リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

屋根破れ星滲む夜秋遠し:ya ne ya bu re ho shi ni ji mu yo ru a ki to o shi  地球温暖化の防止に、真剣に取り組む政治家や企業を応援しましょう!

2019-09-27 15:30:00 | Weblog


屋根破れ

星滲む夜

秋遠し


 




やねやぶれ    ya ne ya bu re

ほしにじむよる  ho shi ni ji mu yo ru

あきとおし    a ki to o shi




 

台風15号で被災された方の気持ちを想像して句にした。

しかし、この句は現在の私の気持ちでもある。

 

今回の台風で房総半島、特に南部にある住居の屋根は、12以上飛んでしまったのではないだろうか?

 

各局地上波のライブ映像を見ると、ブルーシートで画面が青くなっている。

実際、屋根を飛ばされた方の住居を映像で見ると、天井の板がなくなって、空が見えている。

ぬれた畳や壁や天井はカビが生えて、とても人が住める状況ではない。

 

今回の台風15号の被害ではっきり分かったことは、家は屋根がなくなったら住めなくなるということだ。

たとえブルーシートで覆っても、一度ぬれてしまうとカビに太刀打ちできなくなり、住居としての機能をほとんど損ねてしまう。

カビの胞子により、肺炎などにかかってしまうからだ。

 

こうした状況がよく分かったのは、放送局の取材に快く応えていただいた被災者のおかげである。

お見舞申し上げるとともに、感謝申し上げる。

 

しかし、よく分かっただけに、私の心はウルトラブルーである。

なぜか?

 

個人としては今回の台風15号のような瞬間最大風速52/秒にも及ぶ暴風が吹く、台風の東側半分に自宅が入ってしまったら、打つ手がないからだ。

ただ、運良く屋根が吹き飛ばされないことを願うしかない。

 

おそらく、気候変動のフェーズの次の段階に踏み込んでしまったのだろう。

 

少なくとも木造住宅の屋根を飛ばされない100%確実な方法がないことは、今回の台風15号による被災地の被害により、明確になった。

また、停電が長期にわたることにより、たとえ窓が破れなくともマンションが安全であるという保証もなくなった。

実際、停電してエレベーターが動かなくなり、高層階まで水のタンクを運んでおられる方がインタビューに応じられていた。

「大変で、途中休み休み上っています。早く停電が復旧して欲しい」

と。

つまり、今回の台風15号のような強風を伴う場合、一戸建てであろうとマンションであろうと安全は保証されないということが明確になった。

 

ということは、今後台風15号のよう瞬間最大風速52/秒にも及ぶ暴風を伴う台風から、我々が身を守るすべはないということだ。

 

そして、地球温暖化の脅威はここまで来ているということに強烈なショックを受けた。

 

しかも、科学者によると気温が1.5度上がると輻輳してその脅威が増すと言うことである。

 

おそらく、この脅威から我々が身を守るには、住居の地下化しかないだろう。

しかし、そこに今度は西日本豪雨のような大量の雨が降れば、一挙に浸水して多くの被害を生み出すだろう。

 

「つまり、我々に残された選択肢がほとんどない。」

ということを、千葉県の台風15号の被災地のニュース報道を見て、理解し、愕然としたのである。

 

高層化もだめ、地中化もだめ、もちろん屋根はだめ。

 

いったい私たちはどうしたらいいのだろうか?

 

まさに、冒頭の句を詠んだとおりなのだ。

 

屋根破れ星滲む夜秋遠し

 

台風15号の暴風によって、我が家の屋根は吹き飛ばされた。

夜になると屋根のない空に星が見える。

しかし、その星は涙で滲んでいる。

いったい秋はいつやってくるのだろうか?

 

と思われているであろう、屋根を飛ばされた被災者の方々と、私の気持ちは変わらない。

 

なぜなら、台風15号のような地球の温暖化がもたらしたであろう、風速52/秒にも及ぶ暴風に対処するすべを我々は現在持ち合わせていないからだ。





しかし、被災者のみなさん、元気をなくさないでください。


きっと、政治や企業がこの問題を一緒になって解決してくれるでしょう。

現にイオン(クリーン電力の購入に努めている)などこの問題に真剣に取り組んでいる企業もたくさんあります。

私たちは、そういう企業や政治家を応援しましょう。


そして、決してこの問題に取り組まない、政治家や企業は選ばないようにしましょう。

絶対に。


それには、どうすればよいでしょうか?

私たちが政治家や企業より勉強しなくてはなりません。

AIがあるから大丈夫!

それはだめです。

AIは所詮「過去」のことしか学びません。

過去の人間、特に男がしてきたこと(今まで男社会だったから)を大量に学び、判断の精度を上げているだけです。


そして政治家や企業の言っていること、やっていることを自分の考えで、判断します。

この人、地球の温暖化のこと知らないのではないか?

この企業、やっていることが地球の温暖化を増す方向ばかりじゃないか。

そう思ったら、そういう政治家や企業を選んではいけません。

もちろん、そういう政治家になったり企業に就職したりしてはいけません。

あなたも「共犯」だからです。

そして、かならず支持を失い、落選するか倒産するからです。

台風15号で被災された方々と同じことが、あなたとあなたの家族を襲うからです。

 

あなたを救うのは、あなた自身なのです。


頑張ってください!

応援しています。

 


千葉県を襲った台風15号による長期停電の最大のリスクは政治 ―その政治リスクを具体的にどう回避していくか?―

2019-09-19 11:47:13 | Weblog

千葉県の台風15号による長期にわたる停電の原因は、政治にあると思います。

 

具体的には、初動の遅さです。

 

停電により被災地の自治体から連絡が入らないのに、県も国もほとんど何もしていないようです。

この時点で、大規模停電が起こって、情報網が寸断されていると考えて、人やヘリコプターなどいくらでも派遣できたはずです。

地球高温化の影響をまず考えなければならない環境大臣に至っては、千葉を捨て置き福島へまず向かわれました。

なぜ、自ら千葉県の被災地の情報をヘリコプターなどで、進んでとろうとしないのか理解不明です。

首相の指示があったのでしょうか?

それとも、選挙のための票を固めに行ったのでしょうか?

 

こうした、「失政」が停電を長期化させたといって間違いないと考えます。

 

現地を実際にヘリコプター等で視察すれば、なぜ現地の自治体から情報が入らないのか、また多くの家屋の屋根が飛ばされ家屋が瀕死の状況になっているか、一目瞭然だったはずです。

 

これは、千葉県知事も同じです。

 

さて、こうした非難をどれだけしても何も変わらないでしょう。

 

政治が変わらなければ。

 

そこで、これからは、どうしたらこうした政治を変えていくことが出来るか、具体的に書きます。

 

具体的に書く前に、そこまで、私を駆り立てる動機を書きます。

今回の台風15号の中心があと100kmから200km西寄りだったら、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の西部といった首都圏が今の房総半島の状況と同じ状況になっていたことは間違いないからです。

 

個人の住居の屋根はほとんどが吹き飛ばされ、ブルーシートは不足し、仕事どころではなくなるでしょう。

 

企業にとっては、停電で携帯、エレベーターをはじめコンピューター、サーバーなど、現在の我が国の経済を支える基礎が動かなくなり、経済に与える影響は計り知れないほど大きくなったことが予想されます。

 

まさに、情断です。

 

産業の基幹である電力が長期停電するような国で、企業は安心して活動を続けていくことができるでしょうか?

電線の地中化も不十分な状況で。

電力だけではありません。

冷蔵庫が停止して食糧不足も深刻になります。

 

海外から来られる方もそんな状況では、安心してこられないでしょう。

停電で、携帯の基地局がだめになり、携帯など情報をとる手段がほとんどなくなる状況で。

 

リスクが大きすぎるのです。

 

さらに、そのリスクに対する対応が遅すぎます。

今でも停電が続いて収まりません。

 

海外から来られた方は、思うでしょう。

「未だに、この国は縄文時代か?」

と。

 

少し、前置きが長くなったがこれからが本題です。

 

タイトルで、

千葉県を襲った台風15号による長期停電の最大のリスクは政治 

―その政治リスクを具体的にどう回避していくか?―

と書きました。

 

このタイトルの後段に移ります。

 

つまり、私たち市民は、「地球高温下の政治リスクをどう具体的に回避するか」です。

個人としての対策は前回書いたので省きます。

 

地球高温化の最大のリスク、政治についてこれから書いていきます。

 

この国は幸いなことに選挙があります。

我々市民は、これから「地球高温下の影響にたいする施策をもたない議員を当選させないこと」が大事なのです。

 

国会議員、地方議会議員、すべての首長の選挙で。

 

当選させてしまったら、市民も企業も死ぬしかありません。

 

地球高温下に対処できなくなるからです。

 

前回このブログで書いたように、個々人の対策は個々で考えるしかありません。

 

しかし、国政や、地方政治ではそれぞれの議員や首長や議会が考えるべきなのです。

 

考えた結果を「施策」といいます。

 

我々市民はその施策を選挙前に必ずその「施策」を「評価」して、当選させるかどうか決めればいいのです。

 

施策がないか不十分な立候補者は、本当に考えていないか、考えるだけのスタッフがいないかであるから当選させてはいけません。

 

もし、これを我々市民が怠るとそのまま、我々が地球高温下の影響を今回の台風15号の被害のように、長期停電や屋根を吹き飛ばされるという形で再度また受けるということを意味します。

 

市民のしなければならないことは、それだけではありません。

 

当選させた議員、首長の行動すなわちその施策を具体的に実施していっているかどうか見ていかなくてはいけません。

 

これは、それほど難しいことではありません。

 

今回の台風15号であったように、テレビや新聞の報道を見ていれば、その議員や首長がどのように考え、どのように行動したか手に取るように分かるからです。

 

当選させた議員が、公約を破り期待した行動をとらなければ、次回は投票しなければいいだけの話です。

 

しかし、そうなった結果は投票した自分に「見る目」がなかったからとあきらめるしかありません。

(^_^)

 

親心で言いますが、立候補者の「言ったことや公約」を聞くことが一番大切なのではなく、「実際にした行動を見る」ことが大切なのです。

 

「本当に信用できる人」は言ったことを約束違えず、実行する人ですよ。

 

自分が「当選するかどうかより実際にすること」を重視しますから。

市民のために。

それは、何より自分のためだからです。

 

うれしいことに近々「衆議院選挙」があります。

 

まず、私たち市民はここで判断しましょう。

 

おそらく、新聞やテレビも「地球高温下の影響にたいする施策」を立候補者に聞き取りするかアンケートをとって、報道したりアンケート記事を掲載したりするでしょう。

 

熱心な立候補者なら、自分とスタッフで真剣に考えてそれまでに用意するか、ブログ等に公表するでしょう。

 

その結果で我々市民は、1票をいれるかどうか判断すればいいのです。

 

当然、企業も企業活動を続けられるかどうか死活問題ですから、「地球高温下の影響にたいする施策」を熱心に研究したり実際に取り組んだりしている候補者に対しては、協力したり応援したりするでしょう。

 

さあ、みなさんこれから立候補者がどういう施策を公表していくか楽しみにしましょう。

 

(^_^)

 

まずは、次回衆議院選挙を。

 

最後にもう一つ。

 

地球高温下の最大のリスクは、我々市民が政治に関心を持たなくなることです。

 

議員の仕事は権力を「地球高温下のリスク」減らすことに使うことが、すべての世代と我が国を訪れるお客様にとっての今一番の使命ともいえるでしょう。

私たちの命に関わりますから。

 

「今の議員はあてにならないから、自分で立候補する。」

 

そういうあなたこそ、「権力」を手に入れてそれを「市民」のために使う資格のある人です。

 

幸運を祈ります。

 

(^_^)


 



補足


環境大臣の動きを大きく取り上げましたがなぜでしょうか?


環境大臣が、台風15号など地球高温下の問題に迫り、SDGs(持続可能な開発目標)に最も関わらなければならないからです。

経産大臣とともに。


具体的には、今回の台風15号の停電で、冷蔵庫から多くの食品ロスが生まれました。

病院や施設で多くの停電が発生し、未だ停電のままのところもあります。

電源車が来ているというのに、「資格の問題」で使えないといった馬鹿なことが起こっている。

そうした現場を直接視察して、具体的な施策を考え、実行することが出来るのは、環境大臣のほかいないでしょう。

権力もお持ちなのですから。


それとも、首相は環境大臣にはそのような資質は不要と考えたのでしょうか?


