日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 





いつの時代も同じ。
人が集まり、新しい意見が出てくると、古い体質に染まった旧利益団体側とのせめぎ合いが発生するのは、世の常。



社会派ケン・ローチの新作は、そんな文脈の作品。
時代は、1930年代のアイルランド。

主人公のジミーは10年前、一般の人々が芸術やスポーツを学べる公民館ホールを創設。
ところが、旧利益団体側である権威主義的な教会や地主が、このホールの潰しにかかる。
なぜ?という感じだが、当時は人が集まるのはあくまでも教会で、が当時の「しきたり」だったのだ!
結果、旧利益団体側が勝利し、彼は国を脱出せざる得なくなり、NYで暮らしていた。


その彼が故郷に戻ってくるところから、物語は始まる。
そして周囲からの希望に従い、このタイミングで ホールを再開。

だが、しばらくすると、主人公が悟る。
「10年たても、何も変わっていない」ことに…


10年前と同じ様に、旧利益団体側は圧力をかけるだけでなく、暴力まで行使しはじめる!
さてどうする、ジミー … 



この話、決して有名ではないが、実話だそう。
アイルランドは当時、内戦に明け暮れた時代の終わりで、より保守的に傾いていた時代ではあったよう。
たかが公民館ホールで、そんな騒動が2回も起こるなんて、さすが1930年代。


...と言いたいところだが...
実は 個人的にも、そんな旧利益団体側との闘いの真っ只中...
(仕事とは別次元で。全然 低次元のレバルの話にもかかわらず。なんてこった!...) 
そして 今は、2015年(笑)


なので、ジミーへの共感度は高い。
決して諦めない ジミーの姿、そしてそれに共感する人々、に、きっちり最後は感動させられた。

年明けから、こういう佳作に出会えるのは、なかなか気分がいいもの!
1/17 から公開。

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2015年 1月下旬の「好カード」をスベダラっと並べ、ご紹介いたします!
(というエントリー・シリーズ since 2006.2 )
写真は、昨日オースラリアで開幕した、AFCアジアカップ!
オセアニアからアジアAFC に移り、初の地元開催に力が入ってる様子が伝わってくる。
こういう場で日本代表が大活躍してもらい、「AFCに日本あり」をオージーたちに刷り込んできて欲しい!!!
(というのは初夢? 、イヤイヤ...頼んまっせ!)


このアップの便利な使い方として、次はどんな試合があるのかなと ふと思った時に、当ブログをクリックするとずらっと出てくるので、そうやって使うのがオススメ。
(自分がそうやるために作ってます 笑) 

1/10(土)【高校サッカー全国大会】準々決勝 埼スタ
       日大藤沢 vs 星稜 
       流通経大柏 vs 前橋育英
     【英プレミアリーグ】
       チェルシー vs ニューキャッスル
       エバートン vs マンチェスター・シティ
       サンダランド vs リバプール 他、全8試合。
      【伊セリエA】
       トリノ vs ACミラン
       ザッソーロ vs ウディネーゼ
      【リーガ・エスパニョーラ】
       レアル・マドリッド vs エスパニョ―ル 3連敗から脱出できるか?
       ビジャレアル vs マラガ 
       バレンシア vs セルタ
       エイバル vs ヘタフェ

1/11(日)【英プレミアリーグ】
       アーセナル vs ストーク 
       マンチェスター・ユナイテッド vs サウザンプトン 3位 vs 4位対決!
      【伊セリエA】
       ナポリ vs ユーベントス 1位 vs 4位!
       ASローマ vs ラッツイオ 他、全8試合。    
      【リーガ・エスパニョーラ】
       バルセロナ vs アトレチコ・マドリッド 必見!
       アルメリア vs セビリア 他、全4試合。 
      【国際親善試合】
       ナイジェリア vs コートジボアール
      【バレンティン・グラナトキン国際】
        U-18日本代表 vs ブルガリア 結果は引き分け!

