春夕の
空に光跡
アストロH
しゅんせきの syu n se ki no
そらにこうせき so ra ni ko u se ki
あすとろえいち a su to ro e i chi
アストロHが2月17日夕刻、種子島宇宙センターから打ち上げられた。
約8分後、X線天文衛星アストロHは無事軌道に投入された。
一部始終をYouTubeのライブ中継で見た。
30回も打ち上げられてほとんど成功しているH2Aロケットは、成功すると分かっていても、ドキドキする。
特に120秒前からの秒読みでは、諸準備を一つひとつ完了してレディーという英語が聞こえ、発射台を離れるまでは、手に汗握る。
管制室のスタッフも成功するとは信じていても、何があるか分からないので、非常に緊張すると思う。
そういう緊張の時間を、YouTubeのライブ中継で、H2ロケットの噴射するオレンジの炎の映像をスタッフと共有できることは、本当に素晴らしい!
H2Aロケットは、夕闇迫る早春の蒼い空を背景に、オレンジの炎に包まれるようにどんどん高度を上げていく。
本当に美しい!
そしてドキドキする。
無事、補助ロケットを切り離せた時。
無事、第一弾ロケットの燃焼を停止できた時。
・・・
しかも、H2Aロケットが今まさに宇宙空間へ上昇している、リアルな迫力ある映像に、大画面TVで、時差なく立ち会える。
ライブならではの、管制室のスタッフの会話も入って、間違いなくライブなのだと実感しつつ。
こんな素晴らしいことは他にはない!
無事、軌道にX線天文衛星アストロHが投入された後の、種子島の海岸に打ち寄せる、美しい穏やかな蒼い波がまた美しい。
こんなに素晴らしい映像を我が家にいながらにして、大画面TVで見られる私は、何て幸せなのだろう!
YouTubeによる、H2AロケットX線天文衛星アストロH打ち上げのライブ中継は、本当に素晴らしかった!
スタッフと一緒になって衛星打ち上げに立ち会え、緊張してドキドキした。
春夕の
空に光跡
アストロH
の俳句で、世界中のみなさんとその素晴らしい光景を共有できることを、うれしく思う。
日本語の冒頭の俳句について
「春夕(しゅんせき)」は、「春の夕」でもいいけれど、漢語の引き締まった語感がこの場合はふさわしいので、こちらを選択した。
また、中の句の「光跡(こうせき)」も同じ漢語で引き締まり、リズム感を作る意味でもふさわしいと考えて、選択した。
漢語といっても、日本語です。
短い句の中に意味や映像を凝縮させるには、漢語という日本語は、実に都合がいいのです。
うまく使っていくと、俳句のレベルを上げることができますよ!
YouTubeも日本語もコンセプト(考え方)は同じ。
それぞれのコンセプトは「共有」。
日本語の俳句は、あらゆる言葉を駆使して人間の感じた情景を人々と共有する。
YouTubeは、映像と音を通して、音映像を共有する。
方法は、違いますがコンセプトは同じです。
独り占めしない。
共有こそが相互理解の早道です。
私は、日本語の俳句
春夕の
空に光跡
アストロH
を通して、X線天文衛星アストロHの素晴らしい打ち上げの映像を世界中のみなさんと共有したかったのです。
読者のみなさんもどうぞ、日本語の俳句を使って、あなたの感じた情景を、世界に発信して共有してください!
今回の素晴らしいアストロHのH2Aロケットによる打ち上げ映像はChromecastを使って、寝室のテレビで見た。
YouTubeは、リビングのアップルTVでも寝室のChromecastでも自由自在なので、本当にいい!
良すぎてブログをしばらくお休みしてしまいました。
(^_^)
最後に一言
次の録画映像もいいですが、ライブにはかないません。
緊張感、リアル感、全く違います。
次回は是非YouTubeのライブをご覧になって体験してください!