日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
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7月11日、ソフトバンクモバイルから発売された、AppleのiPhone 3G。
“お祭り騒ぎ”状態の中、日本でも順調な滑り出たようである。

ある記事で、iPhone 3Gの“第2段ロケット”は「法人市場」というのがあり、次なる注目は法人市場でのiPhone 3Gの今後の拡大が期待されるという趣旨のものだった。
あまり否定するつもりはないが、ややその方向は厳しいのではないか。

なぜかというと、iPhone 3Gは存在からして、あまりに「趣味的」なマシンということである。
もともとi-podなのだから。
そして現在最も多いソストは「ゲーム」
そう考えると、企業が社員に持たせるものとしては適切とはいいがたいのではないか(そういう企業がいたらすてきだなとは思うが)
現実的には、かなり難易度高い。


では、次にくる“第2段ロケット”とは何か。
それは、今後検討されるだろう手法「アップグレード」である!

iPodの累計販売台数が1億台を突破している中、iPod touchが登場した時期の第三世代iPod nanoの世代の販売は少なくとも3000万台以上はあるはずだ。
iPhone 3Gは7月11日~13日の3日間で100万台の販売を達成したものの、今後同じ調子で売れるとは過去の海外の展開をみても考えにくい。
そういう中、発売数を延ばす最も有効な方法であることは言うまでもない。
もともと通信で儲けようというビジネスモデルなので、3000万台のうちの2割が動いただけで、たちまち600万台の市場が簡単に登場するのだ。
こうして、新発売のブーム後に続き、本格的な地位固めに入る展開が手中になる。
そう、まさに“第2段ロケット”になるのだ!
個人的に強く期待しているわけではないが、明らかに有効な戦略だとは思う。
(ちなみに写真は、iPhone 3Gではなく、旧iPhone とtouch)

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