1/12(祭)【高校サッカー全国大会】決勝 埼スタ
       星稜 vs 前橋育英
     【AFCアジアカップ】
       日本代表 vs パレスチナ 16:00~      
     【英プレミアリーグ】
       ストーク vs チェルシー       
      【リーガ・エスパニョーラ】
       ラージョ vs コルドバ
      【国際親善試合】
       ガボン vs マリ

1/13(火)【国際親善試合】
       マリ vs チュニジア

1/14(水)【国際親善試合】
       ガボン vs 南アフリカ

1/15(木)【国際親善試合】
       スウェーデン vs コートジボアール

1/16(金)【AFCアジアカップ】
       日本代表 vs イラク 18:00~
      【リーガ・エスパニョーラ】
       コルドバ vs エイバル
      【国際親善試合】
       カナダ vs アイスランド
      【仏リーグ・アン】
       ボルドー vs ニース

1/17(土)【AFCアジアカップ】
       オーストラリア vs 韓国 開催国の意地がある!
      【英プレミアリーグ】
       スウォンジー vs チェルシー!
       アストン・ビラ vs リバプール
       QPR vsマンチェスター・ユナイテッド
       トットナム vs サンダランド 他、全7試合。
      【伊セリエA】
       エンポリ vs インテル
       パレルモ vs ASローマ    
      【リーガ・エスパニョーラ】
       ビジャレアル vs アスレチック・ビルバオ 
       バレンシア vs アルメリア
       エスパニョ―ル vs セルタ
       レアル・ソシエダ vs ラージョ

1/18(日)【英プレミアリーグ】
       マンチェスター・シティ vs アーセナル!
       ウエストハム vs ハル・シティ
      【伊セリエA】
       ラッツイオ vs ナポリ 3位vs4位!
       ユーベントス vs ベローナ
       ACミラン vs アタランタ 他、全8試合。   
      【リーガ・エスパニョーラ】
       ヘタフェ vs レアル・マドリッド
       デボルティーボ vs バルセロナ 
       アトレチコ・マドリッド vs グラナダ 
       セビリア vs マラガ 
       エルチェ vs レバンテ

1/19(月)【英プレミアリーグ】
       エバートン vs WBA
      【国際親善試合】
       スウェーデン vs フィンランド

1/20(火)【AFCアジアカップ】
       日本代表 vs ヨルダン 18:00~

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さてスイミング・プール1954のあとは、次の部屋に。
で、まず写真をご覧いただきたい!


この部屋の作品は、

Blue Nudes 1952 (注:Blue Nude1907は別作品)

写真の通り、このシリーズ×4点が横に並んでいる。

その4点はそれぞれの個性があり、膝を組む姿や首まわりの表現の微妙な違いを楽しめる。
シンプルなはずのカットアウトのバラエティに富む表現に、ただただ感心。

まわりには、他の作品も含め準備されていたBlue Nudeのバリエーションたちが。
写真とは全く違う、のけぞったポーズなどで、かなりユニーク。


そもそもマティスのカットアウトたちは、弟子たちに位置を指定していったん画に置くものの、変更がままあったよう。
切り絵ならでは、のインプロビゼーションを、日々深めていた、ということだろうか。

それらのバリエーションたちが、いったんどの作品の何処に置かれ、その後どう変更されたかの解説が面白い!

 

 

(続く)



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夜明け前 at ワイキキ。
先日招介したノースと違い、こっちは間接的に夜が明ける。


うっすら見えるは、ダイアモンドへッド!

あ~ ハワイ来たなあ! を強く感じる瞬間・・・


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佐藤可士和さんといえば、お会いしたことはないが、優れたクリエーターであるだけでなく、企画構造の整理整頓が得意そう、というイメージ。
(まるで、佐藤雅彦氏のように)

その彼が「打合せ」を整理整頓してみようっていうんだから、さっそく読んでみた。



ぐっさりと刺さった部分をメモしてみる、読後評っぽくなくて申し訳ないが(笑)
(順番は当ブログで統一すべく入れ替え)


