銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

また会いましょう

2015年10月12日 | 見かけだおしNのつぶやき

先日、訪ねた韓国。

まあ、久しぶりでした。

旅行業について、すぐに韓流ブームが起こり、

とにかく韓国へ添乗に出ることが増えました。

増えるということは、当然、韓国通にもなっていくものです。

歴史や文化や、食事など、、、

とはいえ、それは悲しいかな、薄っぺらいものでした。

なぜなら、常に添乗員のそばには日本語が流暢なガイドさんがいたからです。

私、完全に頼りっきりです!

なので、、、

今でもアニョハセヨか、カムサハムニダだけ。

お恥ずかしい。

 

さて、この度、釜山空港で、到着ロビーに待つガイドと合流しようと

出口に進むと、、、沢山の出迎えのなか、

日本語のウエルカムボードはほとんどなく、

案外簡単にガイドさんと合流できました。

過去の記憶だと、大手旅行社の看板の数々に、

埋もれるように当社の看板が・・・・見つけるのに大分と時間がかかったものです。

 

こんな場面でも、

「あ、本当に日本人減っているんだ」と。

 

ガイドさんも5か月ぶりの仕事と話されていました。

これだけ日本語が話せるのに、、、自宅待機とは。

せっかく難しい日本語を学び、それを活かす志があったはず。

それが、全く機能していない、この状況。

言葉は、残念ながら使わないと退化の一途。

いつまで続くのか、、、とずいぶん嘆いておられました。

 

熱心に、耳を傾けられるお客様。 

土産店もしかり。

日本語が消えて、中国語に変わっていました。

店のおばさんは、

この歳で、中国語勉強中・・・と苦笑い。

 

いっときのブームで、多くの日本語ガイドが誕生したはず。

お世話になったあのガイドさんたちは、今どうしていることでしょう。

 

僅かな滞在でも、旅を通じて、親近感が沸くというもの。

また次回ね、そう言って今回もガイドさんとしみじみとお別れしました。

 

またね、と。

 

あっ、やっぱり韓国旅行は楽しい。

そして、それはガイドさんによるところが大きい。

だって、何度来ても思うのです。

どこにいてもあんまり日本と変わらない風景だなぁ、って。

慶州のように地方を訪ねると、特にです。

ハングル語の看板がなければ、

あれ?ここ、丹波篠山?なんて、、、

低い山に囲まれて、稲穂が風にふかれ、柿がみのり、

なんとものどかな秋の風景。

おなじみです。

 

海外にいく醍醐味、

絶景なるびっくりや、

驚愕の異文化は残念ながらここにはないのです。

《もちろん、外観、絵ズラ的にね》

ただ、あ、やっぱりこういう点が似てるんだ、日本と。

そう、思うことが、もしや

韓国旅行の醍醐味だったりして・・・

 

まあ、いいや、毎度、私のひとりごと。

でも、旅って、スゴイ。

これだけは、言える。

自分でちゃんと見聞したことが、視点であるべき。

そこからの、Yes or Noであって欲しいな。

「こんなに、綺麗な国とは思わなかった」

ドキドキ初訪韓のお客様の旅行後の言葉。

これ、嬉しかったです。

 

また来よう。

そしてまた今回のガイドさんと、お仕事しよう。

 

その日まで、 またね。

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佐賀バルーンフェスタ、開催迫る!

2015年10月11日 | のほほん同志Aの日常

今日、久々に実家に帰ったら、なんじゃこれ?

子どもの落書きのような、こんなのがありました。


 
先月、旅先で右手を骨折した母が、
絵付けの練習で描いたんだな、ということは分かりました。

(母は退職後、陶芸をはじめて、縄文土器のような皿を量産しています)

小学生のようなカクッカクの飛び跳ねてる文字で、名前もいくつも書き連ねられており、
なんだか微笑ましい…いや間違えました、泣けます。

まぁ、なんにせよ。

見慣れたものより、あれっ?と思うような
目新しいものや風景のほうが、脳にはいいに決まっています。

というわけで、もともとは、新しい風景をご覧いただきたいと企画した
熱気球の祭典、「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」。

力不足で、残念ながら先日中止してしまったのですが、
ご予約をちょうだいしていた数少ないお客さまのおひとりが、
「どうしても行きたい」と仰ってくださり、個人旅行として手配させていただきました。

会場の河川敷へはこの期間、JRの臨時駅が設けられるので、足がなくても大丈夫。

こんな新しい風景を見てみたいなぁと思われる方、ぜひご相談ください!



