(伊賀)上野城 三重県伊賀市上野丸之内
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伊賀市街地のイオンの屋上駐車場から初秋に撮影した(伊賀)上野城。
少し色づき始めた山々に囲まれた伊賀盆地北部の丘に建てられた城です。
元々、豊臣秀吉が東からの脅威に備えるため家臣の筒井定次に築城させ、その後、1608年には徳川家康の家臣で築城の名手 藤堂高虎が大改修を行い、西の豊臣方に睨みをきかせることとなりました。
まさに東西の境界である要衝の地で数奇な運命を背負った城となりました。
しかも、天守はその4年後の1612年に暴風雨であっけなく倒壊し、それからおよそ300年の間 再建されることはありませんでした。
豊臣氏滅亡後は藤堂氏が世襲で城主を務めました。
昭和10年(1935年)になると、地元選出の衆議院議員だった川崎克氏が私財を投じて天守を再建し、現在に至っています。
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