一言で「介護」と言っても、その内容は様々です
先月号の旅案内で、介護タクシーを利用した旅のご報告を掲載
それをご覧になったお客様から
「介護タクシー、手配してもらえるの?」
「主人は嚥下が困難なので、刻み食を出してもらえる宿ご存知ないですか?」
と、少しずつですが、お問い合わせをいただくようになりました
私たちは介護の専門知識はありませんが、
介護のサービスを求めているお客様に
何かできることはあるはずです
それを、今手探りですが、模索中です
そこで、各部署に問い合わせて、神戸の福祉事業団体を紹介していただき、
お話を伺いに行ってきました
何も知らない、それも突然訪問した私にも
懇切丁寧に色々と教えていただき、
とにかく、勉強になりました
私が最初気になったのは、「ユニバーサル」という言葉
ユニバーサルデザイン
ユニバーサルツーリズム
確かに最近よく聞くようになりましが、
「バリアフリー」とは、違うんでしょうか
すると、
「バリアフリーというのは、ハード面のことなんです
例えば、段差がある
車椅子用のトイレがない
手すりがない ・・・ など、つまり、障害者や高齢者の方々にとっての
“壁”ですよね
この“壁”を取り払おう、というのがバリアフリーです
バリアフリーになると、誰にとっても安全で便利になります
でも、世界中全てをバリアフリーにできるでしょうか
無理ですよね
例えば、三宮元町の高架下の居酒屋
あの一つ一つに車椅子用のトイレを設置できますか?
完全フラットの店内にできますか?
例えば、古くからのお寺や神社
石段があります
取り払うことができないのは分かります
では、その全てにエレベータを設置することはできますか
昔からの歴史が刻まれて、人々に愛されてきた証が
少々不便なことを生み出しているのです
階段を上がることに意味がある、そんな場合もあるのです
従来のバリアフリーという概念でいけば、
ハンデがある人は高架下のレストランには行けません
階段の多いお寺や神社にはお参りに行けません
でも、ユニバーサルという概念でいけば、
既存の壁は、少しのサポートで乗り越えられる、ということなんです
車椅子用のトイレが全ての店舗になくても
最奥のレストランには、車椅子用トイレがある、
ということを情報と知っていて、伝えてあげれば、その壁は乗り越えられます
店内にある段差は、周囲が手を出して
車椅子をちょっと持ち上げれば乗り越えられます
少しの介助、または、情報というソフト面
それがハード面とあわさってクリアーできればユニバーサルなんです
あともう一つ、
例えば、障害者の方が旅行に行くことになりました
もちろん、介助の方も一緒です
いかに、当事者の負担を減らして、安全に、楽に旅行が出来るか
を今までは第一に考えていました
でも、実際、一番大変なのは、その後ろに居る人なんです
つまり、介助者(家族)
片時も、当事者から目を離せず、
常に車椅子を持っている手も離せない
日常生活より、一瞬一瞬がずっと大変なんです
少しは、離れて一人になりたいかもしれない
それを、プラスアルファの介助人やスタッフがお手伝いすることで
お互いを縛り付けず、旅を楽しむことができる
介助する人も、される人も
その場にいる人たち皆が楽しめる環境、それがユニバーサルです
*ユニバーサルには、色々の解釈があります
上記はあくまでも、こちらの福祉事業団体の考えです
つまり、周囲のサポートや、一人一人の意識、
それから、福祉に関する情報のネットワーク、
それがいかに重要になってきているかということを
教えていただきました
まだまだ、お話は続きました
難しくとらえていた介護という分野ですが、
必要性と共に、身近に感じるようになてきて
もっと、知りたい、と思うようになりました
この夏、私、勉強します
*****************************************
貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
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先月号の旅案内で、介護タクシーを利用した旅のご報告を掲載
それをご覧になったお客様から
「介護タクシー、手配してもらえるの?」
「主人は嚥下が困難なので、刻み食を出してもらえる宿ご存知ないですか?」
と、少しずつですが、お問い合わせをいただくようになりました
私たちは介護の専門知識はありませんが、
介護のサービスを求めているお客様に
何かできることはあるはずです
それを、今手探りですが、模索中です
そこで、各部署に問い合わせて、神戸の福祉事業団体を紹介していただき、
お話を伺いに行ってきました
何も知らない、それも突然訪問した私にも
懇切丁寧に色々と教えていただき、
とにかく、勉強になりました
私が最初気になったのは、「ユニバーサル」という言葉
ユニバーサルデザイン
ユニバーサルツーリズム
確かに最近よく聞くようになりましが、
「バリアフリー」とは、違うんでしょうか
すると、
「バリアフリーというのは、ハード面のことなんです
例えば、段差がある
車椅子用のトイレがない
手すりがない ・・・ など、つまり、障害者や高齢者の方々にとっての
“壁”ですよね
この“壁”を取り払おう、というのがバリアフリーです
バリアフリーになると、誰にとっても安全で便利になります
でも、世界中全てをバリアフリーにできるでしょうか
無理ですよね
例えば、三宮元町の高架下の居酒屋
あの一つ一つに車椅子用のトイレを設置できますか?
完全フラットの店内にできますか?
例えば、古くからのお寺や神社
石段があります
取り払うことができないのは分かります
では、その全てにエレベータを設置することはできますか
昔からの歴史が刻まれて、人々に愛されてきた証が
少々不便なことを生み出しているのです
階段を上がることに意味がある、そんな場合もあるのです
従来のバリアフリーという概念でいけば、
ハンデがある人は高架下のレストランには行けません
階段の多いお寺や神社にはお参りに行けません
でも、ユニバーサルという概念でいけば、
既存の壁は、少しのサポートで乗り越えられる、ということなんです
車椅子用のトイレが全ての店舗になくても
最奥のレストランには、車椅子用トイレがある、
ということを情報と知っていて、伝えてあげれば、その壁は乗り越えられます
店内にある段差は、周囲が手を出して
車椅子をちょっと持ち上げれば乗り越えられます
少しの介助、または、情報というソフト面
それがハード面とあわさってクリアーできればユニバーサルなんです
あともう一つ、
例えば、障害者の方が旅行に行くことになりました
もちろん、介助の方も一緒です
いかに、当事者の負担を減らして、安全に、楽に旅行が出来るか
を今までは第一に考えていました
でも、実際、一番大変なのは、その後ろに居る人なんです
つまり、介助者(家族)
片時も、当事者から目を離せず、
常に車椅子を持っている手も離せない
日常生活より、一瞬一瞬がずっと大変なんです
少しは、離れて一人になりたいかもしれない
それを、プラスアルファの介助人やスタッフがお手伝いすることで
お互いを縛り付けず、旅を楽しむことができる
介助する人も、される人も
その場にいる人たち皆が楽しめる環境、それがユニバーサルです
*ユニバーサルには、色々の解釈があります
上記はあくまでも、こちらの福祉事業団体の考えです
つまり、周囲のサポートや、一人一人の意識、
それから、福祉に関する情報のネットワーク、
それがいかに重要になってきているかということを
教えていただきました
まだまだ、お話は続きました
難しくとらえていた介護という分野ですが、
必要性と共に、身近に感じるようになてきて
もっと、知りたい、と思うようになりました
この夏、私、勉強します
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TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
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