IQかなり高め、かつ辛辣な脚本(汗)
作家である主人公は大学教授で作家でもある。
で、文学での「ステレオタイプの黒人描写」が大嫌い
ところが!
あるきっかけでプライドを捨て ステレオタイプの黒人小説を書いてみたら驚きのベストセラーに!
だけでなく、
老いゆく「母」との関係の保ち方が既に滅茶苦茶、ややこしい…
さらにゲイを公言し、ドラッグ漬けの「実の弟」との関係の保ち方も、滅茶苦茶、ややこしい…
でダメ押し。
「妻と離婚」の自分のポジション取りですら、滅茶苦茶ややこしい…
要約すると、
「黒人のアイデンティティ・クライシス」
「白人のビジネス偽善」
こんな欺瞞じみた生活を次々と描いていく…
このクソぶりを徹底した結果、面白い映画になるとは、本当に興味深い(笑)
アカデミー賞で作品賞はもちろん、
ジェフリー・ライト は =アカデミー主演男優賞にノミニー
共演の スターリング・K・ブラウン も助演男優賞にノミニー
合計 × 5部門でノミネーション、とは素晴らしいではないか!
結論:面倒臭いコト ×10乗、で面白い映画になるとは、実に興味深い1本。