リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

本物のブランドの心地よさ

2006-09-30 23:04:27 | Weblog
私はいままで、あまりブランドにこだわったことはなかった。
車以外は。

どちらかと言えば、安くて品質が良ければメーカーはどこでもいいと思っていた。

しかし、最近考えが少し変わった。
やはりブランドには名前だけではない、特別な何かがあるのだと思うようになった。

たとえば、カメラ。
先日N社製のデジタル一眼レフカメラを購入したことを書いた。
シャッターを切ってみると分かるが、確実にシャッターチャンスをものにしている。
これには、嬉しくなってしまう。
私が今使っているパソコンは、そのカメラで撮ったかわいい孫の写真の壁紙である。
起動するたびに、かわいい孫が出てきて、つくったものでない自然な背景の自然な表情の写真になっている。

こうなると持っているだけで、満足してしまう。

こうした写真を撮ることが出来るのは・・・

先週、我が家のキッチンを紹介したが、ISO1600まで感度を上げられるので、日中の屋内でも安心してシャッターを切ることが出来る。
(先日のはISO400の設定で撮影した)

しかも、2MBのSDカードなら500枚以上を撮影することが出来る。
まったく、記録枚数を心配せずにどんどんシャッターを押せる。
液晶の表示も鮮明だから、失敗したなと思えば削除はすぐにできる。
この、安心感がありがたい。

さらに、上部の液晶表示に撮影可能枚数が常に表示されているのがいい。
スイッチを切ってもこの表示は消えることがない。

今までのコンパクトデジカメのように、スイッチを入れてみなければ撮影可能枚数が何枚あるか分からないなんてことはない。

こうした、安心感があるから、決定的なチャンスをものにすることができる。
そして、一生の思い出になる写真を残すことが出来る。

そうなんだ!
本物のブランドには安心感があるのだ。
そして、使っていて気持ちよいという心地よさがある。
さらに、よりよい生活の質を保証してくれる。

どうも、リフォームがそのことに気づかせてくれたようだ。

心と体のメインテナンス

2006-09-29 21:23:14 | Weblog
オオタケさん、お風呂にしっかり浸ること大事だと思います。
連休は、ゆっくりと温泉につかってください。

昨日、メインテナンスの楽なシステムバスということで、楽にメインテナンスできることが大切であることを書きました。

このことは、実は私たちの体のメインテナンスに直接つながっています。
毎日風呂に入るということは、私たちの体のメインテナンスそのものです。
それが、容易に出来ることは実に重要です。
単にシステムバスが容易にメインテナンスできるという単純な問題ではありません。
ことは、私たちの健康そのものに関わっています。

確かに私たちの今の状況は厳しい状況だと思います。
私も、明日あさってと休むことが出来ません。

しかし、それだからこそ気をつけて自分の健康については、しっかりメインテナンスをしていくことが大切です。

話が飛びますが、吉田松陰(吉田松陰)をご存じかと思います。
なぜ、彼があれほどの人材を輩出することができたか疑問に思って、吉田松陰の本を読んだことがあります。

結論から言うと、父と母にありました。
父は今の話に関係ないので書きませんが、吉田松陰の母は、吉田松陰の父の家に嫁いで来たとき、毎日田畑を耕し、疲れ切った吉田家の人々(もちろん松陰の父母もふくめ)のために日風呂(毎日風呂にはいること)を一人でやったのです。
今でこそ、スイッチ一つで10分足らずで風呂に入ることが出来ます。
24時間風呂ならそれこそいつでもです。
しかし、当時は水くみからして、薪を割り、火をくべ、湯温を見ながらとそれは並大抵のことではなかったと思います。
当時の最高の来客のもてなしは、主人自身が来客に風呂を入れることだったのです。
決して毎日風呂に入ることは出来なかったのです。
いかに、吉田松陰の母が、夫のことを思い、夫の両親のことを思い、子どものことを気遣っていたかが分かります。
こうした母を見て育った松陰は、努力を惜しむ人ではありませんでした。

吉田松陰が野山獄に幽囚されたとき、希望も夢も失っていた囚人達みんなから慕われました。
それは、松陰が牢獄の中で一人ひとりのもっている得意なことをみんなで教え合うことを始めたからです。
みるみる囚人達の表情は変わっていき、生き生きとしたそうです。
もちろん、囚人達が松陰から得た希望は、計り知れないほど大きなものだったと思います。
だから、彼が野山獄から解放されて去るとき、囚人達はみんなして号泣したそうです。

