ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

書評から本郷先生の名前が消えた。:朝日新聞

2016-04-03 06:40:25 | 日記
日曜日の朝日新聞には,「読書」のページがあります。
今までも何度か書きましたが,
JMOOCでお世話になった本郷和人先生の書評を読むのが好きでした。

が,
今日,新年度の書評委員の名前の中に,本郷先生の名前がなくなっていることに気がつきました。
それどころか,委員の先生の中に歴史学者が一人もいないではありませんか!!!

残念です。

そりゃ,いろんな分野があるのだから,
昨年度は歴史学者がいたけど,抜けていた分野もあったのでしょう。

でも,私は書評委員の中に,本郷先生の名前がないこと,歴史学者もいないことはショックです。

書評委員の人しか朝日新聞の読書ページは書かないのかしら?

明日,歴博の本がコンビニに届きます。
今はその本を楽しみにしています。

PS. 3月27日 朝日新聞「読書」より

(書評)『琉球王国と戦国大名 島津侵入までの半世紀』 黒嶋敏〈著〉
   (略)
歴史を勉強してきて漸(ようや)くつかめたのは「日本は一つの国である」という常識には疑う余地がある、という感触である。たとえば古代の東国に朝廷の威令は届いていまい、戦国大名は独立した地域の王と捉えられる等々。歴史研究者たる私は、日本はいかなる国だったかを見据えた上で、沖縄にどう向き合うかという問いへの答えを探していこうと思う。その一環として史実を正確に知ることは不可欠であり、そのために本書は有意義な情報を与えてくれる。信頼できる一冊である。
 評・本郷和人(東京大学教授・日本中世史)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする