9月
山本園 WITH TEA(滋賀県甲賀市)
9月の連休、ぶらっと甲賀市の信楽へドライブ。
日本五大銘茶の朝宮茶が有名な信楽町朝宮にある山本園 WITH TEAさんへ7年ぶりに寄ってみました。
ほうじ茶ロール&抹茶ソフトとアイスコーヒーのセットでホッと一息
お店が寝ころんだタヌキの形をした文福茶屋さんはインパクト抜群
滋賀県立信楽陶芸の森(滋賀県甲賀市)
連休中は滋賀県立信楽陶芸の森で、陶芸作家さんたちの直売会 セラミックアートマーケットが開催されてました。
滋賀県立信楽陶芸の森 陶芸館(滋賀県甲賀市)
陶芸館で開催されていた『岡本太郎アートの夢~陶壁・陶板・21世紀のフィギュア造形~』を観覧。
岡本太郎は、「一般大衆にじかにぶつかる、社会に開かれた芸術」をテーマにしていました。本展覧会では、〈芸術の大衆化〉 をテーマに、近代の建築装飾陶器、パブリックアートや量産品のデザインを手掛けた岡本太郎らの作品が紹介されてました。
ご存知、1970年の大阪万博で岡本氏が手掛けた太陽の塔。
塔の背中側の黒い太陽部分には信楽で焼かれたタイルが使われていました。
そして、フィギュアの造形技術とクリエーターの世界観も21世紀の大衆アートのひとつであるとして、様々なフィギュア作家の展示もありました。
吉沢光正「新世紀エヴァンゲリオン 綾波レイ」
人気アニメ エヴァンゲリオンのキャラクター綾波レイをモチーフにしたフィギュア
ゲームのキャラデザインを手掛けるイラストレーターの山下しゅんや氏のデザインを元して、エヴァやゲームキャラのフィギュア原型師 吉沢光正氏が制作した作品です。
吉沢光正「中華娘 のんのん」
同じく、山下しゅんや氏×吉沢光正氏のオリジナルキャラのフィギュア。
可憐さとセクシーさのアンバランス感が魅惑的
臨済宗妙心寺派寿亀山 正福寺(正福禅寺)(滋賀県甲賀市)
正福寺は今から1400年前に聖徳太子によって開創されました。
その後、天台宗寺院として栄えましたが、1572年の元亀天正の争乱の兵火で七堂伽藍が灰燼に帰し、350年ほど前の寛文年間に臨済宗の寺として再興されました。
賽銭箱の三つ葉葵紋が・・・
子宝に恵まれなかった徳川五代将軍綱吉が、この寺の十一面観世音菩薩が霊佛であることを聞き、実堂大和尚が観音経1萬巻を読誦したところ、世継ぎの徳松君が誕生しました。これに喜ばれた綱吉公は、徳川家の祈願寺として、三ツ葵紋を下賜したそうです。
天台宗梅香山安養院 嶺南寺(滋賀県甲賀市)
嶺南寺は725年に聖武天皇の勅願により良弁によって開基された天台宗の寺院で、初めは安養院という名前でした。
本尊は木造地蔵菩薩坐像(国指定重要文化財)だそうです。
境内には大観音像がありましたが、その由来、謂れは分かりませんでした。。。
矢川神社(滋賀県甲賀市)
社伝によれば、創建は奈良時代の天平年間で、聖武天皇が今の信楽に紫香楽宮を造営された時とされています。平安時代の延喜式神名帳では近江国甲賀郡八座の筆頭に記載される由緒ある神社です。
楼門は1482年に建造され、本来は二層の門だったそうですが、暴風で上階を失ってしまいました。
矢川神社境内は2009年に国史跡の甲賀郡中惣(こうかぐんちゅうそう)遺跡群に追加指定されてます。
甲賀郡中惣とは近江への信長の侵攻に対抗するため甲賀武士団(甲賀忍者)が作った自治組織でした。
9月の休日は、地元の社寺や信楽のアートに触れる機会が多かったんですね。次回、10月は今年2回目の京都編です!
つづく
過去記事<2023 お気楽行楽記総集編(12)>
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