出会いって大きいですよね。
私は、松陰に出合うことが出来た人々は、囚人達も含めものすごく幸せだったと思います。
あれだけ感化され、世界に出遅れた日本を何とかしていこうと思い、実際それを実行していった人物を松陰が輩出することができた原点は、私は、松陰の母にあると思っています。

松陰の辞世の句「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」は、この国への熱い思いとともに、母への尊敬の念でもあると思っています。

オオタケさん、ぜひ松陰のような人物と出会ってください。
そして、勇気をもらってください。
それだけで、この世に生まれたことをきっと感謝するでしょう。

*ずいぶん昔に読んだ本なので思い違いもあるかもしれません。
 疑問に思った方は、原典にあたってください。

メインテナンスの楽なシステムバス

2006-09-28 22:06:55 | Weblog
システムバスのことは、前に書いた。
これは、1つだけポイントにしてあとはだいたいこれでいいやという感じで、決めたものである。
それは、バスタブの長さである。
足が十分伸ばせるかどうかである。
これには、満足している。
壁面にすこし食い込んでいる分だけ、長さがとれリラックスできる。

しかし、使っているうちにより重要なことに気づいてきた。
それは、メインテナンスである。
なかでも、排水溝の位置は案外重要だった。

我が家のシステムバスはA社の製品であるが、排水溝がバスルームの真ん中にある。
つまり、バスタブと洗い場のそれぞれ中央でしかも、バスルーム全体の中央である。
今までの風呂場は、排水溝は公衆浴場などと同じ蛇口の下にあった。
他社の製品もだいたい同じ位置にある。

初めは違和感を感じていたのだが、実は非常に合理的でいいことが分かった。
それは、排水溝のふたをあけるだけで、ネットに集まった髪の毛などのゴミをすぐ処理できるのである。
具体的にいうと、排水溝がバスルームの中央にあるので、不自然な姿勢に腰をかがめる必要がない。
体を洗いながら、ついでに排水溝のゴミも捨てることが出来る手軽さである。
これは、体が硬くなってくると実にありがたい。
「手軽に、きれいにできる」
この気楽さが重要である。
掃除が終わったあとは、またふたをしめるだけで、ゴミは見えないので常に美しい。

もう一つ、メインテナンスでありがたいのは、正面(蛇口方向)下部にスポンジなどメインテナンス用品を保管しておく、簡単なかごが用意されていることだ。
それも、ほとんど洗っているときには見えない位置に。
これも、体を洗いながら、汚れたところをついでに洗えて常にバスルームを清潔に保つことが出来てありがたい。

今回のリフォームの基本方針は、前にも書いたができるだけ床に平行な平面は作らないことであった。
これは、バスルームでも徹底した。
机のような平らな広い面をつくれば(ちょっとした物置スペースも含め)、そこに使わないものがたまるのに時間はかからない。
便利なようで、何があるか分からないという不便で乱雑で美しくない空間にあっという間になる。

その意味でも、基本方針を徹底したことは成功だった。

このリフォームの基本方針は、実はメインテナンスにかかることである。
これは、今日書いたシステムバスも含め重要なことなので、今回設置した製品を含め詳しく書いていきたい。

付け加えると、システムバスのメインテナンスで重要なのは、入った後のバスルーム全体の乾燥である。
除菌イオンが出るクリーン換気を必ず行っているので、カビの発生はまったくない。
もちろん、バスルーム全体の24時間換気もしているのでまったく異臭はしない。


自動感応式ライトにしたのはいいけれど・・・

2006-09-27 23:02:05 | Weblog
2週間くらい前になる。
我が家の古い照明器具を替えた。

洗面所、トイレ、2階の洋間。
一番良かったのが2階の洋間。
明るくなって、壁がまるで新築のようになった。

洗面所は、今まで白熱球だったのが、蛍光灯になったので少し冷たい感じになった。
白熱球でもよかったかなと思っている。
しかし、器具は新しくなり、気持ちいい。

困ったのはトイレ。
今までは白熱球。
良く消し忘れるので、感応式に替えたのだ。
たしかに、トイレを出ればしばらくすると自動消灯するのでつけ忘れは絶対ない。
ただ、新聞を持ってゆっくり用を足していると途中で薄暗くなる。
そのまま、動かないと消えてしまう。
これには、困った。
そのまま新聞を読みたいので、体を前後に動かして、感知させる。
明るくなると、続きを読む。
なんだか、昔田舎で入った○っと○便所を思い出した。
薄暗い中で用を足すのも自然に帰った感じで、落ちいていいかもしれない。

新ブログたちあげ?