・打合せは、アウトプットの場

・すべての打合せは、「クリエイティブの場」である

・打合せの質が成果物の質

・本音でやりとりしなければ意味がない
 一対一の打合せを希望しているのに、他の社員の同席を求められることがある
 録音してもらってもいいので、一対一をお願いする。
 それは「本音」が聞きたいから。
 打合せで強く意識しなければいけないのは、どれだけ「ぶっちゃけ」られるか

・どんどん口に出すことで、「思考の輪郭」がはっきりしてくる 
 何かをしゃべって口に出す「言語化」という作業は、思考を具現化する作業です
 たとえ間違っていたとしても、同じようなことを考え、似たことを繰り返すことによって、
 だんだんと思考の輪郭がはっきりしてくる。

・NOと言うなら、どんな立場であれ代案を
 目的はそれぞれの持ち場の役割を果たすことではなく、プロジェクトのゴールを完遂すること

・「つまらない」と言えるか? その理由を語れるか?
 ものをつくる仕事は、思いをぶつけ、意見を正直に表明することに存在意義がある

・目的のない打合せは、ゴールのないマラソン

・「アイデア」という言葉を軽々しく使わない
 打合せを、「イメージしてきたことを出し合う場」にする

・「準備のやりすぎ」にも注意

・仕事が出来る人、忙しい人ほど、早く打合せの場に来ている

・資料・ツールは「イメージ力」を発揮して揃えておく

・なるべくたくさんの「イメージ」を持っていく
 誰かのイメージを断片を拾っていったり、極論をぶつけたりして、場を揺さるようにしている

・「何を質問するか」で打合せの深さが決まる

・打合せ中は、常に「聞きながら考える」

・「極論」と「断片」を、うまく活用する

・感じたことに紐づけて、心のひだに記憶していく習慣をつける

・「その場で思いついたこと」のほうが鮮度が高い
 情報をインプットしておいて、アタマの中にスペースを取っておくのです
 =「身体が温まっている状態」

・「事情のパワー」に押し流されない
 優れた仕事人というのは、その流れを変えられる人なのです
 しっかり緊張感を持って見ていないと「事情のパワー」に流される危険がある

・「今日は無理だな」と思ったら早めに打ち切る

・「ラスト5分」と「終了後5分」が打合せの黄金時間

・「そんな感じで」禁止令
 何を決めたのか、何がタスクなのか、しっかり書いて打合せを終える

・帰りの移動中などに、リマインドを自分にメールする

・大切なポイントをまとめ「自分議事録」を作成する

・ファシリエ―タ―は打合せを「デザイン」せよ
 みんながイメージを出したり、発言しやすくしたりする環境づくりが大切

・「大義」があると、チームのテンションが上がる

・ブレストの人間は多すぎてはいけない
 しゃべらないネガティブパワーは、とても大きい

・会食は「未来を語らう場」として活用せよ
 メモは取らない、資料は出さない
 同様にいつでも「身体が温まっている状態」を作っておく

・社内打合せ、という手法ではなく、常時、密にコミュニケーションを取る

・リーダーに大切なのは、「オープンマインド」と「タイミング」
 ふらりと行き、立ったまま、その場で進捗状況を確認していく
 

ざーっと書いていってみたら、凄い量...
それだけいい内容がぎっしり詰まっているということか。

せっかくこれだけメモったんだから、少しでも近づけるように頑張るしかないな!(笑)


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iTunesじゃないよ、tUnE-yArDsだよ(笑)

2014年07月15日にtUnE-yArDsの新譜を紹介させていただいている。
<CD:tUnE-yArDs Nikki Nack 新作は、過去最大級のぶっ飛びサウンド。日本に来ないかな?

そしたら、
最後の部分の、
<日本に来ないかな?

が、かなった!!! ウレシイ!!!


