年末ハワイに行った。
ハワイと言えば、ワイキキやダイヤモンド・ヘッドなど素晴らしいところがたくさんある。
ワイキキビーチとダイヤモンド・ヘッド(後ろの山)
シェラトンホテルのプールからのダイヤモンド・ヘッド
しかし、今回はハワイの別の側面を書きたい。
ハワイでは2日目に、「日立の木」を訪れた。
(日立の木とは、あの「世界不思議発見」で毎回出てくるCMの木のことだ)
この木は、 モアナルア・ガーデンパークにあるモンキーポッドという木なのだが、中に入ると思ったより木の茂みは薄く、プラネタリウム状に広がっており、日差しを通す。
ちょうど、薄手のパラソルのような感じがした。
その前で、妻と日立の木を背景に記念撮影をしていた。
それもそろそろ終わりに近づき、一眼レフの愛機ニコンD80で日立の木の周りをショットしていた時のこと。
突然、轟音が鳴り響く。
空を見上げるとF15と思われるジェット戦闘機が、写真のモンキーポッドの木の裏からほぼ90度近い角度で急上昇。
あっという間に10000m以上急上昇したのではないか?
もちろん、訓練である。
ハワイは、米軍によって守られていることを、そのとき認識した。
ハワイには、保養目的で5日ほど滞在した。
その間、素晴らしいホテルとワイキキ海岸やダイヤモンド・ヘッド、ノースショアーなどを訪れ、素晴らしい自然を満喫した。
また、夜は素晴らしいディナーショーやワイキキビーチのダイヤモンドのように輝く高層ホテル群を見られるナイトクルーズを楽しんだ。
そうした、全ての楽しみは、実は、アメリカの軍事力により、もっと言えばあのF15を急上昇させて限界まで訓練する若いパイロットによって支えられていることに気づかされた。
たまたま、我々がハワイを訪れていた期間に、オバマ大統領もハワイにいらしていた。
観光地を案内してくれたドライバーは、交通規制によって、遅延が起こることを嘆いていた。
しかし、私はハワイの安全や米国本土の安全、世界の平和に混乱が起きるリスクを考えれば、そういった支障は何でもないと思った。
何故なら、ハワイの安全が守られなければ、私たちは、ワイキキビーチの美しい海岸やダイヤモンド・ヘッドからの美しい眺めなど楽しむべくもないからだ。
安心して、素晴らしいホテルのセミダブルのベッドで眠ることさえかなわない。
安心して、アメリカが世界に誇る音楽アーティスト、マイケル・ジャクソンやエルビス・プレスリー似のパフォーマーの、素晴らしいショーを楽しむことさえ出来ない。
ハワイに滞在することは、少なくとも、いつトラブルが起こるか知れないどこかの国にいるより遥かにマシである。
出来れば、ハワイに移住したいくらいだとホテルのセミダブルのベッドで思った。
移住できなくても、ハワイが安全である限り、何度でも行きたい。
要するに、我々やハワイ市民や米軍の安全は、F15の若いパイロットの訓練によって実現しているのだし、保障されているということである。
ハワイの物価は、やや日本より高めである。
しかし、そんなことは安全がキープされているのだから当然なのだ。
しかも、生活スタイルはほぼ日本と同じであるため、まったく違和感がない。
気候は温暖でカラッとしていて湿度が高くないので、ティーシャツと短パンで生活できるので身軽でいい。
人々はフランクで、明るくて、陽気である。
だから、自分の明るい面(自分の好きなところ)が、自然にどんどん出てくる。
どんどん自分が好きになる。
私は、理想家ではない。
現実主義者である。
現実の安全が守られなければ、何を言っても無意味である。
それより、現実の安全をキープする具体的な行動をすることの方が、遥かに意味がある。
まず、行動である。
具体的な行動をしない人間を、私は信用しない。
若き米軍のF15のパイロットに感謝し、深い敬意を表する。
「リフォーム徒然なるままに」の読者の皆様へ
2013年もそろそろ終わります。
この一年当ブログをご愛読いただき、心より感謝申し上げます。
また、2014年が皆様にとって、よりよい1年となることを心よりお祈り申し上げます。
筆者