気が付いたのは夕方。
わが家の一番乗りの姫水仙がぱっと咲いていたのです!
今日の暖かさで一気に花びらを広げたのでしょう。
可憐な花たちは私に言いました。
energyを集めて!
ひとりひとりのenergyは小さいけれど、
集めたら大きなenergyになるのだから。
避難誘導の途中で犠牲になった警察官を息子さんに持った父の友人の元へ。
そして、言葉少ない喪服の父と遅いざるそばの昼食。
「ひとり息子でなあ・・・ずっと泣きっぱなしだった・・・」
お互い言葉も見つからずただ静かに冷たい蕎麦を口にする父と私。
そんなずっしりとした気持ちで帰宅して最初に目に飛び込んできたのがこの姫水仙。
可憐な花たちは私に言い続けます。
energyを集めて!
ひとりひとりのenergyは小さいけれど、
集めたら大きなenergyになるのだから。
この小さな花が私に道しるべを示してくれました。
小さな事からはじめればいいんだ、ということを。
あまりにも大きな出来事を目の前にしてそれに見合った事をしようとするから苦しくなってしまっているのにあらためて気が付きました。
大きな岩を動かそうとしないで、足元に落ちている小さな小石を拾い集めるような、そんな行為でいいのだと。
私も小さなenergyでしかないのだから。