写真は、今年の2月に新潟県小千谷で見た
雪のなかのバルーンフェスティバル、「小千谷風船一揆」です。

口がぽかんとあいてしまう、まっさらな風景でした。








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めざせ、「まるっと四方よし」

2015年10月09日 | のほほん同志Aの日常

その名を初めて知ったのは、日曜の午後にぶらりと入った
明石の魚の棚の一画にある立ち呑み屋でした。
(日常がもろばれですね…)

そこは魚の棚に並ぶとびきり新鮮な魚を刺身や天ぷらでいただきながら
真っ昼間からおいしいお酒が飲めるという、まるで白昼夢のようなスペースなのですが、
その手前は酒屋さんになっており、全国選りすぐりのお酒がおいでおいでと手招きするのです。

そこで出会ったのが、「じゃばら村」というリキュール酒でした。

奥で一杯いただいて、あまりの美味しさに買ってかえり、
製造元はとみると、「吉村秀雄商店」とあります。

初めて聞く名前。これが蔵元?

何日かして、風呂上りに欠かせない一杯になっていたので、
取り寄せようと「吉村秀雄商店」のホームページを見ました。

和歌山で古くからつづく蔵元のようです。

いろいろな日本酒や、果樹王国和歌山ならでは果物のリキュールが紹介・販売されているなか、
私のお目当ての「じゃばら酒」は…

「じゃばら酒は弊社オンラインサイトでは販売しておりません。
 特約店でお求めください」

との文字。

え、なんで?

さらに読むと、

「皆様に旨し酒をお届けするため
 当蔵の酒をきちんと管理していただいている特約店様は全国にございます。
 お近くの特約店様をお調べしてご紹介しますので、お気軽にメールかお電話を下さい 」

とのこと。

魚の棚のあの店で売っているのは知っている。
でも、電車を乗り継いで1時間半かかるし、そうちょくちょくは行けないのよ…と落胆しつつ、
けっきょく翌日、魚の棚のその店に、注文の電話をしていたのでした。

今はもう、じゃばら村もオンライン販売されている(?)ようですが、
でも、そのとき面倒だなぁとぼやきつつ、思ったのです。

商売先をたいせつにしている蔵元なんだなぁ、と。


話は一瞬飛びますが、この夏、刊行された村上春樹氏のエッセー集、『職業としての小説家』。

ネット書店の浸透で、街の本屋さんが次々と消えていくなか、
その流れに対抗するため、紀伊國屋書店が初刷り10万部のうち9万部を買い取って
全国の書店で販売したことで話題になりました。

ネットでは売っていない。
本屋、または酒屋に行かないと買えない。

作り手としては、どこでもいいし、どんな形でもいいから売ってくれ~というのが本音でしょうし、
また商品によっていろいろ法律の規制もあるのでしょうが、
でもでもシンプルに極限すれば、売り手を決められるのは、作り手だってこと? 


近江商人の格言、「売り手よし、買い手よし、世間よし」の三方よしは、
本来、作り手も加わっての四方よしなんでしょう。

便利さは、一点集中を加速させます。
もちつもたれつ、のバランスを壊してしまう。

買い手に多少の不便を強いてでも、「売り手よし」を守ることで、けっきょくは
「作り手よし、売り手よし、買い手よし、世間よし」の
まるっと四方よしに治まるんじゃないかと思うのです。


そんなこんなで吉村秀雄商店さん、
先日の銀ステ・ツアー、利き酒「日本酒にしろ!の会」ではたいへんお世話になりました。 

これからも明石・魚の棚の「たなか酒店」さんとあわせてお世話になりますので、
よろしくお願いします!

 

 

 (大正4年の創業当初から使われているという土蔵蔵には、地下の貯蔵庫も!)


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どなたでも、どうぞ

2015年10月08日 | Hの生きる喜び、それは

もう、23回目になりました!
介護タクシーを使って、ご自宅からご自宅までのバリアフリー旅行

おかげさまで、福祉施設からのご参加の方も増えて
車椅子でも参加できる旅行、という認識が少しずつ広まり
私たちも嬉しいのですが、その反面、銀のステッキの旅サロン会員様より
「車椅子でないと参加できないのかと・・・」
「興味あるけど、私はまだラヒホ旅行には早いんじゃないかと・・・」

と、二の足を踏んでおられるというのを、ポツリポツリと聞くことがあります

皆さま、そんなことありません!

まず、車椅子でなくても、ご参加いただけます!!(もちろん!)

