お気楽忍者のブログ 弐の巻

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琵琶湖博物館1 琵琶湖のおいたち

2022年02月19日 12時00分00秒 | 行楽・旅行記(過去編3)

2019年 滋賀県立琵琶湖博物館(滋賀県草津市)

2019年に訪れた琵琶湖博物館。

当時、このブログでも記事にしましたが、蔵出し写真を追加してより詳細に琵琶湖博物館の魅力に迫ります(笑)

琵琶湖博物館は3期6年に渡るリニューアル工事が終了し、2020年にグランドリニューアルオープンしました。

この2019年はちょうど第2期工事が終了し、第3期工事に入る直前になります。

博物館の裏手がすぐ琵琶湖という抜群のロケーションの場所にあり、第2期リニューアルで登場したのがこの屋外エリアでした。

森を鳥のような高い目線で観察できる樹冠トレイル。

デッキからは琵琶湖も一望できました

生活実験工房は、再現された民家で自然と関わる暮らしを体験できるエリアです。

息子にとっては手押しポンプで井戸水を汲み上げるなんて初めての経験でした。。

縄文・弥生の森は縄文時代や弥生時代の森を再現したエリアで、太古の森はゾウがいた180年万年前の森を再現したエリアですね。

写真は滋賀県志賀町の小学校グランドの工事で見つかった杉の切株で、およそ3,000年前の縄文時代のものであることが分っています。

このようなスギの埋没林が琵琶湖の西側で見つかっています。

A展示室 琵琶湖のおいたち

琵琶湖は約400~320万年前は今の三重県伊賀市辺りにあり、地殻変動による土地の隆起、沈降によって徐々に北東方向へ移動していき、約300~250万年前は今の滋賀県甲賀市辺り、約200~180万年前は蒲生・東近江辺りにあり、約40万年前に今の位置に落ち着いたそうです。

管理人の家は昔の琵琶湖(甲賀湖)のど真ん中でした(笑)

滋賀県の地質の特徴を紹介したエリアです。

ブラタモリのタモさんが来たら喜びそう(笑)

伊賀・甲賀は旧琵琶湖の底だったことから、粘土質な土壌が多く、これはもち米の栽培に適してます。

また、湖の底だったことから、淡水生貝類の化石も多く見られます。

写真の大きなゾウの骨はコウガゾウ(黄河象)の化石のレプリカ。

もともと琵琶湖があった三重県伊賀、亀山周辺で発掘されるミエゾウはこの黄河象の近縁種と考えられているそうです。

太古の昔は管理人の家の周辺にもこんなゾウが闊歩していたのかもしれませんね

化石などの地学標本もたくさん展示されていました。

鉱物や化石の研究室を再現したエリアです。

琵琶湖水系に住む魚類、貝類、淡水生物の標本エリア。

琵琶湖博物館は生物の標本の展示が多く、生き物好きにとってはそれも魅力的な場所なんです。

また、水族館にも引けを取らない規模の水族展示室もあります。

琵琶湖固有種のハス(上)とワタカ(下)の標本。

ハス釣りの様子はこのブログでも何度か紹介しましたが、まだ琵琶湖でワタカの採取経験はありません。

一度、岐阜県で国内移入してしまったワタカを水路で釣ったことがあります。

つづく

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (kjhar92)
2022-02-23 20:23:38
こんばんは
 我が家は 手押しポンプ現役です
 父が 鍛冶屋なので 直しながら使用しています
 もちろん 井戸水は飲料には適さなくなっている為 作物や植物の水やり用です
 家の前で 使わせてもらって良いですか?と声をかけて 懐かしそうにあおる人も多いです
 秋に外して 春に手直しするのが父の楽しみ?です
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Unknown (masa)
2022-02-26 09:01:53
kjhar92さん>
手押しポンプ、現役なんですね!
私も子供の頃は祖父母の家にあったんですが・・
妻の実家も井戸水を飲料水以外に使ったりしてますが、もうポンプは電動です。
手押しポンプ、長く使い続けられるといいですね!
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