銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

須賀川の夜空に「銀のステッキ」

2015年08月23日 | Hの生きる喜び、それは

 「須賀川市ですが…遅くなりましたが、花火大会のパンフレット出来たのでお送りさせていただきました」と電話があったのはつい3日前

 
あら、わざわざご丁寧に・・・と思いながらハッと思い出しました
 
須賀川市と宝塚市は牡丹の縁で交流を深めてきた仲
銀のステッキでは観光に訪れることで復興に繋がればと、
震災の年以来毎年須賀川市を訪れてきました
 
そして、今年もバザーで集まった義援金を現地に届け、そのお金が
花火大会の協賛として利用していただけることになったのです
 
これは行かねば!!
 
花火狂のスタッフは、大曲の花火の添乗に出ています
奇しくも大曲の花火と同じ日
 
そう言えば私、今年は一度も花火を見てないな、
そう思うとどうしても行きたくなり、、、
 
気付けば今日、須賀川に来ていました!
 
前にも後ろにもお客様はいない
 
フラフラ歩いても、道を間違っても大丈夫
途中で屋台に寄ってもOK
帰りの電車も混雑も、ひとりなら何も気にしなくていい!
 
初めて穏やかに花火を観賞することができました
 
決して規模が大きいわけでも、有名な花火師が出るわけでもありません
むしろ、地方で行われている、小さな花火大会
 
それが良かった
 
パッと咲いてパッと散る単発花火
その繰り返し
一発一発にいろんな思いがギュッと詰まっているようでした
 
花火の一瞬の美が、あまりに切なくて寂しくて、
夏の終わり告げるようで、、、
 
キャッキャとはしゃいでいる女子高生の隣で
ひとり勝手に泣けてくるのでした
 
もちろんミュージック花火やナイアガラのような
賑やかな花火もありましたが、
それも地方らしい素朴なもの
ますます泣けてくるじゃありませんか!
 
そして最終章、ようやく来ましたこの瞬間!
 
アナウンス「プログラムナンバー40番
尺五寸玉 昇曲導付 小花入錦先変化」
「提供は 銀のステッキ」(ー他数社あり)
 
来たーーー!
須賀川の夜空に響く「銀のステッキ」
大きな花火が一発上がりました
 
提供者の欄には、須賀川市や福島の団体や企業がほとんど
その中で、銀のステッキ
 
嬉しいな… 
 
最終章のタイトルは「届け!響け!大空へ‼︎」でした
 
皆様の思いは、須賀川の空から全国に届いたでしょうか
 
頬を撫でる須賀川の夜風はひんやり涼しく、
夏の終わりを感じさせるものでした

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夏の名残【愛媛編】

2015年08月22日 | 見かけだおしNのつぶやき

四国に行こう!と決めて

ゆっくりしたいねぇ、が、結局ハードスケジュールになってしまう、

これも性分、と苦笑い。

3日間で徳島~高知~愛媛まで行きました。

 

無駄な時間を大切にしたい旅には、高速道路はもちろん不要。

なるべく地道を使って寄り道を繰り返すのですが、、

その根底には、何か思いがけない地方の名所や食事、名産、

人との繋がり、そんな期待もあってです。

しか~し、

四国は、国道と地図にあっても、

急に視界が薄暗くなり、あれ?さっきまで太陽がギラギラしてたよね、、、

つべこべいう間も無く恐ろしい山道に入ってしまい、これが国道!?

ウネウネ、どこまでも続く、山また山。

ガードレールなんてないから、

対向車に会ったら、、、

「落石注意」の看板の連続、、、

落石注意・・・注意ってできるのか、そもそもそんなこと!

 

長~い道のり、誰一人、もとい、車一台さえ、

遭遇することなく・・・これはこれで不安。

もし、ここで車がエンコしたら、JAFは本当に来てくれるのか?

っていうか、携帯がさっきから電波通じてないし。

 

以前に、、、こんな場所に国道がはたして必要か?

ここら出身の政治家の力か?と無駄話でもしないとやってられません。

退屈と不安だけが、妙に大音量でかけたポップな音楽にあおられ、

どよよ~ん。

途方もない山道が続く続く、どこまでも。

 

そして、毎度の驚愕、こんな山深い場所にも人の暮らしがあるってこと。

 

ラフな旅を好んで、高速利用を邪道としてきましたが、

今回気づきました。

あ、四国は無理。

旅の後半は速攻、高速に乗りました。

これは楽チン。

 

高知をたっぷり遊んだのに、まだ愛媛まで足を伸ばしたかった訳。

道後温泉も魅力的でしたが、、、いえいえ

入浴後の楽しみ、ビールのおともが目当てでした。

大黒屋のうどん。

かき揚げにプリプリのツヤうどん。風呂上がりに喉越し良く旅の〆飯でした!

