滋賀県甲賀市土山町黒川、田村川のほとりにある大宮神社に立ち寄ってみました。
社歴を記した古書類は何度かの火災で焼失しており鎮座の年代は不詳だそうですが、滋賀郡坂本村の日吉神社(現在の日吉大社)より勧請し、元大宮八王子権現と称していた古社だそうです。
また、長享年間(1487~1488年)の頃には甲賀武士の黒川久内がその戦功により本村を拝領し、この神社を厚く崇敬していたそうです。
たくさんの献灯提灯が吊られた拝殿。
毎年8月初旬にはたくさんの提灯に火が燈る『みたま祭』が開催されるそうで、さぞかし夜は幻想的な風景が見られるんでしょうね~
また、この神社で授与されている「大黒棟札」は建築にご利益あり、色んな建設会社がそのお札を授かりにくるそうです。
本殿。
御祭神は大國主命(おおくにぬしのみこと)と綿津見神(わたつみのかみ)。
坂上田村麻呂、少彦名命、素盞鳴命を祀る田村神社も境内社として小さなお社が建っています。
因みに年間35万人以上の参詣客が訪れる厄除けで有名な田村神社もこの土山町にあります。
過去記事<田村神社 厄除け大祭の夜は更けて>
4月には滋賀県無形民俗文化財にも指定されている『黒川花笠太鼓踊り』が例祭で奉納されると神社のHPにありました。
一度は見てみたいお祭のひとつです。
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