おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

地震騒動な日

2011年03月09日 | 家族

それは突然の出来事でした。久しぶりの震度4。
当たり前ですが、地震というものは何の前触れもなくやって来るものです。
地震国日本に住んでいて、いつ地震が来てもおかしくないと常に自覚しているにもかかわらず、地面が揺れだすと思いっきり動揺してしまいます。
そして、揺れがおさまった後に必ず、大切なものをほっぽり出して逃げることだけに専念していた自分を悔やむのです。
そばにあるバッグを持って逃げる事すら思いつかなくなるのです(笑)



携帯は直後から全くつながらなくなりました。
これじゃ、さっぱりだわ~
やはり一番気がかりなのは、一人でいる、あと数日で83歳になろうとしている父の安否。
家族全員がそれぞれ最初に電話をしたのはやはり父のもとへでした。
「お前の電話が一番最後だったぞ」と父
「何いってるの、いくらかけても繋がらなかったのよ、家電にかけても出なかったじゃない」
「ああ、雪かきしてた」
「も~」
父娘の会話は心配すればするほど、ついついケンガごしになってしまいます。

老いた父を一番に考えてくれている孫娘たちであることにきょうだいのいない私としては何とも心強くありがたい事です。
小さい時はお尻をパンパン叩き、泣く子を外に放りだしたり、今だったら虐待なんて通報されそうな(笑)事もして育てた3人の娘たち。
にもかかわらず、こんなに頼りになるステキな娘たちに勝手に育ってくれました。
3人とも素敵なパートナーに巡り合い、(これには拍手喝采!)それぞれの人生を歩みはじめています。
親は少々出来の悪いほうが子供の自立を促してくれるので、良いみたいです。