是非、野党の皆さんには追求していただきたいことです。



地球高温化の危機に備え、今すぐあなたがやっておいたほうがよい6つのこと ー千葉県を襲った台風15号の被害から学ぶー

2019-09-17 14:27:38 | Weblog

台風15号が千葉県を襲った。

テレビや新聞の報道を見ていて、もっとも感じたことは、行政を当てにできないということだ。

 

初動が遅いということは、テレビや新聞で報道されているので詳しくはそちらに譲る。

 

千葉県を襲った今回の台風の本質は、地球高温化による脅威である。

特に台風の風速が加速される、台風15号の東半円に入った地域の被害が著しい。

ちょうど、千葉県の房総半島南部から北部へかけて、台風の東半円と東京電力の長時間停電の地域とがぴったり重なる。

つまり、台風の東半円に入ることは、台風の接近に加えて、より以上に生命に危害が及ぶ、最大の危機に瀕する地域ということである。

 

そこで、一人の市民としてテレビや新聞報道を見聞きして、これからこうした主に風速40メートル毎秒にも及ぶ危険な台風にたいしてどう対処したらいいかを具体的に考えて、まとめてみた。

 

最初に断っておくが、これらの知見はテレビ局のクルーが現地へいち早く飛んで、被害に遭われた市民の方から直接話を聞かれたり、状況を撮影したりしたテレビ映像や新聞記事から得られたものである。

 

その意味で、被害に遭われた方に心よりお見舞いするとともに、特にフジテレビをはじめとするテレビ局のクルーが、行政に情報が集まり始める前に現地へ飛んで映像として放送されたご苦労には、敬意を表すとともに心より感謝申し上げる。

 

それでは、具体的にこうした強烈な暴風雨に対するために、準備しておくことを重要度の高いものから列挙する。

 

(1) 電源を確保して、携帯がなくても情報を必ず得られるようにする。

 

特に映像による気象情報や避難情報、そして、救急物資の配布状況を把握できるようにする。

そのために、ラジオか携帯テレラジオを準備する。車載テレビかラジオでもよい。

出来れば、複数代替できるようにする。

情報を把握できないと、孤立感が高まり気力が失われる。

 

印象的だったのが、フジテレビのクルーが取材した一人暮らしの高齢の男性の言葉であった。

平屋の屋根を吹き飛ばされ、ブルーシートをかけた住宅に住まわれていたその高齢の男性は、取材に力なく、

「どうしようもない」

と力なく答えていたが、

最後に、

「でも頑張るしかない」

と答え、フジテレビのクルーに取材されたことにより元気を取り戻すことができていた。

人が来るということは人間をここまで元気にさせることができるのだと感動した。

人間を元気にするのは人間しかいないのだ。

 

こうした、災害に必要な情報(事後対策を含め)を私が集めることができたのは、テレビの力が大きい。

時々刻々と、被災地の情報を伝えてくれる。

なのに、行政は何をやっているのだろうかと何度思ったことだろう。

被災地の情報は、今や衛星もあるので、分析しようと思えばいくらでもできたはずである。

そこまでいかなくても、ヘリコプターを飛ばせばすぐ集められたはずである。

被災地の自治体から情報がはいらないのなら、なんで自分から情報を集めようとしないのか?

これが、今回の台風被害の被災地の方々のいきどおりにも近い思いではないだろうか?

そうした、ツールはない一般人の自分がテレビや新聞から得られる情報だけでこれだけ分かるのだから。

 

内閣改造と重なり、首相は改造内閣閣僚の発表にあたり冒頭、被災地に至急対応するよう述べていた。

ならば、環境大臣はまず、福島ではなく千葉県へヘリコプターで派遣すべきではなかったのか?

千葉県の被災地の人はみな口には出さないがこう思っているのではないか?

事実、新聞報道によると被災地のある高齢者が、

「行政は、国も県もあてにならない」

と断言していた。

ブルーシートすら配布されなければ、そう思うだろう。

誰だって。

 

国は地球高温化の影響を甘く見ているのか?

