おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

犬島アートプロジェクト「精錬所」(岡山県岡山市) その3

2009年07月29日 20時51分28秒 | 旅先にて
さて、美術館です。

    

美術館の建物は、犬島精錬所跡をディティールの一部として、建築家の三分一博志氏がデザインしました。とてもスッキリとしたシンプルな建物で精錬所跡の雰囲気を損なうことなく仕上げています。

    

後方からの写真です。この煙突を利用して、室内環境を整えているそうです。なので、エアコン等の設備は設けていません。周囲の環境に負荷を与えないシステムなんですね。そうすることで、配管等、デザイン上邪魔になるものの存在を抑えることが出来るから、建物もすっきりさせることができるのだと思う。

    

さて、いよいよ美術館の中に入ります。美術館の正面あたりは、カラミ煉瓦の壁が残っていて、迷路のような雰囲気を出しています。

    

美術館内部は、写真撮影不可なので、お見せすることはできませんが。。。柳幸典氏の作品を展示しております。下の写真のガラスの建物の部分も展示室の一部です。

            

建物の大部分は、地熱を利用する観点から半地下のような状態にしています。屋上から、精錬所跡を振り返るとこん感じです。

    

ガラス屋根です。冬はここから太陽熱を取り入れ、暖房に利用しているそうです。

    

ガラス屋根の下のスペースです。スッキリとた軽やかなデザインは好感が持てますね。

    

    

今回の犬島訪問記は、少し長編になりましたが、想像以上に良いところでした。時間があれば、訪問してみる価値はあると思いますよ(^^)v