読売旅行が、写真の無断使用をし告訴・家宅捜索を受けている。
新聞広告などに使用される「観光写真」や「イメージ写真」などは、ほとんどの場合自社所有するような材料がないため、貸出会社から借り受ける。ネガ・ポジにしろデータにしろ、ちゃんと著作権保護がなされている貸出会社と契約をすることになる。
昔だとネガ・ポジは、使用する度に(基本的には)借受し、印刷会社へ出稿する。不正に「複製ポジ」を作ることは、倫理違反である。使用すれば、いつかその媒体が証拠となり、結局「犯罪」は見つかってしまう。
現在は、ほとんど「データ」でのやり取りであり、ネットを通じても借受することや、そのデータを不正に再利用することが容易である。
従って利用者側も「安易」に「不正利用」してしまうことになる。
昔も今も、基本的には「倫理観」の問題である。
また、「犯罪」という意識がないため、無意識に行っている場合もあるだろう。
ちゃんとした会社が、ちゃんとしたルール作りをし、ちゃんとしないと・・・こんな風に「犯罪」として摘発されてしまう。
今回の摘発を機に、同業者たちは襟を正す必要があることだろう。
第二の摘発は・・・いつ?どこの会社?