今回の台風はとんでもない事態が迫っていることを如実に物語っているというのに。

これまでの行政がどれほどよくても、ゼロになる。

たった一つのミスで。

 

 

(2) 停電に備え、クーラー(冷房)を家の外でも使えるようにする。


  具体的には、車のガソリンを常に半分以上確保し、家の中でクーラーが使えなくとも車載のクーラーに頼れるように常に準備をしておく。

  実際、今回の台風では、アクアラインを渡って川崎方面でガソリンを満タンにすることすらできなかったと、ガソリンスタンドに朝早くから給油待ちをしている女性が答えていた。

  ガソリンが空に近くなり、アクアラインの途中でエンストの可能性があったためである。

  同時に、ガソリンと車は停電した地域から脱出するためにも、必要不可欠といえる。

  ガソリンがないと冷房や脱出や、買い物、水・食料など避難物資の獲得さえ不可能となるからだ。

 

  テレビ報道によれば、家が停電していても、プリウスαがあったため、子供たちだけでも夜プリウスの車内冷房で寝ることができ熱中症にならずにすんだということを取材されたこの家の母親が答えていた。

  また、この家ではプリウスαのサービスコンセントからケーブルで家まで配線を伸ばし、炊飯器で暖かいご飯を炊いて食べられたとのことである。

  もちろん、ご近所にもお裾分けしとても喜ばれたとのことであった。

 

  すでに、述べたようにハイブリッド車でサービスコンセントがついている車種ならば、テレビ、ラジオといった情報をとることだけでなく、車載のクーラーを使うことができる上、サービスコンセントを使えば小型の炊飯器や調理器具まで使うことができる。

  もちろん、携帯の充電は言うまでもない。

 

  これなら、冷たい弁当やおにぎりだけに我慢することなく、子供やお年寄りの災害によるストレスは、一挙に低減することだろう。

  もうひとつ、プリウスαでは夜間車内で子供たちが寝ることができたようだが、後席がフルフラットになって、荷室と一体になることができたのがよかったのだと判断できる。

  小さい子供や高齢者がいる場合は、こうした大きめの車が今回のような災害に対して必須と思われる。

 

(3) ブルーシートは数枚必ず家で備蓄して、屋根を飛ばされたときにおおえるようにする。


  今回の台風で最も足りなかったのはブルーシートだったようだ。千葉県のある自治体確か市原市は、県に支給してくれるよう要望したら、船橋や千葉などの倉庫にあると言われ、わざわざそこまで取りに行ったようだ。

こうした、状況では雨が降ったら終わりである。

たとえ、2階の屋根が吹き飛ばされても、2階を覆うようにブルーシートを覆えば、1階でなんとか雨露をしのぐことができるようだ。

貴重品も家にはあるので、簡単に家から離れることは普通できないだろう。

そのためにも、ブルーシートは必須である。

 この国の非常時の行政をあてにしては、だめだ。

 死ぬしかなくなる。

 寝るところも食べるところも失う。

 

(4) 釣り用のクーラーボックスの大きめのものを2,3こ、普段使い(非常時食料の収納等に利用)をしながら常備する。

 

  これは、電気が来ない冷蔵庫用である。

  まずは、冷蔵庫をできるだけ開けないようにして、冷凍庫以外のものから食べるようにする。

  そして、冷凍食品や氷を中心に釣り用クーラーボックスに保管する。できるだけ、隙間なくつめるようにする。

  冷凍食品を氷代わりに使って、腐りやすい食品を保冷するのもいいと思う。

  これで、かなりの食品を無駄にしないですむはずだ。

  実際、テレビ報道では食品を廃棄して空っぽになった冷蔵庫がいくつも写されていた。

 

(5) 太陽光発電の非常時用モードを平時にできるよう試しておく。


  我が家はないけれど、太陽光発電をお持ちの方は、是非、停電時に太陽光発電で冷蔵庫やテレビなどを使えるようにしておきたい。

具体的には、普段の停電していないときに、「太陽光発電で発電した電力を自家消費できるようにする設定方法」を操作パネルの近くに貼っておく。

  テレビの報道によると、停電でどうしたらそういうモードにするか電話ができなくて、メーカーに問い合わせすらできなかったようだ。

  発電しているのに使えない。

  宝の持ち腐れである。

  また、そうした切り替え機能がない太陽光発電は意味がないとも言えそうだ。

  あくまでも、強風で飛ばされなければの話だが。

 

(6) エネルギーの一極集中は避ける。

  

