ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

岸田首相と反対勢力 - 6 ( 日本をダメにしている、与野党の議員たち )

2024-03-01 20:37:04 | 徒然の記

  1.  1月 8日 「上川氏ウクライナ訪問」「外相会談、支援継続伝達」

  2. 1月 9日 「上川氏、和平議論に貢献」「ゼレンスキー大統領へ伝達」

  3. 1月14日 「日米同盟抑止力強化で一致」「外相会談、首相訪米へ連携」

  4. 1月18日  「上川氏 首脳外交側面支援」「9ヶ国歴訪、独自色発揮も」

 今回は、2.番目の記事の後半を紹介します。

 〈 2. 1月 9日 「上川氏、和平議論に貢献」「ゼレンスキー大統領へ伝達」〉

   ・上川氏はゼレンスキー大統領に、原子力の安全に関する作業部会で、日本が共同議長国を務めると説明。

   ・2月に東京で開く「日ウクライナ経済復興推進会議」で、10本以上の協力文書に署名できるよう取り組むと強調した。シュミハリ首相とも面会した。

 クレバ外相に対しては、次のように伝えています。

   ・国際社会の支援疲れが表面化しても、日本はウクライナ支援を続ける

   ・対無人航空機探知システムなどの供与のため、NATO基金に53億円を拠出する

 その後上川氏はユニセフの支援現場を視察し、越冬支援となる大型電力機材の引き渡し式に出席しています。NATO基金への53億円の支出と越冬用大型電力機材の支援などを、記事で初めて知りましたが、相変わらず「世界の自動現金支払い機」の役目をさせられている日本の姿が見えました。

 原子力の安全に関する作業部会で、日本が共同議長国になると言うのは、ゼレンスキー大統領が国を挙げて進めている「平和の公式」の一つを具体化する委員会のことです。「日ウクライナ経済復興推進会議」で岸田首相が議長を務めますが、いずれも今後どれだけ巨額の資金を要するのか不明と言われる会議です。

 アメリカのグローバル勢力、つまり民主党が上川氏の外相起用を希望し、これを岸田首相に伝えたのがバイデン大統領だったと言う噂があります。上川氏は日本の外務大臣としてより、米国共和党の意を汲んで動いているというネットの情報もあります。エマニエル大使の一言で、LGBT法を強行成立させた岸田首相を考えると、あながち否定できない話になります。

 米国従属の日本を教えるもう一つの情報を、息子たちと「ねこ庭」を訪問された方々に紹介します。スクラップ帳にある、昨年6月24日の共同通信社の記事です。3段組の小さな記事ですが、こんなところで役に立つとは思いませんでした。

 「米大統領に政府異論」「防衛費は日本の判断」

 これが見出しで、読み返すほどに滑稽というか、情けなくなるというのか、敗戦後の属国状態から脱していない日本を教えるバイデン大統領の発言でした。大統領選挙に向けた会合での発言と言いますから、自身の功績の一つとして聴衆に自慢しているのです。

 「日本は長い間、防衛費を増やしていなかった。」

 「私は広島を含めて3回、日本の指導者と会った。彼を説得し、彼自身も何か違うことをしなければならないと考えた。」

 「日本は飛躍的に防衛費を増やした。」

 バイデン氏の発言の真意は、防衛を増やした日本にアメリカのミサイルや戦闘機をもっと買わせることができるという自慢話です。これに対する日本の対応が、属国らしい悲しい反論なので、記事をそのまま紹介します。

  ・松野博一官房長官は記者会見で、「防衛費増額は日本自身の判断」とする政府の立場と相容れないとして、異議を申し入れたと明らかにした。

  ・米側も日本の立場に理解を示したという。

 バイデン大統領の発言取り消しもお詫びもないのに、理解を示されたからと岸田首相が引き下がっています。この記事を読めば、上川外相の起用もさもありなんと思えるでありませんか。

 「アメリカ民主党の言いなりの岸田首相は、日本の国益を損なっている。退陣させて、まともな人物を総理にしなければダメだ。」

 ネットで保守系のメディアが批判し、「ねこ庭」もその事実を否定していません。しかし問題は「岸田首相とその反対勢力」は、なぜ上川外相への疑問を発しないのかと、ここにあります。首相一人でなく国会にいる彼らも、「国民のための政治を忘れた与野党の議員たち」でないのかと、これを問うています。

 日本は性差別をする国だと、国民の気持を逆撫でする発言をする岸田氏を弁護する気はありませんが、アメリカに押し切られ、日本をダメにする人物を大臣にした首相が過去にあったことを思い出す時です。。米国の圧力に負け、ジャパンハンドラーを閣僚にした首相を、その時不問にした与野党の議員も土俵に上げなくては、問題の解決になりません。

 「上川氏は、次期総理候補か。

 こんな記事を書く「トロイの木馬 B 」と、後押しする「新しい反日勢力」の経団連や財務省に反論できない議員たちは、同罪でないのでしょうか。政治家の勇気に期待できない今は、国民が声を上げるしか日本を救う道がありません。声を上げられず、黙っている意気地のない議員たちを応援するためにも、主権者である国民が声を上げる時でないのかと、「ねこ庭」が提案をしています。

 日本をダメにして恥じない岸田首相への言及と同時に、ジャパンハンドラーを閣僚にした二人の首相と、不審な亡くなり方をした二人の首相に関する情報を、次回で紹介しようと思います。

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