2/21,22に行われる、Hostess Club Weekenderの初日に出演予定。



当ブログの tUnE-yArDs との出会いは2年前、Bonnaroo 2012。
生WebキャストでのDay.1に出演していた。
その時の感想以下。

<03:45 – tUnE-yArDs
<今日の収穫。
<Merrill Garbus(写真)が1人でボーカルから始まって少しずつ「音」を
<サンプリングしつつ、曲をその場で形にする。

<ある曲では例えて言うと、ハワイアン+ポップス+Durutti Column?!的演奏
<とか、ヨーデルぽかったり、バラエティに富んでいる。

<にもかかわらず 統一感ばっちり! 
< 生で見てみたい。


最近では、
が、Fela Kuti トリビュート盤 Red Hot + Felaにしっかり参加を発見(やるう!)
名曲 Ladyを、切れっ切れのカオス演奏で飛ばし、Angelique Kidjo 他と共演


このように、演奏も上達しつつあるよう!
写真だけみても、そのノリの良さが伝わってくる(ような気がしない?)

さてこの来日公演、行けるか?!
この先の予定は全く未定なので、とりあえず「待機」、かな...

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大画面で観なければいけない映画は、確実に、ある。
昨年のベスト1に押した、インターステラー もそんな1本。

実はNYでタイミングが合えば、観てもいいかなとは思っていた。
某サイトで、世界最大級のベストサイズで観賞できるのはNYのその劇場しかない!を知ったから。

ところが行ってみたら、MAXはその日からホビットだったのだ(笑うしかない!)


一方 今日の朝 確認したら、日本での上映は8日まで(汗)
しかも先週こちらでも、NY同様ホビットが邪魔していた。
にっくき!!!ホビット族(笑)

が!そんなに当たらなかったらしく?、こちらの IMAX 上映も再開!
 


結論: 大画面 +IMAX となると、もう行くしか、ない(笑)
明日以降はムリなので今日ピンポイントで駆けつけた!

3度目ともなると、細かいセリフも印象に残り、大満足。
TARSのかます 海兵隊っぽいフレーズやギャグ、主人公との友情レベルの上がり具合まで楽しめた!
(2001のHALとはえらい違いですなー)



写真は、NYでみかけた NYタイムズの記事をそのまま引用した、インターステラーの立看板。
当ブログがこの映画を評価すべきだと主張してきた内容が、ほとんど網羅されている。

太字部分だけでも、ご一読いただきたい!

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ドキュメント映像の部屋 第五室の奥は、いよいよ目玉のひとつ、The Swimming Pool 1952
見たプールのイメージを、カットアウトで再現しようとした野心作!

奥はプールサイドの人物たち
右手は泳いでいる人たち?
左手は、プールに上がる しぶき?

イマジネーションが広がる....



この作品は、マチスの家アトリエの食堂の壁沿いに設置されていたもの。
かなり痛みが激しく、5年間かけてリストラクションして、この展示会で披露されている。

ただこれが目玉!とは言い切らないのは、まだまだ凄い作品が待っていたからだ!


(続く)



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第三室の右手奥は 教会モチーフ集だったが、真っ直ぐ進むと、そこは第五室。

ここでは作品ではなく、マチスの作業をドキュメントしたフィルム上映。
ここはここで沢山のヒトを集めていた。


というのは、
マチスが大きめのハサミを持ち、紙を滑らかにカットしている様子、
弟子に、絵の中のどのる場所へ、そのパーツを貼付けるかを指示している様子、
そして弟子のインタビュー、などが登場するから。


ここではマチスの作業風景の写真を貼付けておきます。

 

(続く)



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第三室の右手奥。
この部屋のテーマは、教会のステンドグラス。


写真の左が、絵で指定したもの、右が実際のステンドグラス。
その他にも、その過程でのスケッチや、司祭が羽織る衣装など。

興味深い!



(続く)



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続いて、第二室へ。
この部屋では、マチスのアトリエの壁に貼ってあった作品群を中心に。
(このシリーズ その1の写真の左側10点をはじめとして、部屋中に展示)

この部屋はそんな感じで大小、大量の作品が展示されている。
そのカラフルさに、目を奪われる!



先に述べたように、珊瑚礁を表現したモチーフが、あちこちに登場する。
だけでなく、部屋の右側に展示されている大型の2点は「オセアニアの海」が テーマ(写真)

Oceania the-Sea 1946

これはこれで、素晴らしい!
(本物はもう少しバックの茶が強いです)


この部屋だけで、かなり満足させられつつ、その右奥には、第三室...



