

この真夏日にウエットな関係を売りにしています

家族ですと不平等は許されます
同じお金を払っていただき、私たちはお客様に不平等をお願いしているのです


ビジネスではあり得ない?!

バスを降りられたお客様
事前に車内で
「おんなじ方向だから一緒にタクシー乗りましょう」

76歳の方が85歳の方の手をとって
タクシー乗り場へ移動される後姿を
川西へ向かうバスの窓から見ました
目撃しました

今日初めて、銀ステで袖を触れ合わされた方々です

じ~ん

銀のステッキがいう
「旅サロン」とはこういうことです

まずはそれを知っていただきたいのです

****************************************
貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
****************************************





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある日、森の中…

2011年07月14日 | Hの生きる喜び、それは
あぁ、何と素晴らしい地であったことでしょうか
今、思い返せば思い返すほど、
知床の魅力が増幅していきます

今回もまた素晴らしい(ユニークな?)出会いに満ちた旅でした

まずは、言うまでもなく知床の手つかずの大自然

深い森に囲まれた知床五湖の中を歩きながら
お客様がしみじみとこう仰いました
「この緑とも黄緑とも言えない鮮やかな木々の色が知床の色ね」

同じ世界遺産でも、屋久島の深く重なり合うような緑や、
白神山地の透き通ったライトグリーンのような緑とも違う
何とも言えない緑なのです
雨あがりに歩いたので、木々は一層生き生きと鮮やかに、
葉にしたたる水の一滴一滴までが生きているようで
愛おしく感じました

次に、私たちを楽しませてくれたのは

野生動物との出会い、です

エゾシカ、こちらはいつでもどこでも「こんにちは」状態
そこらじゅうで出会いました

キタキツネ、こちらは運良く1回、バスに乗っている際に
道路際にちょこんと座っている所に遭遇
かわい~~!
全然人を恐れないのか(もちろん車は降りていませんが)
じーっとこちらを見て、リラックスモードのきつねさん
女性群のハートを掴んだことは言うまでもありません

そして知床で忘れてならない動物、それは

ヒグマ!でしょう

この夏の時期はヒグマ活動期
活発に動き廻っており、特に知床五湖周辺はヒグマの生息地です

私たちがヒグマのお家にお邪魔しているようなもの

そこで五湖を歩く前には必ず「ヒグマ対処法」なる
レクチャーを受けなければなりません

私たちを脅したいのか、帰らせたいのか
まずが衝撃的なヒグマの凶暴性を写したビデオ鑑賞

この時点でかなりびびる私たち

続いて救いようのない言葉
「ヒグマに出会ったら、どうしようもありません」
「逃げ切れません」

え!?

「ヒグマに出会ったらどうするか、ではなく、
ヒグマに出会わないようにするにはどうするか、です」

およそ普段の生活に全く役に立たないであろう、このレクチャー

「時々“ホイッ ホイッ”と大声を出して歩きましょう、終了」

え! え? これだけ?

そう疑問に思いながら、出発

とにかく「ホイッ!」これを言うんだな、これなら簡単

ガイドに続きお客様も突然ホイホイ!を連発
「ホイホイ隊」はどんどん進みます

すると、私たちのすぐ後ろで ヒグマ 目撃情報アリ!

戻るわけにはいきませんので、そのまま歩き続けました
間一髪ゴール地点へ
セーフ!
ラッキー!

…と言うのも、ヒグマの目撃情報があると、
知床五湖の遊歩道は即閉鎖 その後3時間近く締め切られるのです
もう少し早くヒグマが出てきていると、私たちは
一歩も五湖へ入れなかったのです
このヒグマ活動期は、むしろ閉鎖されていることの方が多いというので、
私たちは如何にラッキーだったか、です

さらにこのラッキーホイホイ隊の幸運は続き、

帰りのバスの中、不自然に1台の車が道で止まっているので、
周囲を眺めていると

あーーーー いました!!!


紛れもなく、ヒ・グ・マ です
しかも至近距離!
道路脇の斜面の土を掘ってはアリ(ヒグマの大好物)を食べています

こんな近くで見られるなんて、まさに奇跡
車の中でなければ、恐ろしくて見ていられません

故に超ラッキー
「後は親子熊でも見られたいいのにね-」
「そんな都合良く無理ですよ」

そんな話をしていたのですが、

まだまだラッキーは終わっていませんでした
午後に乗った知床小型クルーズ船
大型船と違って海岸線近くまで寄せられるのが特徴

じーっと海岸線を眺めていると
あーーー またもやいました しかも親子連れ!
あっちにも、こっちにも、あの斜面にも
泳いでいる熊まで!!

これだけたくさんの熊に出会ったら、
もう何が何だか分からなくなってきました

知床で確かに息づくヒグマを始めとする野生動物たち
私たちに惜しげもなく、その姿を魅せてくれました

キタキツネのかわいい姿や、エゾシカの優しい目、
オジロワシの勇ましい姿 …
そしてもう一つ忘れられないのは

皆さまの笑顔!

童心に戻ったように動物を探し、そして眺め
一生懸命写真を撮っている時、その目は
他の何より、一番輝いているように見えました


▼サロン会「タンゴ・ナイト in リッツ・カールトン」はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/day-20110617.html

****************************************
貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
****************************************

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする