お気楽忍者のブログ 弐の巻

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檜尾神社の極彩色彫刻

2024年01月10日 21時04分57秒 | 忍の里 甲賀2

滋賀県甲賀市甲南町にある檜尾神社(ひのおじんじゃ)を訪れました。

この石段は、文正元年(1466年)にこの辺りを治めていた多喜土佐氏が寄進したという刻銘があるそうで、滋賀県内でもかなり古い貴重な紀年銘なんだそうです。

日本遺産「忍びの里 伊賀・甲賀」の構成資産にもなってるようですね。

社伝によると、天津彦彦碑瓊々杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)が降臨した地で、瓊々杵尊が青龍となり雲中に現れ、炎気の尾を垂れたため、初めは「火尾の大明神」として祀られました。しかし、火災がたびたび起きたことで、「火尾」を「檜尾」と改めたところ、火災が止むようになったと云います。以来、火災除けの神として信仰されています。

石段を上がったところにある拝殿がとてもいい雰囲気

滋賀県指定文化財の本殿は、平成29年(2017年)に解体修理が完了しました。

塗り直されているから、めっちゃ新しく見えますが、天正8年(1580年)に池田信輝(恒興)らによって改築され、宝永4年(1707年)に再建された古い社殿です。

軒唐破風に彫られたこれは鬼かな

織田家の重臣だった池田恒興らの池田家はこの付近の出身だったとされ、江戸時代に備前岡山藩や因幡鳥取藩を治めた両池田家は、先祖の氏神として、檜尾神社からお祓いを受けていたそうです。

根性悪そうな猿(笑)

可愛らしい唐獅子

極彩色の象の彫刻もイイ味出してます。

近世らしい極彩色の動植物の彫刻、意匠も見てると楽しいですね。

この後は、この檜尾神社の別当寺だった天台宗檜尾寺にも行ってみます

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