日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



アシュトン・カッチャーとキャサリン・ハイグルが共演のスパイ・アクション・コメディ。

最近、トム・クルーズとキャメロン・ディアスの「ナイト&デイ Knight and Day」が同様の展開でそうとうに笑わせてくれたので(2010-09-25 ナイト&デイ Knight and Day 主演2人が生き生き+良いテンポ=おもしろくないわけがない)、今回もかなり期待した。
ところが。。。。


前回に勝手に定義した「こういう 007型スパイ映画に自分的に求める要素」を引用して評していきたい。
それは、以下の5つ。

1.世界をあちこち飛び回る
2.しがも、ツボをついた場所
3.上々のアクションが、
4.テンポよく展開
5.主演級の俳優の個性が生きるシークエンスをきっちり用意してある

<1.世界をあちこち飛び回る
冒頭はフランスのニースで気持ちよく始まるが、あとはずっと田舎の住宅地(まあこれは仕方ないか....)

<2.しがも、ツボをついた場所
ギャグがいちいちすべる(涙)
写真をみるだけで、なんとなく香ってきませんか?
しかも、すべりまくり大根役者で有名な? トム・セレック登場で、決定的に「これはテレビ映画か?」な気分に(笑)

<3.上々のアクションが、
お世辞にも上々とは言えない.....
すべったギャグの合間なので、盛り上がらないことこの上ない....

<4.テンポよく展開
演出には、明らかに問題があって、オープニング・タイトルから何から「2流感」が漂う。
こういうジャンルを撮る時って、「センス」が最重要なんだなと痛感した。
もしかして?!、プロデュース「アシュトン・カッチャー」が影響しているような気も.....

<5.主演級の俳優の個性が生きるシークエンスをきっちり用意してある
キャサリン・ハイグルがいつもより太ってみえるし、はずしたギャグの「中心人物」として君臨(涙)
まあもともと器用なアクターではないにしても....
そして、肝心のアシュトン・カッチャーも、役柄も影響しているのだろうけど、「肉体」以外の魅力がほとんどない.....

ということで、「ナイト&デイ」とは、恐ろしく「似て非なる」出来となった!
それを確信させるのが、既にプロットが終了しているのに、グダグダくだらないギャグをダラダラ.....
席を立ちたくても立てないような、ねちっこい終わり方に、これまた閉口した。
ここまで書かせるロバート・ルケティック監督、やるといえばやるもんだ(笑)

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