都心と小田原の夜景を比べると一つ大きな違いがある。小田原の夜景の中にはビルの上で点灯・点滅する赤や白の電灯がほとんどない。都心の高層ビルの上で点灯・点滅している電灯は航空障害灯で、航空法によって地上より高さ60メートルを超える建造物などに設置が義務付けられている。私が把握している小田原市内の航空障害灯は2ヶ所で、その中の一ヶ所が小田原市荻窪の鉄塔上に取り付けられている。 小田原市荻窪の合同庁舎の東側に赤と白に塗装された大きな鉄塔がある。この赤と白の塗装は昼間障害標識で航空法により、やはり高層の構造物や送電線などはこの色の塗装が義務付けられている。 鉄塔は3階建てのNTT東日本神奈川小田原サービス担当のビルの上に設置されている。この鉄塔について調べたところ1986年の3月にNTT谷津局の無線中継用の鉄塔として建設されたもので、高さは67m。かなり大きな鉄塔だが工期は1ヶ月ほどで完成したとのこと。 この鉄塔の上部に夜間点灯する赤色の航空障害灯が取り付けられているが、鉄塔下からだとどれが航空障害灯なのかよく分からず。 たかん堂からわんぱくらんどへ向かう農道の途中から鉄塔のある風景を撮影。本当は夜景の写真を使いたいのだが、私の使用しているコンデジでは夜景の写真が綺麗に撮れないので昼間の風景で勘弁。機会があれば薄暮の街並みと鉄塔上の電灯が点灯している写真を撮りたいと考えている。
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