ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

能登地震とウクライナ支援の比較- 3 ( NHK NEWS WEB )

2024-03-10 19:31:00 | 徒然の記
   2. 

 長い記事なので丁寧語をやめ、項目で列挙する文に変え、所々省略します。

  ・岸田総理は、ウクライナの経済復興推進会議出席のため日本を訪れたシュミハリ首相と、官邸で午後6時半すぎから30分あまり会談した。

  ・冒頭総理は次のように述べた
    ・ロシアの侵略開始から2年が経過する。
    ・国際社会がウクライナを支えるよう改めて機運を高めなければならない。
    ・日本も今日の会議の成果を踏まえ、官民一体となりウクライナの復興への取り組みを強化したい。

  ・両首脳は50余りの協力文書を踏まえ、ウクライナの復興に向けての官民を挙げた取り組みを、連携して推進していくことを確認した。

  ・ロシア軍の撤退やウクライナの領土回復など、ゼレンスキー大統領が提唱する和平案をめぐっても議論した。

  ・1日も早い平和の実現を目指し、今後も協力していくことで一致した。

  ・さらに両国関係の強化の一環として、情報保護協定の締結に向けた正式交渉を開始することも合意した。

  ・総理は会談後の記者会見で、次のように述べた。

    ・「ウクライナの美しい大地に平和が戻るまで、日本はこれからもウクライナとともに歩んでいく。」

    ・「G7をはじめ各国と連携し、国際的な機運を盛り上げていきたい」

 次は共同記者会見での、ウクライナのシュミハリ首相の言葉です。

  ・日本にぜひウクライナの復興のリーダーになって欲しい。

   ・実りのある会談、建設的な対話に感謝の意を表したい。

  ・「日・ウクライナ経済復興推進会議」の枠内で達成された協力文書は、2国間協力を加速し、ウクライナの復興に活力を与えると期待している。

 両国の間で、50あまりの協力文書を交わしたことに歓迎の意を示すとともに、人道分野や農業の発展、エネルギーや交通インフラなどの分野で両国が協力していくことを確認したことについて、次のように強調しました。

  ・「ウクライナは、復興分野における日本の技術、経験を大いに必要としている。」
  ・「ウクライナ企業関係者向けのビザの発給要件が緩和されたことで、「両国のビジネス間の交流が大きく前進することを確信している。」

  ・「ウクライナはほぼ2年にわたり、全面的にロシアと戦っている。毎日、毎分、領土解放のためにあらゆる努力をつくしている。」

  ・「引き続き日本からの支援が、不可欠である。」

 同日「日・ウクライナ経済復興推進会議」の後で、シュミハリ首相はNHKの単独インタビューに応じて次のように語っています。

  ・会議を通じて日本とウクライナの間で、56の協力文書を交わしたことは、両国の間でビジネスを発展させる非常によい事例で、双方にとってすばらしい成果だ。

  ・企業の活動は、ウクライナの復興に向けて新たな可能性をもたらす。日本の企業が今後、ウクライナに進出することに期待する。

  ・日本は地震や津波のあと、国を復興させた経験がある。その経験や知識、技術が、ウクライナでの速やかな復興につながる可能性がある。震災から復興してきた日本のノウハウを、ウクライナに取り入れたい。

  ・ロシア軍が17日にウクライナ東部の拠点、アウディーイウカを掌握したと発表したが、戦争は常に勝利や成功した作戦だけではない。命を守るために戦術的な決定をとることもある。

  ・残念ながら今は、ロシア軍が戦場では制空権を握っているおり、ロシアの航空戦力や、ウクライナの弾薬不足によって劣勢に立たされている。

  ・アメリカからの軍事支援の停滞は、来月にかけて決定的で重要な影響を戦場に直接、与え始めることになる。ロシア軍は、ウクライナの10倍の砲撃を行っている。

  ・プーチン大統領だけでなく、ほかの大勢の独裁者はこの戦争で誰が勝利するか注視している。ウクライナが敗北すれば、世界各地で多くの新たな戦争を招くことになってしまう。

