ATSUー歴女(おばさん?)のひとりごとー

見たこと・聞いたこと・ちょっと調べたこと,気ままに「My 日記」として書いています。

地震・台風の被害とレスキュー(古文書等)

2019-11-18 12:31:50 | 古文書
NHK古文書解読実践コース2019年度第2回の
「あなたの声」には,
「救出された屏風の下張り文書(2009年台風9号)」(2019.10.21)
に書いた通りのことを書きました。

先日,そのNHK古文書解読実践コース第2回が返ってきました。

成績はいつの通り「A」(あの「A◎」は幻?)
先生の「講評」には,
もちろん私のリポートについても書いてくださっているのですが,

私の「あなたの声」を読んでくださって,
「台風,地震の度に史料レスキュー活動が活躍しますね。
 しかし今回は多摩川で川崎市の博物館の収蔵庫がやられました!
 被害はこれから明らかになると思いますが。」
と書かれています。

関西に住んでいる私は,関東のことを詳しくは知りませんでした。

すぐに,ネットで調べました。

川崎市市民ミュージアムのホームページには,
「お知らせ 
 台風19号の被害により,当面の間,
 休館させていただきます。」
とあります。

11月16日 朝日新聞デジタルには,
川崎市市民ミュージアムは,台風により,地下部分が水没。
収蔵品を保管する収蔵庫すべて水没。
そして,カビの繁殖を防ぐため,
紙の収蔵品は冷凍コンテナで一時保管する方針であることなどが書かれていました。


改めて,台風19号の被害の大きさにビックリしました。

古文書等のレスキューについては,
今まで何度か書いていますが,
2018年の「今日は震災23年です。」の記事に下のようにまとめています。

2016-01-22「秀吉の手紙 その1」
 一部,古文書や文化財のレスキューについて書いています。
 先日,NHKニュース関西版だったと思いますが,
 神戸大学の奥村さんを中心とするレスキューの報道がありました。
 【阪神・淡路の経験から】地域に残る歴史資料を守る
  http://www.nhk.or.jp/sonae/douga/hinanseikatsu_0003.html

2016-03-11「秀吉の手紙 その2  特別展「秀吉からのたより」」
 同じく,一部,古文書等のレスキューについて書いています。 
  この時の古文書の修復については,
  「大津波被災文化財保存修復技術連携プロジェクト」
  「歴史資料ネットワーク」で調べていただければ,分かると思います。


奥村さんのNHKの話は,すでに古くなっているので,検索しても出てきませんね。
すみません。

地震・台風の被害とレスキューについては,
2015年1月の
「特別企画展 阪神淡路大震災20年
 災害と歴史遺産
  ー被災文化財等レスキュー活動の20年ー」
の研修会できいた
陸前高田市立博物館学芸員の先生が忘れられません。

もうすぐ,阪神淡路大震災25年です。




 
コメント
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