当ブログにはスカウトになる予定はない(笑)ので、オキラクに読書
まず面白かったのが、元選手じゃなくても努力次第ではスカウトになれるかもなこと!
著者の 田丸 雄己 氏はサッカー好きが高じてこの道に進んだ人!
英プレミアリーグ:チェルシーのアカデミーでスカウトのインターン
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英2部:ストーク・シティ & スコットランド1部:マザーウェルでスカウト
(ロンドンエリア 及び Jリーグを担当)
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2023年夏に日本へ帰国、Jリーグクラブのスカウト
このためか、前半はどうやってスカウトとして認められるか的な記述が中心。
スカウトのチームでのポジショニング、今流行り?の「データ・スカウティング」etc…
当ブログ的に面白かったのは、最初の章とラスト2章。
その2章のタイトルは「フットボール都市ロンドンの生態系」
英国でのフットボール漬け経験が参考になるので(笑)
その部分で新たに学んだ知見?
【ロンドン周辺のスカウティング状況】
~サウスロンドン~
・クリスタル・パレス のアカデミーはサウスロンドンでズバ抜けた力を持つ!
~イーストロンドン~
・ウエストハム を頂点に、ミルウォール、チャールトン etc… がひしめき合うエリア
~ノースロンドン~
圧倒的なアーセナル、トットナム、ちょっと域外に出るがワトフォード、ノリッジ etc…
(ウエストロンドンはないのか? 笑)
【英アカデミーの区切り】
・U 10-12 ←ここに力が入ってる昨今
・U 12-14
・U 14-16 ここからアカデミー選手 フルタイム(スカラーシップ)
・U 16-18 ここから普通にアカデミー選手 フルタイム(スカラーシップ)
・セカンド・チーム
【秀逸コメント】
「上から下まで様々なリーグを見ることで、最上位で起きているフットボールが理解できる」
というわけで結論
結論 = 先駆者スカウト視点から英フットボールが実情の理解を深める。