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タイトルの通り、ホワイトカラーという領域では、サバイブできないかも?…を説く
一言にいうと「これまでの常識に捉われ過ぎているとこうなりますよ」を解説している
次にざっと全体がわかるように 章立て をご紹介
序章 労働力消滅、ふたたび
第1章 グローバル企業は劇的に変わらざるを得ない
第2章 ローカル経済で確実に進む「人手不足クライシス」
第3章 エッセンシャルワーカーを「アドバンスト」にする
第4章 悩めるホワイトカラーとその予備軍への処方箋
第5章 日本再生への20の提言
面白かったのが、時々登場する 著者 冨山 和彦 の仕事の中で実際の会話。
あまりに無自覚なコメントに、著者のみならず読む側も「…」となる!
そしてラスト章
20の提言の中に「これだ!」と声が出ちゃうレベルの提言が!
各省のエッセンスがここに凝縮していると感じた。
のでその × 20 をご紹介したい。
1. 歴史的な大転換の認識を共有せよ
2. 豊かなローカル、強いグローバルの国を目指せ
3. 人口減少の危機的局面を国と社会の再生の
4. シン列島改造論のすすめ ー 人口8000万人時代に「多様性」で「密度の経済性」を実現できる国づくりを
5. あらゆるレベルで新陳代謝を加速せよ
6. 古来の伝統からつながる江戸の庶民の世界観、社会性、人間性を再評価せよ
7. 「複雑性」「ややこしさ」が勝負、シン基幹産業が何かを間違えるな
8. 昭和の身分制を破壊せよ
9. 昭和なホワイトカラー身分による中間搾取を排除せよ
10. シン学問のすすめ ローカル才能、グローバル才能それぞれに可能性をフル追求できる教育システムを
11. カイシャ共助型から社会共助型セイフティネットへ
12. 国も企業も付加価値労働生産性向上の1本勝負!
13. 人的資本の強化に向けて労働市場の変革を急げ
14. チープレーバー型でない国際的な多角化を
15. アドバンスト型現場人材の時代、シン「分厚い中間層」づくりを急げ
16. 労働所得と資産所得のバランスを進めよ
17. 超長期的な人口戦略を実施せよ
18. 為政者、リーダーは日本社会の変革特性を理解せよ
19. アンラーンとラーン、スキリングとリスキリングを国民運動へ
20. 青年はローカルを目指す ー ローカル経済圏を
どれが「これだ!」とは言わないが…(笑)
結論:サバイブできないかも?な ホワイトカラー領域 の危機をわかりやすく解説する一冊