雷は 何処に落ちるか 解らない

駅を降りると…空が暗くなっています。
嫌な予感がしながら…街を歩いています。
すると大粒の雨が…ポトポトと降って来ます。

『わぁ～夕立だ』と思ったら…アッと云う間に大降りです。
空は真っ黒の雲に覆われ…世間は暗黒の闇に包まれます。
そしてＳＧで描かれたような稲妻が…四方八方に数秒毎に光ります。

その稲妻が頭上で交差する中を…駆け抜ける僕です。
傘など差して雷が落ちたら嫌なので…びしょ濡れの僕です。
雷が落ちる度に『危ねぇ！』と叫び続ける…手遅れな僕です。

集中豪雨の中…稲光をシャメしようとした僕です。
しかし携帯のレンズも濡れて…雷が携帯に落ちそうです。
だから真下から撮影の…稲妻交錯写真は断念しました。

しかし稲光が…こんなにも綺麗と感じたのは始めてです。
そんな稲光を…悲鳴を上げながら観てる僕です。
でも稲光の真下に居続けるのは…命懸けです。

『キャ～！…でもキレイ！』