やっとの手に入れて大切にいただいていた食パンにカビが生えてしまいました。
とても悲しくなりました。
被災地の食糧不足を思うと、私はなんて事をしてしまったのだろうと申し訳なく情けなくて仕方ありません。
今までだったら捨てていたかもしれない、カビの生えたパンでも今では大切な主食。
絶対捨てる事はありません。
ガソリンも給油できるようになり、小さな民間の支援活動もどんどん活発になって来ている様子です。
私の地域紫波郡矢巾町でも300名の被災者の受け入れを用意しました。
具体的な支援内容が決まれば、私もすぐにでもボランティアとして参加する予定です。
気がかりなのは避難者の皆様が犬や猫のペットをどうされているか・・・
動物愛護団体も積極的に活動している様子ではありますが、家族同様に暮らしてきたペットと離れて過ごさなければならない現状を思うととても心が痛みます。
今、「人」そのものを救済しなければならない緊急時にはペットは2の次3の次になるのが現実なのでしょうが、飼っている人にとっては家族なのですからとてもつらい決断を余儀なくされている人も多いのではないかと思います。
「ペットと一緒に家族を受けれてさしあげられたらいいのだけれど」
主人と狭いわが家を見渡して、
「一家族くらいなら大丈夫かなあ」
「中途半端な気持ちではできないね」
「そう、かえって迷惑かけてしまうことにもなるかも」
結局、わが家では受け入れ体制が不十分だという事になり、断念せざるを得ませんでした。
直接的支援はなかなか難しい現実ですが間接的支援は沢山出来ます!
わが家は灯油のボイラーなのですが、灯油を使わない分少しでも早く被災地の方が利用できるようになって頂きたいと願い台所、洗面所ではお湯を出さずに水を使うようにしております。
でも、きっと今はどの家庭もそのような生活になっているのでしょう。
エネルギーの大切さを身に沁みて感じている日々なのですから。
このことは復興した後もずっと持ち続けていきたい気持ちです。