年齢は関係ありません!お若くても、怪我や体調不良などで
通常のバス旅行に行くのがツライ時もきっとあると思います

そんな時は、ぜひラヒホ旅行をご利用下さい
ご自宅までお迎えにあがり、ご自宅までお送りさせていただきますし
ご出発はゆっくり(9:30~10:00頃)
お帰りは早く(15:30~16:00頃)と、帰ってから夕食の用意まで
ほっとひといきする時間も充分あります

今回のラヒホ旅行は、
「介護タクシーツアーでも、ゆっくりとお食事だけを楽しむようなものがあれば」
そんなサロン会員様のお声から計画しました
ですから、お食事の質も落とさず、それだけで満足していただけるようなお店
(もちろん、バリアフリーで)をピックアップ

お昼をいただいた「芦屋、京料理たか木」さんはミシュラン二つ星★★
ゆっくりと少人数でお食事を楽しむことができました


ご参加のお客様は、ほんの少し前までは
銀のステッキのバスツアーによくご参加いただいており、
私も何度もご一緒したお客様ばかり

―何だか、私のための旅行みたい
―もし、バスツアーに行けなくなっても、このラヒホ旅行があると思えば
いざとなっても参加できる、っていう安心感があるのよ

そう仰っていただくと、私たちも嬉しい限り

ですから皆さま!どんなものか、ぜひ一度参加してみてください

もちろん、どなたでも大歓迎です!

来月11月も、「観光」「美食」のテーマでラヒホ旅行のご案内をさせていただきます

今月は、来週13日・15日に神戸コンチェルト・ランチクルーズに行って参ります
まだお席ございますので、ご興味ある方はお問い合わせ下さい

期日: 10月 13日(火)、15日(木)
代金: 16,000円(介護タクシー代・昼1食)
行程: 各ご自宅(9:30~10:00)
=神戸コンチェルト(中華料理のランチクルーズ)
 12:00出航~13:45帰着
=各ご自宅(15:00頃)
 *車椅子ごと船に乗ることが可能です

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言葉力は、人間力かもしれない

2015年10月07日 | 見かけだおしNのつぶやき

俳句かぁ。

なんか、賢(かしこ)に思われたりして、、、、

結局、言葉、国語力でしょう、

と、臨んだ?俳人夏井いつき先生の句会ライブ。

会場はほぼ満席。

テレビの辛口トークも大人気とあって、皆さんの期待値も高く。

興味津々。

 

もともと国語の先生で、俳句の面白さを子供達に教えるために

この句会ライブを続けてこられたと聞きます。

日常にこそ俳句の種は転がっていると。

 

実際、面白いイベントでした。

 

ライブって?

どんなことをするのか予想がつきませんでしたが、

観客参加型のいわゆるゲーム感覚で楽しめる、なるほどの演出でした。

つまり、台本のないぶっつけ本番!

しかもモジモジの素人いじり。

これって相当にハードル高いはず。

 

夏井さん、ほんと言葉が巧です。

 

俳句うんぬんより、そのポンポン出てくる出てくる

言葉の豊かさに感嘆ひとしきり。

テレビとは違って、タレントさん相手に

過度に厳しく・キツくもできない。

 

素人の私たち相手に、それでも笑いを取りながら、

辛口キャラに徹するって、結構な技あり、とみました。

それだけ、国語力にもまして、人間探知力がある方なんだと思いました。

 

あと、面白いことに、人って、なんだかんだいいながら、

課題をあたえられると、やる気がでるんですよね。

イヤダイヤダと言ってた人も、あら不思議!

わずかな時間で、夏井先生の巧みな話術にしっかり乗せられて、

5分で俳句を作り上げたのですから。

 

そして、入賞するかもと、もしや私の作品が?な~んて、

俄然、あつかましさも湧き出たりして、、、

その緊張と期待が入り混じり、久し振りの高揚感に囚われて

2時間があっという間でした。

 

最初は、ご一緒したお客様も、

2時間もいったい何をするの?

講演会でしょう?

どんな舞台になるのか見当もつきませんでしたが、

フタを開けてみれば、大爆笑に涙ありの句会ライブとなりました。

 

言葉力でしょう、とばかりに参加して、

さらに、

広告のキャッチコピーのように

センスのいい言葉を並べればいいのでしょう、

と、臨んだ初めての一句投稿。

私、完全なる撃沈でした。

 

そして、夏井先生が選ばれた俳句とは・・・

奇をてらったものでなく、

読み手が、あれこれ想像をふくらませることのできる、

シンプルで、かつ共鳴できるものばかりでした。

 

それは、テレビで見る、プロいじりの笑いではなく、

宝塚、及び周辺の一般の私たちでさえ笑いになる、

素だからこそ、お膳立てなしだからこそ起こる生の声、これが面白い!

人間臭さ。

まさに俳句の原点のように思えたのです。

 

言葉を飾り付ける高度な技の習得の前に、

素直な心をストレートに読んだ句の方が、美しい。

と、それを知りました。

 

世界一短い詩と呼ばれる俳句、

そこに広がる情景は作者・詠み人ではなく、

読む人によって、無限に広がっていくのですね。

 

テレビで見る以上に、大きな人間力を感じるライブパフォーマンスでした。

【ご報告】

沢山のご参加がある中、なんと銀ステより、3名様が入賞されました。

お見事!

 http://100nenhaiku.marukobo.com/?eid=1293271

↑夏井いつき先生のブログに当日の様子が記載されています↑

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