日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



昨年のカンヌでkodak prix、そして今年のアカデミー賞短編映像部門にノミネートされている短編映画“Logorama“を観た。
すこぶる面白い!

(写真)のように、「企業ロゴ」で全てがデフォルメされた世界なのだ。
メインプロットは警察ー犯人のチェイスがこの街のなかで繰り広げられるのだが、それだけでなく登場人物も皆キャラ!
犯人はなぜかドナルド(マクドナルドのアレです。しっかしこれギャグですまされちゃえるのかな...)
追いかける警察は皆ミシュランのタイヤマンキャラ ビバンダム。
BIC社のボールペンキャラや、Essoのキャラクター ドロップガールも登場(なかなかセクシー)

その発想や、良し。


ただし、非常に残念だったのは、ストーリー展開。
ロスを模した街だけに仕方ないのかもしれないが(笑)警官の会話といい、チェイスの展開といい、かなり残酷。
「今のアメリカ」の野蛮さがそのまま表れている感じ。

ドナルドも、ピエロキャラだけに「ダークナイト」のジョーカーとイメージが重なってくる。
ああいう感じのダークさで全てが覆われていて、そのブラックさにだんだんうんざりする。
せっかくの楽しい世界なんだから、その世界観の話だったら良かったのに....


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