小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



関東の中でも温暖な小田原に住んでいると、家の近所に雪が積もるのは数年に一度くらいなので、箱根の山々が雪で白くなるとつい雪景色を見に登りたくなってしまう。先週金曜日から土曜日は小田原市街では雨だったが箱根では雪だったようでなので、17日の午前中に明神ヶ岳に出かけた。 16日の土曜日、南足柄市内をランニング中に明神ヶ岳方面を見ると山頂付近が白く雪化粧していた。木々にも雪が積もっているようでひょっとすると一面の銀世界かもしれない。ランニングを中断して明神ヶ岳に登ろうかと考えたが、明日まで雪が解けなさそうなので明朝出かけることにした。 17日午前8時9分、明神ヶ岳の最乗寺側の登山道入口。気温は氷点下2度ほどでかなり寒い。登山開始から35分ほどで見晴小屋へ。先月の明神ヶ岳登山では、ここでアイゼンを装着したが思ったよりも雪が少なく歩きやすい。午前8時55分、登山道の開けた場所へ。ここは雪が積もるとゲレンデみたいになるのだが、ここも雪が少なくて拍子抜け。午前9時28分、谷筋の登山道を山頂へ。標高が800mを超えたあたりからだんだんと雪が多くなってきた。前日はパウダースノーだったようでサラサラとした感触の雪の上を歩くのは気持ちが良い。午前9時42分、谷筋を抜けて尾根へ。早朝は天気が良かったのだが、この時間になって薄曇が広がり始めてきた。登山道の積雪は5センチほどなのでアイゼン無しで山頂まで登れそうだ。午前9時49分、明神ヶ岳山頂に到着。思ったよりも雪が少なくて残念だったが、重い登山靴でまあまあのペースで登れたので良しとしよう。山頂からは箱根の山々が良く見渡せる。神山方面を見ると地獄谷や大湧谷が雪で白くなっている。強羅辺りの露天風呂につかって雪景色を眺めたいものだ。富士山も金曜日にかなり雪が降ったようでより一層白く見える。来月くらいには麓周辺のハイキングに出かけたい。普段はトレーニングで登っている明神ヶ岳だが、雪が降ると景色が綺麗でトレーニングの辛さがまぎれる。これからだんだんと暖かくなってくるので雪景色の明神ヶ岳は今回の登山で最後かもしれない。雪が解けて暖かくなったら坂道トレーニングで小田原から走って登らねば。下山は1時間20分ほどで最乗寺へ。ちょうどお昼時だったので、帰り道に塚原の県道74号沿いの駒形に立ち寄り昼食。相当空腹だったのでかつ重の大盛りを注文。登山で消費したカロリーを超えそうなボリュームだが、さっくりとあがったロースカツのかつ重はとても美味い。少し食べ過ぎたので午後も身体を動かさねば。

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