アネッティワールド

日常の体験から・・・

神秘の冒険 秋芳洞

2016年11月09日 00時02分02秒 | 山口県

     <秋芳洞>

8時半から入場できるので朝食も7時から。

その予定で起床したのですが

なんとこんな時に限って持病の腰痛が酷くなったのです。

 

自力で歩けない、カメラバッグも持てない。

 

えらいこっちゃ。 

杖が欲しかったんだけどそんなの用意してこなかったし

とにかくゆっくりストレッチで時間をかけてほぐしながら

ゆっくりゆっくりの動きです。(おじいちゃんみたいに・・・)

 

三脚の長さを調整して杖代わりです。

情けない格好をしながらホテルから鍾乳洞の入り口まで徒歩で

まだ誰も来ていません。

ここまで予定の3倍の時間かかってしまいました。

動くことで少しずつ筋肉もほぐれてきたようでトボトボながら前へ進みます。

痛いけど気持ちのいい朝です。

こんな被写体を目の前にすると

もう夢中です

何度も何度もシャッターを切りました。

入場して洞窟に入るまでで30分もかかり撮影です。(普通に歩けば5分かな)

 

いよいよ上りコースのスタートです。(下りコースを選択しなくて良かった)

いきなり空洞の広さに驚きです。

青天井です。

そして

洞内一の見所と言われる「百枚皿」です。

水に溶けた石灰成分が蓄積し段丘のようになっているんです

大小合わせて500枚を超えています。

 

「広庭・洞内富士」と言われる巨大石筍

天然の棚田、「千町田」

段々畑に水を張ったような景観です。

天井にぶら下がる

無数の傘  「傘づくし」 です。

2センチ成長するのに250年かかると言われている鍾乳石が垂れ下がっています。

冒険コースもあったのですが

1㎞の洞内を歩くのだけでやっとでした。

上りのコースで良かったです。

下りなら歩けなかったかも。

 

洞内からエレベーターで秋吉台に行けるのですが今回は断念。

 

この後 車で休憩し 今回一番感動した 長門市仙崎へ向かうことにしました。

さあ 仙崎で 何に出会えるのかな 

 

 


海上アルプス 青海島(おおみじま)でクルージング

2016年11月07日 00時06分03秒 | 山口県

萩市の真西に位置するのが長門市です。

その長門市の日本海に浮かぶ青海島で遊覧船に乗ることにしました。

出港まで少々時間があるので

少し遅れた昼食です。

海のそばまで来るとどうしても海鮮料理が食べたくなります。

北海道で食べたウニ丼とまではいきませんが、

海の恵みに堪能できました。

大好きな鯛は外せません。

レオは船に乗ることができないので

乗務員室で預かってくれます。

 

『ちっちゃ』 (小さいという意味です)

横幅があまり無いですね。

海は穏やかなんですがスピードが出るので水しぶきが凄くて

窓を開けることができません。

 

ザブンザブン波が船を覆い 時折の横揺れに悲鳴もあがっています。

 

でも岩の近くに来るとスピードを落とし窓を開けることができます。

覚えていませんが

それぞれ名前が付いてるんですね。

断崖絶壁や洞窟など自然が繰り出す彫刻美に感嘆。

島を一周するのですが日本海に面した北側と

南側とでは岩の表情が全然違います。

 

やはりここも 快晴の青空にコバルトブルーの海が似合うんだろうな。

 

自分は雨男ではなく晴れ男と思っていましたが クモ(曇)男だったんですね。

 

今夜は秋芳洞に一番近いホテルに泊まり

明日は鍾乳洞へ行ってきます。    角島大橋は晴れているのだろうか・・・

 


萩城城下町 菊屋家住宅

2016年11月05日 12時35分59秒 | 山口県

吉田松陰誕生の地から3㎞くらいしか離れていないところに

高杉晋作誕生の地や木戸孝允旧宅があります。

松陰が萩で生まれたことがこの町にも日本にも大きな影響を与えたのですが

父親・叔父の存在も忘れてはいけません。

改めて「教育は環境だ」を感じます。

「類は友を呼ぶ」かのように 、吸い付けられるように同士が集まったんでしょうね。

高杉晋作の産湯の井戸なんですね。

江戸時代の地図がそのまま使えるような

碁盤の目の町筋が残っていました。

 

