銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

まずは、一歩

2016年07月20日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

毎朝の用意にバタバタしている中…
子供がそろ~っと、むく~っと、ほい~っと
何にもつかまらず立って、一歩だけ前に足が出ました。

思わず、子供に「歩けるん?」と聞いてしまった私。
本人は、特に喜ぶ様子でもなく、はいはいでその場を去り、
お目当てのおもちゃで遊んでいました。

もう間もなく産まれてから1年です。
成長を感じ、私自身も顔がほころんでいます。

今日この報告を他のスタッフにすると、
私自身がいつもより朝から弾んでいたとのこと。
素直にうれしいです。

見守ってくれる多くの方に支えられて、今があります。
ありがとうございます。

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7月26日(火)繁昌亭「お笑い怪談噺」

まだ間に合います。ぜひ、お問い合わせください!

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バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com 


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123Mの空旅へ

2016年07月17日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

日本一の大観覧車、

エキスポシティ「レッドホース オオサカホイール」。

旅が始まる前、広い敷地のエキスポシティの

どこに車を駐車するか運転手さんと打ち合わせ。

お天気のあまりに良かったので、

駐車場を間違えると、

暑い中、広い敷地内をウロウロすることになりかねません。

先週、家族で大観覧車に乗ってきたんだと、運転手さんが
写真を見せてくれました。

どの写真も大観覧車が、1/2もしくは1/3しか映っていません。

それほど巨大ってことで、期待に心膨らみます。

そして、それ以上に、現地を知る運転手さんだということに

ほっとしました。

当日券を購入済みの銀のステッキ旅行一行は、

到着後すぐに大観覧車を目指しました。

一番乗りです。


埃が積っていない、錆もない、ピカピカしている車体の足元で

大観覧車を見上げる一同。

肉眼では、全体をとらえることができません。

お客さんを見送ってからどこだったら全体が見えるのか、
150mくらい下がってみました。

こちらがその写真。
比較するものがなく、分かりずらいですが、、、

やはりデカかった。

あるお客様は、

「ツアーに申し込んでから気付いたんですが、
私、高所恐怖症なんです」

!?

ゴンドラは、座席以外すべて全基シースルーです。
苦手な方は、足元に目隠しのシートを敷いていただけます。
さきの高所恐怖症の方はもちろんご利用されました。

一周18分の空旅を終えて、地上へ帰って来られたお客様は、

楽しかったわ~と、満面の笑顔。

「もしかしたら高所恐怖症じゃないかもしれないわ。
目隠しのシートをめくってみたけど、大丈夫だったから」

遠くからでも大観覧車の姿がはっきりと目に飛び込んできて、
近くに来るとその大きさに迫力を感じました。

下で待ちぼうけは、つまらない。


次は、私自身も乗車するぞと意気込んでいます。

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チケットのご案内です。

12月4日(日)「桂文珍 兵庫大独演会」

ぜひ、お問い合わせください。
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八角(はっかく)のように

2016年07月16日 | のほほん同志Aの日常

何かの本で読んで、妙に記憶に残っている一節。
旅先の北海道の居酒屋で、ひとりの酔客がカウンターの板前に訊いています。

「いまは何が旨いんすかね」 ――そりゃぁ、八角でしょ。

「じゃあ、その八角ください」 ――八角、どうすんの。

「…えっと、じゃぁ、刺身で」 ――八角は焼かなきゃダメでしょ。

どうやらぶっきらぼうな板前さんで、客はあわてて注文を変えます。

「あ、そなんすか。じゃぁ、塩焼きで」 ――塩? 八角は味噌でしょ。

それなら最初から味噌焼きにしてくれよ、と内心憮然としながら、
出てきた八角の味噌焼きをひとくち食べてみて、まるで海のミルクのように豊かな味わいに驚く、
――そんなくだりでした。

その本を読んで以来、いつか食べてみたいと思っていた八角が、目の前にありました。

ちゃんと、味噌焼きでした。

八角というのは、深海魚だそうです。
頭を落として体を横から見ると、スパーンと八角形。だから、八角。

道北の山あい、ひなびた温泉旅館での食事です。
本のなかの酔客のように、感動するというお味ではありませんでしたが、
それでも長年記憶のどこかにあった八角を前に、私は満たされていました。

テーブルは、珍しい八角に、話題が集中していました。
でも、どうも…不評。

「これ、味噌のお味で、魚の味が分かんないわね」
「ほんと。刺身にしてくれたらいいのに」

――ちがいますよ。八角は味噌焼きなんですよ。

そう思いましたが、口にはしませんでした。


八角ではありませんが、最近、深い海の底に潜りこみたくなります。

ふだんの私は、浅瀬にいます。

浅瀬には知っている人が多くて、みんな次々と声をかけてくれます。
それに返事をして、必要な受け答えをして、笑ったり、謝ったり、あれこれしていると日が暮れます。

浅瀬での毎日はにぎやかで楽しい。
けれども、とても息が浅い。
その息の浅さにときどき息切れしたようになり、思いっきり深呼吸したくなるのです。

だから、この連休は、久しぶりに海の底に潜りこもうと決めていました。

金曜日の朝、1日の仕事を終えたらそのまま出かけるつもりで、
3日分の着替えと、読みたかった本の入った大きな荷物を持って、自宅を出ました。

事務所につくなり、ニースでの出来事を知りました。

ニースは私自身、4年前に訪ねたところです。
朝のプロムナードザングレも歩いた、神様に祝福されたように美しい街だった、それがなぜ。
そんな思いのどれもこれも、条件反射の、出来あいの、浅瀬での言葉です。
事件を受けて、今朝からネットとメディアで盛んに飛び交っている大多数の言葉と変わらない。

