リフォーム徒然なるままに Reform turezure naru-mamani

我が家のリフォーム日記です。忘れないように記録していきます。参考になれば幸いです。

和のすすめ(51)彩雲の すき間を縫って 月離陸:sa i u n no su ki ma o nu tte tsu ki ri ri ku :月は地球の子?

2016-10-28 18:01:36 | Weblog

彩雲の
すき間を縫って
月離陸

                       子梨

さいうんの           sa i u n no
すきまをぬって     su ki ma o nu tte
つきりりく            tsu ki ri ri ku


 

妻と買い物を終えて、スーパーの屋上に上ると、満月前の月が、まさに地球から飛び立とうとしている。

満月前の月は、左半分が少し欠けている。

その為、月の山の影が浮き上がり、月が宇宙に浮かんでいる。

手に届きそうな近さに感じられる。

しかも、我が家の周りは、丘の上の台地で低層住宅が多いので、空を遮る高い建物がない。

比較的、都心に近いにもかかわらず。


だから、一層月が浮き上がって、まるで地球から飛び立とうとしているように見える。

こんな月を見たことが初めてだったので、句にした。



 

月が余りに近く、大きく感じた。

まるで、月は地球の兄弟ではないか?

と思った時、月の成因についてある説を思い出した。


月は、地球に巨大な彗星又は小惑星が衝突して、地球が引きちぎられて出来たという説だ。

確かに、この説は説得力がある。


なぜなら、この説なら月がいつも同じ側を地球に見せていることに納得出来るからだ。

柔らかい大福かマシュマロを想像してもらいたい。

両手で引きちぎるとどうなるだろう?

引きちぎった部分が伸びる。

しかし、伸びた部分は引きちぎった両手の位置が変わらなければ、そのまま伸びている。

しかし、実際の地球は卵のように中身は液体と考えてよい。

液体なら、国際宇宙ステーションでの実験映像のように、水は分離するとすぐ球形になって、無重力空間に浮かぶ。


だから、巨大な彗星ないしは、小惑星が地球に衝突して、地殻(例えると卵の殻)を除いてほぼ液体の地球が引きちぎられて、地球と月に分離して、その後双方とも球形になったという説はよく理解出来る。

おそらく、月は地球から引きちぎられて、球体になって、地球と月の共通重心を相互に回転しつつ、太陽のまわりを公転しているのだ。

まるで、ディズニーランドにあるアミューズメント「コーヒーカップ」のように。


自分でこの句を作って、自分で驚いている。

実際、月は地球から分離つまり「離陸」したのに間違い無いと。

月の大きさ、立派さ、宇宙に浮いている姿を、どうやって俳句(詩)に表現して伝えたらいいのかと考えて「離陸」にしたのに、科学の真理に迫るとは?


 



和の国へいらしたら、ぜひ月をご覧下さい。

建物が低いので、まるで、月が地球から「離陸」するように見えますよ!

「かぐや姫」の物語がうまれるのもむべかなです。

特に、満月前後の月の出は一見の価値があります。


 

 


和のすすめ(50)「人魚」歌う ヒカルの音楽 和の心:"ni n gyo" u ta u hi ka ru no o n ga ku wa no ko ko ro

2016-10-24 12:20:58 | Weblog

「人魚」歌う

ヒカルの音楽

和の心

にんぎょうたう      ni n gyo u ta u

ひかるのおんがく       hi ka ru no o n ga ku

わのこころ                wa no ko ko ro




宇多田ヒカルさんの新アルバムがリリースされた。

注目したのが、「人魚」だ。

今回は、なぜ「人魚」を歌う宇多田ヒカルさんの音楽が「和の心」なのか書く。


その前に、この曲を聴くには、最良の条件が必要だ。

音楽プレーヤー(アプリ)には、最新バージョンのUBiO。

そして最新のiPod touch。

イヤホンは、iPod touch付属のEarPodとの組み合わせである。

もちろん、出来れば家庭用オーディオシステムなら、最高だ。

この組み合わせなら、貴方は間違いなく、宇多田ヒカルさんの歌声と本当の音楽の美しさに癒される。

幸福な気分に浸れるだろう。


(ドトールで、ラズベリー香るコーヒーをいただきながら宇多田ヒカルさんのこの曲をiPod touchで聴いたら、貴方は幸福感一杯になる。

宇多田ヒカルさんの音楽に心から癒されるだろう。

その上、ラズベリーの香りにも。)


どうして、この組み合わせ(最新のUBiOとiPod touch)がベストなのか?


宇多田ヒカルさんの心地よい高音のかすかにかすれような音やドラムスの金属音の弱い、どとらもすぐ減衰するきれいな高音が忠実に再現されていて、歌声と器楽の相乗効果があるからだ。


宇多田ヒカルさんの声を「かすれる」と書いたが、正確には「繊細な」と書くべきだ。

イヤホンや再生プレイヤーやソフトが良くないと、ほんとに「かすれた」ように聴こえる。

かすれるように聴こえるのは、録音か、再生プレイヤーか再生ソフトかイヤホンに原因がある。

原音を忠実に再現出来ないのだ。

ノイズとして聴こえ、美しくない。

また、聴こえるべき音が聴こえない。

かすれなければ、宇多田ヒカルさんの高音の繊細な音やドラムスのか弱い金属音は、実に美しい。

繊細で、すぐ減衰してしまい、消えやすい。


だからこそ、この上なく美しい。

和の言葉で言えば、「愛(め)でたい」。

「愛(いと)おしい」と表現してもいい。

別の言い方をすると「ものの哀れ」。


この世に永遠のものはない。

「人魚」は、その自然の摂理、和の心を見事に表現している。

だから、限りなく美しい。


そうした表現が可能になったのは、高性能のマイクロホンと再生装置とソフトがやっと今になって揃ったからである。

(そうした装置のない時は、多くの聴衆には繊細さを伝えようにも伝えることができなかった。伝えようとすれば、音量を上げる(または強く歌ったり演奏する)が、上げたら弱さ、繊細さは消える。だから、繊細な表現ができなかったし、出来たとしても限られた少数の人たちしか聴くことが出来なかった。したがって、弱さや繊細さは軽視されるか無視された。宇多田ヒカルさんの「人魚」のような曲がきわめて少ないことが、そのことを如実に物語っている)

繊細な弱い音を正確に拾い、再現出来るから、和の心「愛(め)ず」を自然に表現できている。


宇多田ヒカルさんの「人魚」のすばらしさ、すごさはそこにある。

宇多田ヒカルさんがいなければ、音楽で和の心「愛ず」の繊細な美しさは、表現出来なかったであろう。


 


 

 

UBiOはバージョンアップしたばかりで、時々フリーズする。
バグがあるようだ。

また、「人魚」を繰り返し再生する操作法などが分かりずらい。


だが、その再現力は、コンサートホールの指揮者間近の2階S席にいるようだ。

いろいろな楽器の音が混じりけなく、ピュアに聴ける。

だから、繊細な音楽表現をそのまま感じることが出来る。

「繊細な美しさ」を心ゆくまで堪能できる。


貴方も最新のUBiOで、コンサートホールの2階S席へいらしてみてはどうでしょうか?

貴方のiPod touchの中の「人魚」はじめ全ての音楽を、コンサートホールの2階S席で聞いているように感じられるはずだ。