先日、訪ねた韓国。
まあ、久しぶりでした。
旅行業について、すぐに韓流ブームが起こり、
とにかく韓国へ添乗に出ることが増えました。
増えるということは、当然、韓国通にもなっていくものです。
歴史や文化や、食事など、、、
とはいえ、それは悲しいかな、薄っぺらいものでした。
なぜなら、常に添乗員のそばには日本語が流暢なガイドさんがいたからです。
私、完全に頼りっきりです!
なので、、、
今でもアニョハセヨか、カムサハムニダだけ。
お恥ずかしい。
さて、この度、釜山空港で、到着ロビーに待つガイドと合流しようと
出口に進むと、、、沢山の出迎えのなか、
日本語のウエルカムボードはほとんどなく、
案外簡単にガイドさんと合流できました。
過去の記憶だと、大手旅行社の看板の数々に、
埋もれるように当社の看板が・・・・見つけるのに大分と時間がかかったものです。
こんな場面でも、
「あ、本当に日本人減っているんだ」と。
ガイドさんも5か月ぶりの仕事と話されていました。
これだけ日本語が話せるのに、、、自宅待機とは。
せっかく難しい日本語を学び、それを活かす志があったはず。
それが、全く機能していない、この状況。
言葉は、残念ながら使わないと退化の一途。
いつまで続くのか、、、とずいぶん嘆いておられました。
熱心に、耳を傾けられるお客様。
土産店もしかり。
日本語が消えて、中国語に変わっていました。
店のおばさんは、
この歳で、中国語勉強中・・・と苦笑い。
いっときのブームで、多くの日本語ガイドが誕生したはず。
お世話になったあのガイドさんたちは、今どうしていることでしょう。
僅かな滞在でも、旅を通じて、親近感が沸くというもの。
また次回ね、そう言って今回もガイドさんとしみじみとお別れしました。
またね、と。
あっ、やっぱり韓国旅行は楽しい。
そして、それはガイドさんによるところが大きい。
だって、何度来ても思うのです。
どこにいてもあんまり日本と変わらない風景だなぁ、って。
慶州のように地方を訪ねると、特にです。
ハングル語の看板がなければ、
あれ?ここ、丹波篠山?なんて、、、
低い山に囲まれて、稲穂が風にふかれ、柿がみのり、
なんとものどかな秋の風景。
おなじみです。
海外にいく醍醐味、
絶景なるびっくりや、
驚愕の異文化は残念ながらここにはないのです。
《もちろん、外観、絵ズラ的にね》
ただ、あ、やっぱりこういう点が似てるんだ、日本と。
そう、思うことが、もしや
韓国旅行の醍醐味だったりして・・・
まあ、いいや、毎度、私のひとりごと。
でも、旅って、スゴイ。
これだけは、言える。
自分でちゃんと見聞したことが、視点であるべき。
そこからの、Yes or Noであって欲しいな。
「こんなに、綺麗な国とは思わなかった」
ドキドキ初訪韓のお客様の旅行後の言葉。
これ、嬉しかったです。
また来よう。
そしてまた今回のガイドさんと、お仕事しよう。
その日まで、 またね。
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