夜遅く目的地に着き、持ってきた本をベッドで開きました。

昨年11月にパリで起こった同時多発テロで、妻を失ったアントワーヌ・レリスさんの
『ぼくは君たちを憎まないことにした』(ポプラ社)

アントワーヌさんとともに残されたひとり息子は、事件当時、生後わずか17ヶ月。
読みながら、深い海の底に潜っていくような感覚を覚えました。

 ぼくは君たちに憎しみを贈ることはしない。
 君たちはそれが目的なのかもしれないが、
 憎悪に怒りで応じることは、君たちと同じ無知に陥ることになるから。
 君たちはぼくが恐怖を抱き、他人を疑いの目で見、
 安全のために自由を犠牲にすることを望んでいる。
 でも、君たちの負けだ。
 ぼくたちは今までどおりの暮らしを続ける。

この一節は、パリでの同時多発テロ後、著者がフェイスブックに投稿したもので、
日本でも紹介されたので、ご存じの方も多いでしょう。

この本にはその前後、テロが発生した夜からの二週間がつづられています。

 ほとんどの人は、ぼくを怪しむ。
 エレーヌが死んだ時の状況を見逃しているのか、もう忘れたのか、
 それとも許したのか、と訊いてくる。
 何も許していないし、何も忘れていない、
 何も大目に見ていない、しかもこんなに早く何を。

 被害を受けた人たちがそれぞれ自分の暮らしに戻っても、
 ぼくたちはいつまでもこの事件と共に生きるだろう。
 これはぼくたちの物語だから。
 拒めば自分を拒むことになってしまう。(中略)

 憎しみは犯人の罪を重くすることに役立つかもしれない。
 被害を量る裁判のために。
 でも、人は涙を数えることはできないし、怒りの袖で涙を拭うこともできない。
 相手を非難しない人々は、悲しみとだけまっすぐに向き合う。
 ぼくは自分がそういう人間だと思う。
 

 やがて、あの夜何が起こったかをきいてくるに違いない息子と一緒に、向き合おうと思う。
 もしぼくたちの物語の責任が他人にあるとしたら、あの子に何といえばいいのだろう?
 あの子は答えを求めて、その他人に、
 なぜそんなことをしたのかと問い続けなければならないのだろうか?
 死はあの夜、彼女を待っていた、彼らはその使者でしかなかった。

 元の暮らしにはもう戻れない。 
 だが、ぼくたちが彼らに敵対した人生を築くことはないだろう。
 ぼくたちは自分自身の人生を進んでいく。


一夜明けて、思いました。

世界から失われつつあるのはきっと、潜りこむ深さなのです。

世界の中心が、どんどん浅瀬に上ってきている。、
皆が浅瀬に集まり、浅瀬で言葉を発している。
そこでの言葉に浸っていると、それを自分の考えのように勘違いもしてしまう。

浅瀬で生まれた薄っぺらな言説はメディアとネットを通して世界と仲間うちを駆けめぐり、
自己愛であふれているどころが、むしろ空っぽの体と心に入りこむ。

もっと深く潜らないと。
深いところで、大きく息をしないと。
海の底で生きる八角のように。


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オホーツク花街道 第2問の答え

2016年07月15日 | のほほん同志Aの日常

 きのう出題の問題、

オホーツク花街道3泊4日の旅行、
初日の出発地、稚内空港から最終日の女満別空港へ行くまでに、
いったい幾つの市町村を通ったでしょうか。

自分でつくった問題、
自分で地図を見ながら数えてみました。

南下する途中で地図が足りなくなり、
さらに大きな北海道全図を見ながら出した答えは…15??

自信がないので、ドライバーの佐藤さんにも訊いてみました。

いただいたメモがこちら。

 

正解は、15! (佐藤さん、字もきれい)

数の帳尻はあっていました。


15もの町や村を駆け抜けた北海道。

広かったな。大きかったな。
そして何より。
わたし、北海道、大好きだな。

いつにもましてそう思った4日間でした。


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オホーツク花街道より出題その2

2016年07月14日 | のほほん同志Aの日常

きのう出題した、北海道の難読地名。

難しかったのではないでしょうか。




回答を記しておきます。

1、ちらいべつ
2、はまおにしべつ
3、えさし
4、おうむ
5、おこっぺ
6、ゆうべつ
7、ふうれっぷ
8、くんぬい
9、しむかっぷ
10、もせうし
11、わっさむ
12、あしょろ
13、おとふけ
14、びらとり
15、かむいこたん
16、びんねしり
17、おといねっぷ
18、るべしべ
19、くっちゃん
20、おしゃまんべ

ちなみにご参加の方の最高得点は、9点でした!

さて、つづいて第2問。
(こちらもツアーの最終日、出題した問題です)

下の地図上のルートを3泊4日で訪ねた今回のツアー。
初日の出発地、稚内空港から最終日の女満別空港へ行くまでに、
いったい幾つの市町村を通ったでしょうか。





答えは、また明日。
(って、これ、いつまでつづくのやら)


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