ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

自由民主党への疑問 - 25 ( ウィキペディアの「注書き」 )

2025-02-08 16:10:03 | 徒然の記

 平成28年7月の参議院選挙で当選以後の、主な経歴になります。

 〈 参議院議員選挙当選 以降  〉

  ・平成28年11月、産業経済委員会の「資源エネルギーに関する調査会」おける、「 改正天然ガス・金属鉱物資源機構法」の審議で、世耕経済産業大臣等に対し初めて委員会質問を行う

  ・その後、「資源エネルギーに関する調査会」で機会を得て質問を実施

  ・平成28年、「資源エネルギーに関する調査会」のエネルギー調査団として、フランスの電力公社、放射性廃棄物管理機構、国際熱核融合実験炉機構等を視察。

  ・平成29年年9月、自民党参議院政策審議会副会長、女性局長代理に就任。

  ・令和3年7月党選挙対策本部から、令和4年の参議院議員選挙への出馬意向ヒヤリングが実施された

  ・青山は1期6年の前言を変えて出馬の意向を表明し、公認候補の一人として発表された

  ・出馬理由は、自前資源の開発に後ろ向きな官僚が、青山は一期でいなくなるから6年間の我慢だと聞いたこと

  ・6年我慢したらいいと役所が喜んでいると、若手議員に教えられたこと

  ・青山は自分の動画【ぼくらの国会】で、二期目に出馬する理由を説明した。

    ・やっと経済産業省が、自前資源の開発に前向きになってきた

    ・新しい議員集団「護る会」を作り、動き出した。

    ・ここで自分がいなくなったら、全てが元に戻る大逆流が起こる。

    ・できなかったことは、「拉致被害者の救出」と「憲法改正」

    ・これらを前へ進めるために、二期目に挑戦することを決めた

  ・令和4年7月、青山は二期目の当選を果たした。

  ・同年7月8日安倍元首相、奈良駅前で選挙応援演説中に銃撃され死亡

 長い回り道をしましたが、ここから本来のテーマの一つである、氏と経済産業省の対立が目に見える形で現れてきます。

 シリーズの16回目で検討した通り、アメリカの巨大資本と「スーパーメジャー」の動きに合わせ、石油業界、経団連、国土交通省、外務省、環境省など、ほとんどの省庁が「脱炭素」を掲げ、「再生可能エネルギー」と「環境」分野への投資に向かっています。

 「青山が6年後にはいなくなるから、それまでの我慢だ。」と陰で語っていたのは、もちろん経済産業省の官僚たちのことです。氏を支援していた安倍元首相が亡くなると、氏への妨害も激しくなります。

  ・令和6年8月23日、青山は国会内で記者会見し総裁選出馬ヘの意欲を表明

  ・しかし立候補に必要な国会議員20人の推薦人を確保できず、9月の告示日に立候補届を出せず

  ・総裁選の1回目投票で加藤勝信、決選投票では高市早苗に投票したと、自身のXで語る

  ・総裁選後、自身の出馬表明が1番早かったにもかかわらず、候補者として報道しなかったNHKに対し権利の侵害があったとして、「放送法」に基づき正式抗議

  ・NHKは、「推薦人が20人集まる見通しが立っていなかったため」と説明

  ・推薦人が20人集まるめどの立たない候補者が5人以上いたが、NHKはこれらの候補者の名前を報道していた

  ・自分だけを除外していたので説明は明らかに虚偽である、と青山は主張

  ・石破茂総理が行った衆議院選挙後、自由民主党は野党より35議席減らす惨敗

  ・自民党の両院議員懇談会で青山が一人、石破に対し意見を述べた

    「しかるべき時期に、総理は辞表を出されるべき。」

    「来年夏の都議選と参院選を石破総理にやってほしいとは、自由民主党に限らず民意として思っていません」

  ・令和6年11月28日、参議院環境委員長に就任

  ・同年12月22日に自民党大阪府連の定期大会で、先の衆院選で落選した谷川とむの後任の府連会長に選出され就任

  ・直近迄大阪府連に所属していない議員の会長就任は、異例だと報じられた

 「なしなしの公言」と同様に、氏は党の役職には就きませんと常に公言していましたが、総裁選後には意見を変えたらしく、党の役職に就いています。本気で政治活動をしたいのなら、それが当然と「ねこ庭」考えますので、他の人のように変節という批判はしません。

 しかし今後は非現実的な「綺麗ごとの公言」を控えないと、本物の政治家になれないのでないかと「ねこ庭」は苦言を呈したくなります。

 個性の強い氏は強い支援者を集めますが、同時に激しい反対者も引きつけます。息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々への参考のため、ウィキペディアが付記している「注書き」を紹介します。

 ⚫︎この記事には複数の問題があります改善ノートページでの議論にご協力ください。

 自分もブログで不正確なことを書いているかもしれないので、大きなことを言えませんが、ウィキペディアの説明には、首を傾げたくなる部分が幾つかありました。

 「ねこ庭」は氏の熱烈な支援者でなく、故安倍氏の場合と同様「是々非々」の支援者です。話を大きくして支援者を喜ばせる癖があるので、ウィキペディアの「注書き」に納得できます。

 次回はいよいよ、かって氏が社長を務めていた「株式会社 独立総合研究所」についての検討作業です。

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