知らないよ 工事現場で 怒られる

2008年03月26日 | 僕…
数十年ぶりの…久々のスタジオで仕事です。
シッカリと地図も用意して…スタジオに向かいます。
地下から上がると…そこにスタジオが入ってるビルがあります。

しかしビルは何故か…鉄板で周りが覆われています。
少し不安げな僕は…正面から入っていきます。
すると壊れかけた玄関の前に立ってる…男性に声を掛けれます。

「君!入っちゃ駄目だよ!」と…怒られます。
『あの~ここからは入れないんですか』と…オドオド聞く僕です。
ムッとして…「ああ!ここからは誰も入れないよ」と言われます。

僕は正面玄関は使えないと思い…裏口に回ります。
しかし裏口は人は全く居らず…完全に封鎖されています。
そこで僕は…ビル横の関係者出入口を発見して入ります。

すると女性の整備員の方に…「入ったらいけません」と止められます。
『あの~このビルのスタジオに行きたいのです』と…必死にお願いします。
「残念ですが…このビルにはもう何もないですから」と怒られてしまいます。

じっくり話を聞くと…このビルは解体工事をしているとのことです。
そしてビル内のモノは…全て転居してしまったとのことです。
つまり僕の目的のスタジオは移転し…もうここにはないのです。

人間…目標物が突然なくなると焦ります。
人間…目的がなくなると寂しくなります。
人間…急になくなると唖然として何も出来ません。

暫し呆然としてから…慌てて事務所に問い合わせます。
しかし「アークヒルズの方に行って下さい」と言われても…解りません。
突然の出来事で頭は完全に…方向音痴と化しています。

でも移転先をちゃんと聞き…慌てて駆けつけるアタフタの僕です。
10分遅刻の僕は…スタジオを発見出来て大喜びです。
そして何も知らないのに怒られたことに…やっと憤慨する僕なのです。



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