日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



ずっと工事中だった川村記念美術館が2月下旬に再オープン。

すると、「マーク・ロスコ 瞑想する絵画」展が再オープン記念で始まった。
先日アップしたように(2009-03-11)必見の展覧会。

なのだが、その場所が千葉市佐倉市の「南・西・端」
ゴルフがあった時でもと甘く考えていると、あっという間にあと2ヶ月が過ぎそう(汗)


ということで今日とにかく行ってきた。
今回の目玉は「シーグラム壁画」による新・『ロスコ・ルーム』。


だがそっちの話に入る前に今回の鑑賞の環境について書いておきたい。

1階のピカソやレンブラントを越える、長い廊下の先の左側にこれまでの『ロスコ・ルーム』があった。
今回そこは閉鎖されている。
そして、その右の階段を2階に上がると、視界に飛び込んでくるのが(写真 クリックすると大きくなります)


抽象美術は、他のジャンルの作品と混ざって展示されるとその価値を見いだしにくい。
絵へ取り組む姿勢が全然違うところからスタートしているからだ。

なにを隠そう、自分もロスコが妙に気になるまで10年や20年は経過している。
ある時、何かしらの「気づき」があって、突然気になりだすのがロスコなのだ。

そういう点で、今回のように階を隔てて、階段を上がると抽象系が始まるのは恐ろしくクレバーだとこの時点で痺れた。
(このオレンジの絵はロスコではなく、仲間のバーネット・ニューマンではあるが)
ここからは1階と全く違う領域だということが強烈に突き刺さる瞬間なのだ!



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