  ・世界は、ウクライナへの継続的な支援が欠かせない。

 ここまでで、

 次回は後半部分を紹介しますが、退屈された方はスルーしてください。

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能登地震とウクライナ支援の比較- 2 ( NHK NEWS WEB )

2024-03-10 13:47:11 | 徒然の記

  ・政府は、25日取りまとめた被災者の生活再建などに向けた支援パッケージの実行に必要な1553億円を今年度の一般会計と特別会計の予備費から支出することを、26日の閣議で決めました。

  ・内訳をみますと、仮設住宅の建設や半壊以上の家屋を解体する際の自己負担を特例でゼロにするなど、生活の再建に向けた支援に694億円。

  ・中小企業の工場などの復旧費用を4分の3まで補助することや「輪島塗」など伝統産業の立て直しに向けた必要な道具や原材料の確保の支援、それに北陸地域を対象に1泊2万円を上限に観光客の宿泊代の半額を補助する「北陸応援割」の実施などなりわいの再建に383億円。

  ・道路や河川、それに水道といったインフラや医療施設の復旧などに475億円を充てるとしています。

  ・政府は、今月9日にも今年度の予備費から、プッシュ型の支援に必要な47億円余りの支出を決めているほか、26日、国会に提出した新年度・2024年度の予算案でも災害対応などの予備費を当初、見込んでいた5000億円から1兆円に倍増し、新年度以降も能登半島地震の復旧・復興に対応するとしています。

  ・林官房長官は閣議のあとの記者会見で「被災者の生活となりわい支援のためのパッケージを早急に実行に移すため、必要な経費を計上した。引き続き、復旧・復興の段階に合わせて必要となる財政措置を機動的、弾力的に手当てし、再建支援に全力を尽くしていく」と述べました。

 次回は、

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能登地震とウクライナ支援の比較 ( 岸田首相への評価 )

2024-03-10 09:41:39 | 徒然の記

 能登地震とウクライナへの政府の支援金支出額を、比較する意見があります。令和4年の2月から始まり今年の2月で丸2年になる戦争と、今年の1月に発生した能登地震を単純に比較することに無理のある気がしますが、岸田首相批判の一つとしてネットで行われています。

 首相はLGBT法の強行成立以来激しい攻撃をうけていますが、「ねこ庭」の評価はまだ確定していません。バイデン政権の言いなりになり、金銭自動支払機の役目をしている首相の姿に怒りを抱いていますが、一方で去年の12月の「ねこ庭」で、次のように書きました。

  ・優柔不断な「検討大使」である首相のおかげで、陰に隠れていた国民の敵が見えてきました。

  ・「ねこ庭」でいつも指摘している「トロイの木馬」だけでなく、戦後の日本で影響力を発揮してきた「新しい反日勢力」です。

  ・「トロイの木馬」と重なる部分もありますが、簡単に言いますとつぎの3つです。

   1.  経団連    2. 財務省    3. 米政権内のグローバル勢力 

  ・利用価値のなくなった岸田首相を、日米の「グローバル勢力」が見切りをつけ、一斉攻撃を始めたという「風景」が「ねこ庭」から見えます。

  ・むやみに慌てるのでなく、岸田首相のおかげで戦後日本の問題点がやっと国民の前で明らかにされたと、むしろ感謝すべきです。
 
  ・世間の評論家はまるで日本の終わりのように深刻に語りますが、「ねこ庭」から見える風景は違います。
 
   「この危機は、戦後の懸案を解決する絶好の機会ではないのか。」
 
   「自由民主党の中の本物の保守政治家と、愛国の庶民が協力し、日本を取り戻すチャンスではないのか。」
 
 楽観すぎると言う批判を承知の上で、一方的に首相を批判する現在の風潮に疑問を呈します。その一例が能登地震とウクライナへの支援金比較論と考えますので、紹介しようと思います。次の4件の情報があります。
 

コメント (2)
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