まぁ室内プールでトレーニングしている我々にはあまり関係ないけれど、気温があまりあがらず、昨日との気温の差が大きくて戸惑います。
選手たちは今日もハードにトレーニング。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/67/7ed15cc7369f09d3742d37e6a34ccc48.jpg)
ところで、今話題のスピード社製スイムスーツ。
スイミングワールド誌のCEOルートミラー氏によると、FINAが認可したこの新しいスーツLZRは選手の浮力を助長するものではなく、生地の特性と素材の組み合わせによって、選手の筋群を理想的にサポートし、結果としてボディポジションをしっかりとキープすることができるとのこと。
特に疲れて足が下がることをサポートできる、ガードルのような働きをする、と表現しています。
実際、ユーロスポーツが提供しているヨーロッパ選手権の100m自由形を見ると、ベルナルド選手のキックは強いとは言いがたく、プルでぐいぐい引っ張る泳ぎ。
それをサポートし、足を引きずらずにすんでいるのはLZRスーツのおかげかもしれません。
http://video.eurosport.fr/natation/european-championship/2008/video_vid68590.shtml
FINAのルール上は着たいと思うすべての選手にスピード社は提供する義務があるものの、それぞれの選手の立場上、着用が許されない選手がいることも確か。
実際、日本代表選手はオリンピックで着用できません。
先日来日していたバド・マカリスターコーチによると選手によっては50mについて0.4秒のメリットがあるとの噂も。
テクノロジカル・ドーピングとまで揶揄されたこの水着に関してはオリンピック本番でも大きな物議を呼ぶことでしょう。