日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 






アメリカ映画と言えば、定番ジャンルに「ロードムービー」がある。

なんたって広大な国だけに、東西を行き来するだけでいろいろドラマが発生するのだ(笑)
これを親子で、というのが今作の特徴。


インチキ宝くじに当たったと信じ込んでしまった父親(ブルース・ダーン 写真:左)
アカデミー賞候補になったダーンの演技はそれだけのものだと感じさせた。

最初は同行を拒否していた40代の息子(写真:右)も、ほっとけなくなり仕方なく同行する。
演じるは、ウィル・フォーテ(写真:右)



この2人が、昔父親が住んでいた古里の街に行ってみると、未知だった父親の過去が少しずつ明らかに。
くだらないエピソードから、驚きを隠せないものまで...

ここで「過去への旅」というポイントなのか「寂れた街」を表現するという意図なのか、画面は全編「モノクロ」
さらに画面サイズは「シネスコ」(シネマスコープ)
古びたアメリカの地方都市を表現するのにはうってつけかも?

このテーマだと、古ぼけて色落ちしたカラーだと、より成立すると思う(エドワード・ホッパー的な感覚で)
が、それはお金がかかりそうだから、ダメか(笑)


結論:監督 アレクサンダー・ペインは「アバウト・シュミット」、「サイドウェイズ」、「ファミリー・ツリー」と観てきた。
これまでの作品ではイチバンかな!


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