アネッティワールド

日常の体験から・・・

千利休と与謝野晶子の資料館・利晶の杜

2016年06月19日 00時10分35秒 | 大阪府

大阪市の南に位置する堺市は政令指定都市になりちょうど10年が経ちました。

政令指定都市は全国に20市あり5人に一人が政令指定都市に住んでいることになります。

 

堺市は仁徳天皇陵古墳をはじめ歴史的な神社仏閣・町並み・伝統産業など

歴史文化資源がたくさんあります。

 

ここ利晶の杜は安土桃山時代を生きた千利休と

明治・大正の文学、教育を切り拓いた与謝野晶子を通し

堺を体験できる ミュージアムです。

 

 

千利休と言えば大河ドラマ「真田丸」で桂文枝が演じています。

大河ドラマ「江」では石坂浩二が演じてた千利休は迫力がありましたね。

 

 この時代の堺は商売で栄えていて

金持ちの町衆がかなりいたそうです。(会合衆)

 

千利休も裕福な家で生まれたそうです。

 

 「日本のベニス」と称された堺で茶人として活躍した千利休ですが

わびの精神がこの茶室に感じ取れます。

いつの時代にも裕福が故に質素を重んじる感性が働いて

生き抜いた人がいたんですね。

 

そんな庶民感覚が解る人がトップに就いて欲しいものです。

 

千利休の切腹は衝撃的でしたが解るような気がしました。

晩年の豊臣秀吉は狂っていたんでしょうね。

 

国語の文学史で与謝野晶子、「みだれ髪」

 

 与謝野晶子の作品についてはあまり知識がありません。

夫、与謝野寛と夫婦仲が良かったこと、子供が10数人いたことくらいです。

 

 与謝野晶子の生家はようかんで有名な「駿河屋」だそうです。

 

建物の裏には利休の屋敷跡がありました。

 

 

予約制ですがお茶室ではお点前体験ができるようです。

堺市では学校の社会見学でここを訪れるそうです。

中高生に「千利休」を「せんりきゅう」と思っている子がいるらしいです。

その場合 せんり  きゅう  なのか   せん  りきゅう どっちなのかな?

利晶の杜