(続く)



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さて、第ー室の説明。

入場すると、まず右側に解説。
そしてその横に、The Dance, 1931-33 が。

あの有名な The Dance (1909 同美術館所有) のバリエーション。
いろいろバージョンがあるが、こちらはフィルデルフィアの屋敷用のもの。
その製作過程のラフ・スケッチが数点展示されている。

面白いのは、当初は「スケッチ」だったものが、後半に「切り絵」Cut-Out に変化すること!

解説を読むと、屋敷の仕様が何度も変更になり、その繰り返している間にマチスが手法を切り替えた、と。
カットアウト Cut-Outs 切り絵 に目覚めた瞬間、ということになる。


次に、入場した正面にあるのが、Two Dancers 1937–38 =(写真)
その気づきがあってから4年後、バレー劇場のステージカーテン用にデザインされたもの。

これをみてよくわかるのは、幾つもの小片が、ピンでくっ付けられて形になっていること。



このようなイントロがありつつ、第ー室の奥で、早くも、有名な本のシリーズ、 Jazz が登場!

その周辺に、同時代に作成された作品も飾ってあるが、その中の一点にまたショックを受けた。
その作品は、Lagoon 1944。
珊瑚礁を表現するのに、切り取った内側だけでなく、その外側も大胆に?仕様している(ようにみえる)
このモチーフはその後、海の作品にこだわらず、次々と登場するようになる!

(続く)



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今回、NYに行った理由と言い切ってもいいかもしれない、マチスのカットアウト展。
写真撮影が完全禁止だったため、簡単なレポートに終った(2014.12.18)

が、その後にMoMa 自身の写真アップで悟る。
「今なら、この屋覧会の詳佃レポートも可能かな?!、と。

でさっそく実行。


写真は、会場に入って少し入り、降り返ったところ。
この第ー室は、マチスが カットアウト Cut-Outs 切り絵 に目覚める過程を画く。

(続く)



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ポール・トーマス・アンダーソン監督の傑作、「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」
その年(2007年)の極私的映画ベスト10に入れた。
それまでの「マグノリア」「パンチドランク・ラブ」も良かったが、出来が頭抜けて良かったのだ!
キリキリ迫ってくる演出の冴えに唸りまくった。

その次の「ザ・マスター」に続く新作となれば、見に行かない訳にはいかない。



今回は、原作もの(トマス・ピンチョンの「LAヴァイス」)
タイトルは、「LAヴァイス」→ 「Inherent Vice」に変更。
「Inherent Vice」は聞き慣れない言葉だと思ったら、保険用語だそう。



そして始まってみると...
オープニングで、まずピビる!

聴こえてくるボーカルは、何と!ダモ鈴木(って、知ってます?)
ドイツの先鋭的ロックバンド CAN の名曲 Vitamin C が、丸々フル・バージョンで登場!!!

だいたい、歌詞が・・・
Hey you, You're losing, you're losing, you're losing, you're losing your vitamin C.
は?!、って曲なので、そのタイミングでタイトルがネオンで乗っただけで既に腹が決まる。
「この映画、とんでもなく感性的なものに違いない」


そしてその予想は当たり、あらゆるシーンで、徹底的に「脱力糸」(汗)

舞台が70年代のカリフォルニアだから、そうなるのは必然かもだが。

主人公の私立探偵(ホアキン・フェニックス)は、真っ昼間からドラッグをきめているし酒もばんばん飲む。
要するに、ヒッピー・カルチャーの影響下にある人物で、とってもいい加減。

なので事件は解決に向うどころか、話がどんどん散らかっていくサマを、目前にさらされることになる(笑)


とはいえ、最後には収束に向うのだけれど、登場する出演者たちがとにかく豪華。
ホアキン・フェニックスの他に、以下のようにずらっと並ぶ。
リース・ウィザースプーン、オーウェン・ウィルソン、ジョシュ・ブローリン、ベニチオ・デル・トロ...


