春の伊豆
列車にゆれる
御髪の香
はるのいず ha ru no i zu
れっしゃにゆれる re ssha ni yu re ru
みぐしのか mi gu shi no ka
「逃げ恥」のみくりこと新垣結衣さんが、伊豆修善寺への「新婚旅行」の帰りの車中、平匡に接吻される時の映像をもとに俳句にした。
御髪(mi gu shi)とは貴方の美しい髪という意味で使っている。
御髪(おぐしとも読む)は室町時代(1338〜1573年)の頃より使われたらしい。
平匡(ひらまさ演じる星野源さん)は、みくりに初めてキスをするのだが、あとでみくりに「雇用主」として不適切だと謝罪する。
しかし、みくりは「2回目もよろしく」とメールに書きそうになって「末長くよろしく」と書き換える。
そのやりとりが面白くて、何度も見てしまう。
この後、みくりは平匡の優しさに、自分の頭を平匡の肩に寄せて、甘える。
みくりは平匡を尊敬し、信頼しているのだ。
みくりの仕草がそのことを表している。
だが、平匡はみくりの次の一言に、みくりを拒絶してしまう。
平匡さんだったら、ーーーー。
平匡がみくりに接吻したのは、みくりを尊敬し信頼していたところで、ボックスシートの隣の席で列車が揺れるたびに、みくりの芳しい髪の香りが平匡を包んだからだろう。
逃げ恥の映像では、香りまで分からないので、平匡の心を想像して俳句にしてみました。
季節は秋でしたが、雰囲気としては春の方がいいので、春に変えてあります。
伊豆、千葉、奈良などボックスシートのあるローカル線の列車は、和の国にたくさん走っています。
あなたも、和の国にいらして、平匡とみくりのようなひと時を和の国のローカル線のボックスシートで味わって楽みませんか?
もちろん、季節は問いません。
秋の和の国のローカル線のボックスシートも素敵ですよ。
並んで座ると、時々肩が電車の揺れで触れ合いますし。
車では絶対にないシチュエーションです。
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逃げ恥に出てきた旅館に、私達夫婦も結婚記念日に泊まりました。
映像のように素晴らしい旅館でした。
何だか益々、新垣結衣さんや星野源さん、「逃げ恥」のスタッフのみなさんと近づいた気がします。
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