朝から歩き疲れたのでちょっと休憩

萩 夏みかんソフトです。

なまこ壁で囲まれている建物が

菊屋家住宅です。

全国でも最古に属する町屋で

大切に維持されているようです。

入場料600円を支払い中へと行きます。

 中庭が素晴らしく手入れされていて美しいです。

正面の平らな石は殿様のかごを置くのに使ったそうです。

 

 伊藤博文が泊まった部屋だそうです。

 

 昭和になっても皇室の方々が訪れたそうですが、

このころから段差のないバリアフリーになっている和室です。

 菊屋家とは今でいう総合商社のような商いをしていました。

 

 露出オーバーで見づらいですね

 

 「花燃ゆ」で大沢たかおが演じた小田村伊之助(群馬県知事)が住んだ場所です。

続々と有名人を輩出してきた山口県萩、偶然なのか必然なのか

現地の方とお話ができてそれを紐解くヒントを肌で感じる事ができて有意義な萩訪問でした。

 

青海島の遊覧船の最終便に間に合うように進まないと行けないので

もう少し萩を散策したかったけれど残念ながら「萩よ、さようなら」

 

 


東光寺 黄檗宗

2016年11月04日 00時00分59秒 | 山口県

 萩の町を歩く場合

松陰神社周辺と萩城城下町周辺に分かれます。

 

松陰神社周辺の最後の地、東光寺に立ち寄ってみました。

もちろん聞いたことがありません。

しかし黄檗宗(おうばくしゅう)と聞けば教科書を思い出します。

臨済宗・曹洞宗・黄檗宗 三禅宗の一つですね。 

大本山は京都宇治にある萬福寺です。

今日はだれもいません。

 ↓ 魚邦(ぎょほう)の邦はきへんなのですが変換しても出てこないのです

禅宗で使われる鳴り物の一種なんですね。

毛利藩主の墓があるのですが

とても恐怖を感じるんです あの正面の門をくぐるのに勇気がいりました。

 

これ以上前に進むことができません。

500数基の石灯籠が並んでいて、 カラスの鳴き声が静寂な雰囲気に鳴り響きます。

灯籠が顔に見えて 一斉にこちらを見てるようで

ごめんなさい、 5分も居ることができませんでした

 

東光寺からまた松陰神社へ通じる小径がとっても素敵です。

桜の咲く頃に通り抜けたい小径ですね。

紅葉のころも もみじが綺麗でしょうね。

 

松陰神社の裏側に出るんですね。

ここから車で5分くらいの所が萩城城下町です。

木戸孝允・高杉晋作誕生の地です。

萩反射炉へも行きたいのですが、長門市 青海島の遊覧船の最終便の時間もあり

あまりゆっくりできなかったのが残念です

 

余裕のある計画を立てたつもりでしたが、行く先々でどんどん興味が沸き

時間通りに行かないものですね。

 


道の駅 萩往還(はぎおうかん) 松陰記念館

2016年10月30日 00時02分53秒 | 山口県

 

 

瀬戸内海に面した徳山から 日本海側にある萩の町へ移動します。

道がいいですね。 ナビ設定時刻より70%短縮で行けます。

その萩の玄関口に松陰記念館がありました。

(移動中偶然に通ったので立ち寄ったところです)

 

今回の旅の目的でもある

『山口県にどうしてたくさんの総理大臣が生まれたのか』

萩という中央から離れた地に

なぜ幕末~維新にかけて影響を及ぼした人材が多く輩出できたのか?

それを知るために回ってみたかったのです。

小さくて見づらいですが

面白い年表です。

こうみると松陰は短い命だったんですね。

97歳の人も居たんですね(天野)

毎日こんな感じで攘夷を語っていたんでしょうね。

 

萩城下の玄関口に

松下村塾の門下生10人が銅像で迎えてくれています。

右から久坂玄瑞・吉田松陰・高杉晋作 です。

 

 

 

 

右から伊藤博文・木戸孝允・山縣有朋 

 そうそう足るメンバーですね。

 今も現役のポストです。

 

 萩を知る上でいいところに立ち寄れたとラッキーな気持ちで

資料館を見学していたのです。

 

冒頭のことを質問しようと係員さんに近寄ると

いすに座って気持ちよさそうに居眠りしているので

声をかけるのを遠慮しました。

 

維新に長州が多く関わったのは言うまでもありませんが

この地に松陰が生まれてなかったら

日本にも植民地の時代があったかもしれませんね。

 

では萩の町へ突入です

 

 萩往還