 

時間がなくて、目的が明確なら、四国旅には・・・

みなさま高速利用が絶対便利です!って今更でした!?

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宝塚星組新トップ 本格始動!

2015年08月21日 | Hの生きる喜び、それは

今日の私はいつになく緊張していました

神経ずぶとく、何でもおおざっぱ、細かいことは気にしない、
そんなええ加減な私が、久々の緊張感に包まれていました

枚数、足りるかな・・・ 登録、もれてないかな?
数え間違いはないか!?

何を気にしているのかって、

「宝塚歌劇の手配したチケットを、予約したお客様にお渡しする」

ただそれだけのこと

そう、チケットをお渡しするだけのこと
時間にして、10分程度のこと

それが、添乗前夜よりも、添乗当日よりも、バスでの朝の挨拶よりも
緊張し続けるのです!!

今日は、星組公演「ガイズ&ドールズ」の初日公演日でした
星組、といういうと、今年の2月を思い出します
伝説的トップスター“柚希礼音”の退団公演
噂が噂を呼び、うちのような小さな旅行会社に連日全国から
歌劇チケット手配の電話が鳴り続けたのです

銀のステッキにとっても、転機となった星組公演

ひとまわりして、またやってきました

つまり、レジェンド柚希礼音の後任として、満を持しての
次期トップスター北翔海莉(ほくしょうかいり)のお披露目公演!

専科からトップスターになるという異例の就任が
さらに話題を集めていました

あの時ほどではありませんでしたが、今回のチケット希望者も多く
銀のステッキで手配しただけでも100枚を超えました

ファンの方が待ちに待ったお披露目公演の、さらにその初日!

その初日のチケットS席、A席をまとめて握りしめ、高鳴る鼓動を必死で抑えながら
(興奮と、心配・不安のドキドキが重なっていました)
私はチケットカウンターの前に立っていたのです

早い方は引き渡しの1時間以上も前から待っていてくださった方も!

「初日、ドキドキしますね」

そうお客様に声をかけると

「大丈夫、みっちゃんだから!何も心配いらないわ」
 →歌劇ひとこと解説/みっちゃん・・・北翔海莉の愛称

自信満々の笑み、というか、興奮を超えて安心しきった表情

すごい・・・ トップスターによせる絶対の信頼感だ、と思いました

次、そして次、とお客様がやって来ます

大劇場はますますにぎわってきました

一般ではなかなか手に入らない、初日チケット
そのプレミアチケットを握りしめて入ってくる大勢のファンの方々

いつになく、大劇場がざわめいているように思いました

そして・・・

最後の一枚をお渡しして、、、終了! 良かった!

単純な作業ですが、ファンの方にとって、そしてトップスターにとっても
お披露目初日の今日の公演は、
当たり前ですが、今日しかないのです

そのチケットが、あふれてしまっていたら・・・ 枚数が足りなかったら・・・

考えるだけでもゾッとします

さて公演の感想は・・・

もう聞かなくても分かります

だって、みっちゃん、ですから!

観劇後の感激メールも、会社に次々届いていました

新たなる 星組「ガイズ&ドールズ」開幕です!!

 

※前楽S席2枚  ございます。ご希望の方はご連絡ください。

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大曲と書いて、サトガエリと読む

2015年08月20日 | のほほん同志Aの日常

低血圧で、夜9時をまわると眠くなる私にしては珍しく、
今日は夕方からぐんぐんテンションがあがりました。

というのも、明日から恒例の秋田県・大曲の花火大会へのツアー。
私の大曲歴も、銀のステッキと同じ(+α)だけ歴史を重ね、
今年でもう6年連続、トータル10回目ぐらいになります。

盛岡のホテルの方々も、観覧席のスタッフの皆さんも、料亭のおかみさんも、
初日に訪ねるお寺のご住職も、石川啄木の家の管理人さんも、
もう、本当に長いおつきあいになりました。 

こうなると、ほぼ、里帰り状態。 

「今年も伺います。よろしくお願いしまーす」

そうお電話するだけで、懐かしさがこみあげ、それぞれのお顔が浮かびます。

現地の様子も、案内のコツも、段取りも、自分だけのゲン担ぎも、
ぜんぶ体と記憶にしみついています。

もう、すべて見える。

明日の今頃は、お客さんとのわんこ懐石の夕食が終わったころ。
そこからいつものゲン担ぎで駅前の盛岡冷麺店へとくりだし、
花火大会を前に夜食の焼肉でスタミナをつけているはず。

わーい!

