民主主義では、国民のためにならない総理や首長をクビに出来る!その根幹は選挙制度。参議院選挙で不平等な選挙制度を維持しようとする政党、議員は自公政権、自公政権の補完勢力、野党も含め、すべて民主主義の敵である。
習近平と何ら変わらない!
※ 前回記事参照
人への投資をしない企業と国 みずほ銀行を例にとって ―> 国民(消費者や社員やステークホルダー)のために働くのが楽しくて仕方がないという首相(社長)にどんどん活躍の場を与えていかなくてはならない!!
民主主義は、桜を見る会を主宰し、自らの選挙区民を買収しようとした安倍政権を退陣に追い込んだ。
満足なコロナ対策を打つことが出来なかった安倍政権を退陣に追い込んだ。
民主主義は、国民に説明できない、国民のためにならない政策しかできない政権をクビに出来るのだ。
その根幹の一つが、選挙である。
菅政権が退陣に追い込まれたのは、数の論理である。
菅政権のままでは、自民党の議員が議席を失い、政権が維持できないと考えた自民党は、菅元総理に引導を与えた。
選挙で衆議院の過半数の議席を維持できないと考えたからである。
しかし、その選挙が不公正であるとすると、民主主義が正しく運営されているとは言い難い。
なぜなら、菅元総理や安倍元総理など国民にためにならない総理を間接的にせよ(具体的には自民党の総裁選で)クビに出来ないからである。
結論から言う。
今国会を通して、参議院選挙の定数が正しく補正されなければ、自公政権、野党、自民党の補完勢力すべてが、民主主義の敵である。
民主主義は、1票の平等が保証されて成り立つ。
一人一人の国会議員を支持する、国民の数が同じだからだ。
具体的に、島根県と千葉県の選挙区参議院議員数で比較する。
島根県の人口は 66.4万人(2021年12月1日推計)
千葉県の人口は627.5万人(2021年12月1日推計)
島根県・鳥取県の選挙区参議院議員数 2人(現在)
千葉県の選挙区参議院議員数 6人(現在)
島根県と鳥取県は2県で2人なので、単純に2で割ると、
島根県の選挙区参議院議員数 1人(現在)
千葉県の選挙区参議院議員数 6人(現在)
島根県が66.4万人で1人なので、その割合で千葉県の選挙区参議院数を計算すると、
627.5÷66.4=9.45
つまり、千葉県では、地方区参議院議員は9人はいなければならないのに現状は6人である。
国会議員はこのことをどう説明するのか?
岸田総理は、どう説明するのか?
答えを待っています。
どう考えても、1票の平等が保証されているとは言えない。
千葉県民は、1票の力が島根県民の9分の6つまり「3分の2」に抑えられているのだ。
これで、
・1票の平等は保証されている
・民主主義の平等は保証されている
と言えるのか?
これでは、参議院選挙で不平等な選挙制度を維持しようとする政党、議員は自公政権、自公政権の補完勢力、野党も含め、すべて民主主義の敵であると断じざるをえない。
読者のみなさん、今国会で注視すべきはこのことなのですよ!
ごまかされてはいけません!
島根県民のみなさん、例に出して申し訳なかったですが、島根県民のみなさんに、他意はありません。
それどころか、島根県は大好きです。
まず、風景がいい。
出雲大社はじめ。
そして、温泉がいい。
玉造温泉では、ほんとうに疲れが取れて生き返りました。
玉造温泉というだけあります。
ぜひ、コロナが解消したらまた行きたいと思っています。
そして、何より人がいない。
つまり、ストレスがない。
都会のほとんどのトラブルの原因は人です。
通勤電車はじめ。
こういうところで仕事をしたら、さぞ能率があがるでしょう。
リモートでいくらでも仕事ができる時代ですから、何もトラブルの多い都会にいることはありません。
一流IT企業はどんどん、勤務場所フリーをおしすすめています。
都心のビルで高い家賃を払うのはばかばかしいと思っているはずです。
そして、渋滞がない。
どこへ行くのも車でスースー。
こんな、快適な県はありません。
大好きです。