2006-09-25 20:35:48 | Weblog
オオタケさん相変わらず忙しそうですね。
疲れをためないように、うまく休息をとってください。

前にも書きましたが、うまく休むこつは仕事とはまったく別のことをすることです。
私にとって、それはどうも家事のようです。
リフォームする前から掃除などは好きだったのですが、きれいになってから余計好きになりました。
特に、水仕事は好きです。
食事を作るよりも片づけでしょうか。

母は、手早く料理を造ることができて、しかもおいしい。
煮豆、おはぎ、煮魚、混ぜご飯・・・
どれも手早くさっとつくって最高です。

でも、ここだけの話片づけは少し苦手。
そこで私が登場。
IHクッキングヒーターにこびりついたフライパンの汚れを取るのは任せといて・・・
もちろん食器も手早く洗います。
食器自動洗い機に負けないよう、ほとんどためすすぎをして水を節約。
喫茶店でもやろうかな。

とにかく、何もしないのが一番疲れます。
(ただし、睡眠不足の時はひたすら寝ます)
要は気分転換。

今も、洗い忘れていたコーヒーカップを食洗機が洗ってくれています。
やることがたくさんありすぎて、時間が足りないくらいです。
N社のデジタル一眼を買ってしまい、昔からの夢だった一眼レフの写真の趣味も始めてしまいました。

そろそろ、リフォームも終わりそうなので、タイトルを変更して「デジタル一眼レフ徒然なるままに」にしようか?
それとも、「デジタル一眼レフ徒然なるままに」のブログを新たに始めようか。
いよいよ寝る時間がなくなってしまいます。

キッチンとリビングが一つになって広がった空間

2006-09-25 11:47:39 | Weblog

シンクの左に見えるのが、IHクッキングヒーター。
自動湯わかし機能など便利な機能がたくさんある。
直火を使わないのでまず火事の心配がないのが助かる。
調理を始めるとレンジフードファンは自動で入り、自動で切れるので今までのように2階まで焼き魚の煙が上ってくるということはなくなった。
トッププレートは、調理をすると汚れるが、アルミフォイルと液体クレンザーでこするとすぐきれいになる。
これは、私の楽しみ。

使った後は当然熱いが、使わないときはちょっとしたものならおけるので、カウンタートップがさらに広がった感じがする。
これは、計算外だった。
リーフレットなどもおけるので、説明書を見るときなど便利。
段差がほとんどないので、きれいにしておけばこんなに使い勝手がいいものはない。

ドア越しにリビングが見える。
キッチンの床の色をリビングよりわずかに明るくして、キッチンは清潔感を出した。
汚れが目立つのでこまめに掃除するようになって大正解だった。
さらに、床の基調色が近いので、今まで別部屋と思っていたキッチンが、リビングと一つになった。
空間がつながって一つになり、広がりができた。
おそらく今回のリフォーム効果のベスト1ではないかと思う。

最後にキッチンとリビングの間の引き戸も取り替えた。
今まで重くて、よっこらしょという感じで閉めていた。
きちんとレールを敷いてくれたので、実に軽く閉めることが出来る。
母ばかりでなく、家族みんなにとってありがたい。

2面採光で明るくなったキッチン

2006-09-25 11:23:32 | Weblog

右に、ガラス入りにしたキッチンのドアが見える。
妻のたっての希望である。
網戸入りなので、夏場は網戸になるので換気がよくできて涼しい。

少し左にわずかに見えるのが洗濯機置き場。
風呂場の水を再利用できるはずだったが、内蔵ポンプ付きでないとだめということが分かり、計画どおりいかなかった。
今までは、このスペースの上部に配電盤があったが、洗面所に移してすっきりした。
防水パン(洗濯機故障時の水漏れ防止用)は、つけなくて正解だった。
掃除が簡単にできて、メインテナンスが楽。

少し左に、風呂用のコントローラーがある。
メロディーと女性の声で「お風呂がわきました」と知らせてくれる。
メロディーがすごくいい。
タオル掛けの右が自動食器洗い機。
30年分の食器などをきれいにしてくれた優れもの。
鍋まで洗えて、便利。