もうひとつ、見えた光景がありました。
明日からの…ではなく、3年前の大曲でのワンシーン。

その年は40名様近いご参加で、添乗員も2人体制。
おひとり、歩くのに杖の必要な方があり、
花火大会終了後の混雑をさけ、ゆっくりご自分のペースで駅まで歩いてもらうため、
もうひとりの添乗員がその方と一緒に花火の途中で会場を抜け出し、
ひと足早く、大曲駅へと向かいました。

花火大会終了後――。

ほかのお客さまとともに辿りついた大曲駅は
臨時電車を待つ行列が、すでに何重にも駅前広場でうずを巻き、大混雑していました。

うっ、このなかで、無事おちあえるかな。

そう思った瞬間、なにかが私の目をとらえました。

塀のうえにすっくと立ち、白い旗を両手でにぎりしめ、力いっぱい降る、痩身の女性。

ジャンヌ・ダルク?

…もうひとりの添乗員Tでした。


彼女も今や、一児の母。 (驚愕)

7月には、花火大会終了後の新幹線の指定席を取るべく、
身重のからだで人海戦術にも参加してくれました。

時間は確実に流れているけれど、変わらないものもある。
私は明日からまた、いつもの里帰りをしてきます。


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夏の旅「高知編」

2015年08月19日 | 見かけだおしNのつぶやき

かつて、移住するなら、、、

1.信州

2.高知

3.鹿児島

なぜ二番手が高知といわれたら、単純明確で

昔見た映画「鬼龍院花子の生涯」で

夏目雅子がタンカを切る有名なシーン

“なめたらあかんぜよ”

わあ、カコイイ!

 

さて、久しぶりに生活してみたいと思っていた

高知をこの休みに訪ねました。

 

室戸ジオパーク。自然が築いた海岸線。

ここは、四国でも亜熱帯気候です。

 

やっぱりクジラの町。かつて捕鯨で栄えました。

道の駅にある小さな博物館は、室戸の民俗・風習がいっぱい。

 

思いがけず、ノスタルジックな町並みに出会いました。

 水切り瓦は、台風の被害から漆喰壁を守るため。

 

なんといっても町並みの風情を形取る「いしぐろ」(防風壁)が特徴的。

 

アレ、これは、懐かしい。私の田舎にもこんなパン屋さんありました。

あっ、未確認飛行物体か⁉

いえ、高知が生んだ菓子パン、ご存知ですか?

「帽子パン」です。

 

台風の通り道に築かれた情緒ある「吉良川の町並み」。

初めて訪ねたのに昔々見たような記憶、、、不思議です。

 

銀ステスタッフが村人登録しているという馬路村へ。

ここは、深い森の村。かつて木材産業で栄えた名残を観光資源に

「魚梁瀬森林鉄道」やインクラインに乗車できます。

清流の森では・・・贅沢に今年初の(食べおさめ)鮎の塩焼き、少々太り気味でしたが

天然ゆえ絶品でした!

 

 高知市内に入り、かねてから一度訪ねてみたかった「牧野植物園」へ。

植物学者・牧野富太郎博士の偉業をたたえる植物園です。

広大な敷地に暑さもあって少々疲れたものの、見応えは充分です。 

あと、博物館のショップは、珍しい植物の絵柄の物が多く、

個性的なモノがありますよ。楽しい。

 

さて、いよいよ高知の旅も最終章。

思い出の仁淀村にある秋葉神社を目指しました。

四国はつくづく『山の島』と思い知らされます。

丘陵地にへばりつくようにいくつもの家が建ちます。

ここに人の暮らしがあることに、驚かされます。

冬の寒い中で行われる秋葉まつり。

異形の者たちが、山深い山あいをぬぐうように練り歩く、不思議な祭りです。

石積みの舞台でユニークな舞が奉納されます。

来年、ふたたび訪ねてみたい、そう思って、この地を後にしました。

旅の〆は、やっぱり美味しいお酒と食事でしょう。

高知グルメ、青のりの天ぷらとつぼ焼きです。 

 

プライベートでは、久しぶりとなった高知の旅。

思いがけない発見もあって、また皆さんにご紹介したい場所がひとつ増えました。

ふと見上げた空は、夏の終わりを告げているようでした。

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