小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



小田原駅東口のお城通りと臨時駐車場で、まもなく再開発事業が始まる。東口臨時駐車場周辺の再開発は今から5年ほど前に一度、開発事業者も決まったが、工事着工前に事業者が経営破たんし計画は中断したままとなっていた。 2007年に再開発事業が中断した小田原駅東口臨時駐車場。当初の計画では駐車場と商業施設を同時に整備する予定だったが、新しい再開発計画では先行して駐車場施設ゾーンが整備される。既に事業施工者は決定しており、今年の8月には整備基本計画も策定された。先日、その策定された整備基本計画(PDF)をプリントアウトして、整備の行われる小田原駅東口臨時駐車場へと出かけた。資料の「小田原駅東口お城通り地区再開発事業 駐車場施設ゾーン整備基本計画」は18ページほどの計画書で計画の位置付けや図面、整備計画などが結構詳細に記載されている。土地利用の方針図によると、現在の小田原駅東口臨時駐車場の旭丘高校側半分が駐車場施設ゾーンとして、ラスカ側が広域交流施設ゾーンとして整備予定。小田原駅東口臨時駐車場の旭丘高校側に整備される駐車場施設ゾーンのパース画。地上5階建ての駐車場施設に公共・公益施設も併設される予定で事業費は約22億円。このパース画は、ミスタードーナツ前から旭丘高校方面を見たところだと思われる。新しい駐車場施設ゾーンが完成するとアプローチ道路は2箇所に設けられる予定で、ミスタードーナツ前のお城通り交差点が十字路になって、駐車場の入退出口になる。もう一箇所のアプローチ道路は旭丘高校側で、現在の退出路より青橋側に入退出路が設けられる。駐車場施設ゾーン整備と平行してお城通りの緑化なども行われ、旭丘高校前のお城通りにはポケットパークも整備されるようだ。計画では9月17日から駐車場施設ゾーン整備のため旭丘高校側が閉鎖される予定だったが、今日の段階ではまだ閉鎖されていなかった。退出路横に重機が数台用意されていたので、遅くても連休後には着工するのではと思う。長年の懸案事項だけあって再開発の行方が気になるところ。工事の様子をこまめに記録したいと考えている。

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