シンクの上は電動昇降戸棚。
我が家では、食器乾燥機にしてある。
戸棚にすることも出来るが、母が使いやすいと思いこれにした。
母は、ほとんど下におろして使っている。
シンクのすぐ上なので、これも動線が短く使いやすい。
庫内の清掃も水栓の蛇口が伸びるので、シャワーで水洗いできて簡単。

いままで汚れていたシンク前の窓まわりがきれいになり、手元が明るくなったのもありがたい。
また電動昇降戸棚は、ふだんは上部にあがっているので採光を遮らないため、キッチンの明るさを十二分に確保できた。

使いやすくなったコーヒーメーカー

2006-09-25 10:43:51 | Weblog

今日は、N社製のデジタル一眼で撮影した我が家のキッチンの完成した姿を紹介する。
デジタル一眼なので、ISO400にしてフラッシュなしで撮影した。
少しくらいが、すべての写真は自然光のみで撮影。
色は、ほとんど現物と変わらない。

始めに、電子レンジまわりを紹介する。
電子レンジの左にコーヒーメーカーがある。
今までは、リビングの戸棚の中にあって使いづらかったのがうそのよう。
上の黄色い戸棚からひいたコーヒー豆とペーパーフィルターを出してセットすれば、来客がきてもすぐコーヒーが出せる。

カップとソーサー、スプーンなどは隣の戸棚から雰囲気にあった物をさっとカウンタートップに出してコーヒーをつぐ。
コーヒーのかすは、最下部のゴミ収納容器に捨てることが出来るので、動線が実になめらか。
2面採光なので、晴れか曇りならば照明はいらない。
昨日も妻の友達が来たが、妻に頼まれてすぐ出せることが出来、感謝される。

ちなみに、電子レンジの下は、炊飯器と電気ポットである。
この棚の上部には強制排気ファンがついていて、炊飯時や湯を沸かしたときの蒸気を排出してくれる。

次はカメラを少し左へふって、シンクまわり。

人生のよきパートナー、デジタル一眼レフカメラとリフォーム

2006-09-24 21:24:18 | Weblog
今朝、次のように書いた。

製品やサービスは決して一瞬ではない。
それを通して生涯私たちの頭の中に消去することの出来ないビデオとして残っていくのだ。
私たちは、そうした製品やサービスを通して、製品を作る会社(人)やサービスを提供する店(人)と上質な時間をともに過ごしていきたいと望んでいる。
そして、終わりのない生涯頭の中に残る楽しいビデオを残すことを望んでいる。

と・・・

N社のデジタル一眼レフカメラはほんとうにいい。
見たままを残せる。
しかも、自然の色と雰囲気を残せる。
一瞬一瞬が宝物だ。
庭の柿の木の実が夕日に朱く染まる様子を見たままに画像に出来る。
(中望遠までレンズがカバーしているので、私が柿の実を見たとおりにズームアップして、夕日に映える美しい映像をカメラにおさめることができる)
撮影した画像確認用の液晶画面も大きく、しかも発色が実に自然でいい。
パソコンのモニターさえ超えている。
これ一台あれば、どこでも楽しめる。

ポートレート、風景、静物・・・
人間の目は、自分のみたい物だけを抽出して見ている。
全体を見ながらも、ほんとうに関心のある物に焦点があたるのだ。
それと、同じことがこのN社のデジタル一眼にはできる。

ところが、ここまでは満足していたのだが、画像記録用の2GBのSDメモリーカードを認識しない。
今までのように、カードリーダー経由で読み取って、コピーアンドペーストでパソコンのマイフォルダに画像を保存できない。
何で?
Y電機で購入したので、聞いてみたけれど分からない。

そこで、メーカーにお助け電話を入れる。
フリーダイヤルではない。
0570で始まるので、市内電話料金がかかる。
しかし、担当者が電話中なので後で電話を入れてくれるとのこと。

待つこと10分くらいか。
こちらが、いろいろ状態を話す。
今までのデジカメでは可能であったこと。
今までのデジカメのSDカードは、デジタル一眼レフで初期化して撮影すればカードリーダー(USB2.0のケーブル付き)で読み取れること・・・など

担当者の回答は的確であった。
それは、カードリーダーに問題の可能性があります。
メーカーに問い合わせてみてくださいとのこと。
早速、メーカーのホームページにアクセスし、型番を入力して調べてみた。
なんと、私のカードリーダーはSDカードでは1GBまでしか対応していなかったのだ。

