本日はミニカーのお話です。
絶版トミカからNo.98-6 「トヨタ アベンシス」(2012年)をご紹介。
2011年に登場した3代目アベンシスのワゴンタイプのモデル化でした。
元々、ヨーロッパ向けの車で、生産はイギリスで行われていて、日本では一部の仕様車だけが輸入販売されてました(2018年で生産終了)。
さて、このアベンシスですが、トミカファンにとってはまさに悪夢の始まりでした。
普通、乗用車タイプのトミカのスケールは1/64前後ですが、アベンシスはなんと1/75スケールになってて、この小ささにコレクターの間では衝撃が走りました。さらに、ギミックもありません。。
トミカはもう終わった・・・そんな声もたくさん聞かれました。
かなり不評を買って、結局このトミカは発売わずか7か月で絶版になりました。
タカラトミーも台所事情が厳しかったのか、この年に発売されたトミカは小さいものがたくさんありました。
タカラトミーは2014年に人件費や材料費の高騰を理由に値上げに踏みきり、スケールは元に戻ったものの、ドア開閉ギミックなどは極力無くす方向に向かいました。
原価高騰だけでなく、ゲームソフトなどに押され、通常玩具が売れなくなってるのも十分想像できます。
ただ、ファンとしては手のひらサイズミニカーの老舗メーカーとしてこれからも魅力的で楽しい製品を作って欲しいの一言に尽きます
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