  具体的に、電気がだめならガス、ガスがだめなら電気というように、エネルギーの分散を図ること。

  我が家も炊事はIHであるが、風呂はガスである。

  もちろんそれさえ電気が来ないと入れない。

  しかし、配管はあるので、いざとなれば、最低炊事は出来るようになっている。

  湯さえ沸かすことが出来れば、暖房も含めて何とかなるからだ。

  家には、基本料はかかってもどちらも引き込みたい。

  冬場の災害ではまさに、生死にかかわる。

  ブラックアウトになった北海道がつくづく真冬でなかったのが不幸中の幸いと思う。



 


 


  最後に、この国の非常時の行政がだめになってしまったのは、訳があると考えている。

  

  優秀な人材が、行政に少なくなってしまったからである。

  どこかの国と同じである。

  優秀な人材は、行政より民間にいってしまう。

  馬鹿な上司に仕えるなら、金の方がいいと誰でも思うだろう。

  (これは、誤解を受けそうな表現だが、本当は、ちゃんとしたことをきちんとしている民間には、お金がちゃんと入るということを言っている。逆に言えばちゃんとしたことをしている優秀な上司がいる行政には、優秀な人材が集まる。民も官も同じだ)

  こうして、行政(民間も)は非常時のコントロール力を失う。

  そして、政治(会社)に対する市民の支持も失う。

 

  ボーイングが未だに最新鋭機と言われているボーイング737MAXを飛行させられないのは、優秀な人材が監督当局に不在で、航空会社をコントロール出来ないかららしい。

      新聞報道によれば、ボーイングは対抗機種との競争の結果、737MAXは急いで開発しため、機体バランスが崩れて自動制御に不具合が起き(センサーと自動制御装置が勝手に降下する指示を出し降下し始めるが、パイロットがそれを解除できない)、インドネシアとエチオピアであいついで墜落したらしい。

この欠陥を監督当局が知りながら、業界に牛耳られていたため、737MAXの飛行停止を決断したのは、世界の航空当局が軒並み運行停止を決めた後だった。

  結果、米国の監督当局(FAA:米連邦航空局)の信用は、地に落ちたという。


 

  この国も同じである。

 

  優秀な人材が政治や行政に少ないから、自分から情報を取りに行くという柔軟な発想が出来ないのだ。

  

  残念なことに。

 

  そして、誰一人、地球高温化の危機をコントロールできなくなる!!


 


 

  追加事項があったら、補足していきます。


和のすすめ(118)ブティックの窓煉瓦東京駅の秋:bu ti kku no ma do re n ga to u kyo u e ki no a ki

2019-09-10 21:05:50 | Weblog


ブティックの窓煉瓦

東京駅の秋

 

ぶてぃっくのまどれんが bu ti kku no ma do re n ga 

とうきょうえきのあき  to u kyo u e ki no a ki

 


 

妻と丸の内を散策した。

銀座から貨幣博物館(無料)へ。

そして、新丸ビルで食事。

ここからは、東京駅がとてもよく見える。

皇居から東京駅まで180度以上にわたって、皇居のたたずまいと煉瓦造りの東京駅が楽しめる。

それを目当てにたくさんの人たちが新丸ビルを訪れていた。

 

そのあと銀座のアップルストアへ戻るつもりでいたが、妻の勧めでKITTE丸の内へ。

 

そこで見た光景が冒頭の俳句写真である。

 


 

ブティックの窓から煉瓦が見える。

煉瓦は日本のいろいろなところで見たが、東京駅のこの美しい煉瓦の光景を目にして、しばし佇んだ。

これまで見てきたどの東京駅よりも美しくて、思わず写真に撮った。

 


 

東京駅は、出会い、別れ、スタート、ゴールと私たちにとっていろいろな意味を持つ。

もちろん、海外から訪れた方々も、ここをスタートとする方が少なくない。

見慣れた東京駅であるけれど、もう一度よく見直すことをお勧めする。

 


 

新丸ビルを中心として、丸の内地区がいろいろな意味で注目されている意味が分かったような気がした。

美しい東京駅を中心に、皇居、銀座、日本橋、大手町、丸の内・・・と取り囲み、美しい光景をいつでも見ることが出来る!

和の国を訪れたあなたも、東京駅をぐるっと回ってみませんか?

アップルストアも丸の内に出来ましたし。

(^J^)