なんだ、最初からメーカーに問い合わせれば良かった。

私は、このデジタル一眼レフカメラのメーカーの対応にスマートさを感じた。
1.フリーダイヤルでないが、ずるずる待たせない
2.後から電話を入れてくれて、回答が的確
3.付属ソフトの使い方まで的確に教えてくれる
カメラ同様、アフターサービスまでスマートで気持ちいい。

さっそく、2GBまで対応するカードリーダーを購入したら問題解決。

購入した一眼レフカメラの可能性がますます広がり、これからが楽しみだ。
明日からは、これを持ち歩いて、見たとおりの世界を描いていこう。
中望遠までカバーするレンズ1本でそれができるから。

リフォームと関係なさそうだが、実はこのカメラの購入動機の一つがリフォームである。
コンパクトデジカメでは、広角をカバーできないので部屋の広がりを表現することが出来ない。
しかし、これならできるのだ。
さらに、見た目の自然な色そのものも表現できる。

デジタル一眼レフは、リフォームと同じで人間(の目)と一番近いところにある。
そして、リフォームと同じように質の高い生活を送ることを実現させてくれる。
どちらも人生のよきパートナーとなるであろう。

良いリフォームはより上質の時間をすごすことができるようになる

2006-09-24 09:34:59 | Weblog
昨日、知人と話していて意気投合し楽しかった。
知人は、けっこう昔からのカメラファン。
フィルムカメラも含め、何台かもっているとのこと。

何が、意気投合したかというと、一眼レフはやはり決定的な瞬間を撮れるということだ。
特に、小さい子どもは、毎週のようにそして場合によっては毎日のように変わる。
笑った顔もいい。もちろん泣いた顔もだ。
その決定的瞬間は、たぶん一眼レフでなければ残せない。

先日、我が家で敬老会を行った。
場所は外食店であったが、私の孫や妻の姪の子など3人の子どもが母のために集まった。
このチャンスを逃さないよう、前から検討していたN社の新製品を前日に購入した。

結果は、期待通りであった。
広角から中距離の望遠まで1本でカバーできるこのカメラなら、チャンスを見逃すことなく一瞬を切り取ることが出来る。
しかも、色が自然で見ていてまったく違和感を感じない。

知人と話していて気づいた私のいいたいことはひとつ。
よい製品(人)は上質な時間を保証してくれる、あるいは提供してくれるということだ。

我が家のリフォームもそうだった。

まず、妻と一緒に家事をする機会が格段に増えた。
調理しやすく、火事の流れがスムーズだから役割分担もスムーズに出来る。
パートナーと一緒に何かをするということは、ほんとに楽しい。
身近でパートナーと一番簡単に一緒にできること、それは調理やその後かたづけではないだろうか。

確かに、外食すれば自分好みの料理が出てきて後かたづけもしなくて済むので楽である。
だが、パートナーと一緒に調理をし、味を楽しみ、片づけることを通してする様々な会話の機会は奪われている。
おまけに、お金まで支払って。

いったい、どちらが上質な時間なのだろう?

子ども(孫)たちの変化だけではない。
私たちの一日一日が、かけがえのない一瞬だ。
たとえ、カメラに画像として残されなくても私たちの頭の中には、まるでビデオカメラのように残されている。
それを、消去することはできないのだ。

リフォームは、出来た製品そのものも大事であるが、結果としてこうしたまるで映画でも見ているような楽しい映像を毎日残していけるかどうかも決定的に大事な要素である。

毎日ブログとして記録に残してきたが、Xさんとの出会いから始まって、A社のZさんとの出会い、何人もの職人さんとの出会い、それらは、間違いなく私たち家族の頭の中に楽しい時間としてビデオのように残されている。
つまり、リフォームは初めから終わりまで、そしてたぶんそれが終わっても私たちの頭の中に、新たな映像のビデオとして残っていく。

製品やサービスは決して一瞬ではない。
それを通して生涯私たちの頭の中に消去することの出来ないビデオとして残っていくのだ。

私たちは、そうした製品やサービスを通して、製品を作る会社(人)やサービスを提供する店(人)と上質な時間をともに過ごしていきたいと望んでいる。

そして、終わりのない生涯頭の中に残る楽しいビデオを残すことを望んでいる。