音楽についてふれると、冒頭の CAN だけでなく、けっこう曲者ぞろい。
それもそのはず、レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドが担当。
彼が監督の作品の音楽を手掛けるのは実は既に3作目。
感性的なこの映画の構造にさらにドライブをかけるのが、音楽の役目だったのだ!、理解。


結論:このポール・トーマス・アンダーソンの新作は、徹底的に「感性系」「脱力糸」
   (だから好き嫌いは別れ易いかも? 当ブログ的には「アリ」)

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思いつくままに、2015年 1月の「好カード」をスベダラっと並べ、ご紹介いたします!というエントリー・シリーズ(since 2006.2 )
自分がチェックするために作成してますう!

(写真あ通常と違い、サッカー系ではありませんが、ご了承下さい 笑)


1/ 1(木)【皇后杯決勝】
        日テレ・ベレーザ vs 浦和レッズレディース 14:15~!
     【英プレミアリーグ】
        トットナム vs チェルシー!
        ストーク vs マンチェスター・ユナイテッド
        アストン・ビラ vs クリスタル・パレス 
        ハル・シティ vs エバートン
        リバプール vs レスター・シティ
        マンチェスター・シティvs サンダランド  
        サウザンプトン vs アーセナル
        ウエストハム vs WBA 
        ニューキャッスル vs バーンリー

1/ 2(金)【高校サッカー全国大会】2回戦
        聖和学園 vs 尚志
        第一学院 vs 京都橘
        流通経大柏 vs 矢板中央 
        草津東 vs 東福岡 
        鹿児島城西 vs 星稜 他、全16試合。

1/ 3(土)【高校サッカー全国大会】3回戦!
        水橋 vs 流通経大柏
        国学院久我山 vs 京都橘
        東福岡 vs 静岡学園 
        米子北 vs 星稜 
        尚志 vs 立正大淞南
        前橋育英 vs 山梨学院 
        開志学園 vs 日大藤沢 
        履正社 vs 中津東
     【スペインリーグ】 
        アトレチコ・マドリッド vs レバンテ
        セビリア vs セルタ
        エルチェ vs ビジャレアル
        デボルティーボ vs アスレチック・ビルバオ
        マラガ vs アルメリア

1/ 4(日)【国際親善試合】 
        韓国 vs サウジアラビア
        イラン vs イラク!
     【スペインリーグ】 
        バレンシア vs レアル・マドリッド!
        レアル・ソシエダ vs バルセロナ
        へタフェ vs ラージョ
        エスパニョール vs エイバル

1/ 5(月)【高校サッカー全国大会】準々決勝 埼玉スタジアムに行けるのは?
        流通経大柏 vs 立正大淞南
        前橋育英 vs 京都橘
         日大藤沢 vs 静岡学園 
        履正社 vs 星稜 
     【伊 セリエA】
        ラツィオ vs サンプドリア
     【スペインリーグ】 
        コルドバ vs グラナダ ハーフナー!
  
1/ 6(火)【伊 セリエA】
        ユーベントス vs インテル 長友!
        ACミラン vs ザッソーロ
        ウディネーゼ vs ローマ 他、全9試合
     【スペイン コパ・デル・レイ】  
        アスレチック・ビルバオ vs セルタ
        マラガ vs レバンテ

1/ 7(水)【国際親善試合】 
        カメルーン vs コンゴ
     【スペイン コパ・デル・レイ】 
        レアル・マドリッド vs アトレティコ・マドリッド!
        バレンシア vs エスパニョール
        ビジャレアル vs レアル・ソシエダ
        アルメリア vs へタフェ
     【仏 リーグアン】
        リール vs エビアン

1/ 8(木)【スペイン コパ・デル・レイ】 
        バルセロナ vs エルチェ
        グラナダ vsセビリア

1/ 9(水)【AFC アジアカップ】開幕!  
        オーストラリア vs クウェート
     【スペインリーグ】 
        レバンテ vs デボルティーボ
     【仏 リーグアン】
        モンペリエ vs マルセイユ

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