前のブログのハード&ソフト戦争3(中断)の後での問題が発生した。
前のストーリーではトンスランド不法占拠している竹島を北朝鮮が、あっさり占領したが、その直後日本が北朝鮮を全滅させた。
北朝鮮は、それを侵略行為と断定し日本へ核攻撃を含めた報復をすると各チャンネルを通じて公表した。
日本の腐乱妍オカダーがホザク「こんな事があるから、軍事力を持つべきではなかったんだ!今すぐ謝罪を!」
この土下座発言に賛同した市民団体は、激発した国民から叩きのめされ、場合に由っては殺された。
狂惨盗や罠腫逃、斜罠凍の下衆野郎は、激発した国民の神経を逆撫でした。
一方で安倍首相は「我が国には方策が存在します。」と述べた。
今の所国会に逃げ込めた嫌党は「それは、どう言うことだ!」と詰め寄る。
「皆さん、嫌党が、今の状態で無神経な発言をしましたが、それでするのは民主主義を破壊する事です。それでは野獣=虫獄・トンスランド・北朝鮮と同じです。」
「なんだと」とチョンの属領がホザク。
「大丈夫、我が国は北と南とは科学力の基礎根底から違います。北朝鮮は今から発射準備に掛かるようです。我々も対核ミサイルシステムを稼動させます」
「それはTHAADか!」
「基本防衛方法としてTHAADは機能しており、その為の衛星リンクは既に起動しております。ですが、日本は独自のシステムを開発稼動します。」
「なに!それは!聞いていないぞ!」
「軍国主義化か!」
馬鹿嫌党がホザク、では日本人は北朝鮮が怒ると死ねと言うのか!
これで逃げ延びた嫌党の支持者がドンドン殺された。その数は10万を越えた。当然北南のチョンは、その半分がされた。この日に日本から島田紳介一家とヤクザが居なくなった。
「日本には予てより公表している、宇宙軌道、自由行動飛行体が存在しております。これは科学番組でも公表されておりますが、これは従来のロケットとは非核にならない機動性を持っており、予てより航空自衛隊とJAXAとの共同研究で、ガンダムOOのケルビムガンダムのシールドビットのような機能を持っています。弾道機動に合わせて、このシールドビットを放出する小型ミサイルは既に存在しております。」
「平和利用のロケットを使うのか」
「貴方がたは、建前を優先して、我々の国民の命を放棄しろというのか!」
「だから戦わないのが」
「向こうの要求は無限です、それがわからないのか!」
その時嫌党の連中に携帯電話が鳴った。
「我々を殺す気か!そんなに北と虫獄の命令が大事か!もう嫌だ!罠腫盗は辞めだ!殺されるんだぞ!俺達は、殺されるんだ!妻は殺されたんだ!金の為に北に付いてきたが、もう駄目だ!いい加減にしろ!」
腐乱妍オカダーは黙った。
「例えロケットを使っても敵が放ったタイミングが解らないと意味がない」
「分かっています。我々はスーパーOTH(オーバーザホライゾン)レーダーで敵の行動を逐一把握しています。また、今後、最強の秘匿兵器を駆動します。」
「なに」
「核兵器に関しては、通常の防衛では意味がない。そこで、我が国は核兵器を持たない国が、核兵器を持つ国に対する、通常防衛で出来る限りの防衛をします。」
「どういうことだ」
「現在、長野中央防衛システム稼動を指令します。」
議場が沈黙した。
「長野の中央防衛システム?」
「リニアスーパーキャノン、発射準備を命じます。陸上自衛隊、防衛砲撃隊、妹尾1佐!」
「ハイ!こちら長野中央防衛システム、リニアスーパーキャノン防衛砲撃隊隊長妹尾1佐です。」
「システムは如何ですか?」
「ハイ、予てよりの訓練通り発射可能状態です」
「敵は発射状態を進めています。直ちにドローンブレットを発射、及び、予防攻撃を実施を指令します。」
妹尾1佐は、別のモニターを実ながら、そちらに頷くと、
「諒解しました。砲撃を開始します」
すると、また腐乱妍オカダーが何かほざこうとしたが、それを安倍首相が制した。
「我々は核武装をしている相手に対して無力であります。核を持っている存在が核を持たない国に核攻撃を行う事は圧倒的な劣勢を意味します。アメリカが味方に居るとは言え、100%守れません。専守防衛は死を意味します。だから、核攻撃を宣言した場合、専守防衛を放棄する事を我が党、政府は決定しました。何処の国が、殺されると恫喝され、それを受けなければならないのか?科学的にも技術的に劣る国に対して。それを当然というマスゴミは、国家の敵であり、民主主義の敵です。私は独裁者とか、軍国主義者と後ろ指を差されようと、この国を守る義務と能力を維持する責任と義務感を持っています。」
維新の会の橋本代表が声を上げる。
「すると、政府は、秘密兵器を持っているのですか?それが長野の?」
「長野にはアメリカとは違うスーパーリニアキャノンが存在します。」
「もしかすると…、ははは!やられたな!リニア路線てのは、このためのカモフラージュか?」
「申し訳ありません。今後この責任は採らねばなりませんが、緊急を要する事ですので、一部、東京大阪のリニア路線の資材を使っています。無論、今国会で、予算が通りましたので辻褄は合わせられます。これで堂々と撃てます」
「すると、2014年の長野の停電は?」
「そうです、この関係の電力システムが問題を起こしました」
「今は?」
「大丈夫、専用の発電所を持っています。今、発射準備が整ったようです」
すると国会に配置された大型ディスプレイに様子が写された。
「リニアキャノンは全長5kmの加速領域を持ちます。その中は超伝導磁石で加速される2mの超音速砲弾となります」
「超音速!マッハをこえるのか!」
「マッハ3です。マッハ3を越えるとラムジェットというタービンを持たないジェットエンジンで駆動でき、安価で長距離を狙える砲弾となります」
「マッハ3?では音速で騒音が酷いのでは?」
「ハイ、それは仕方ありませんが、それを押さえる為に、リニアキャノンの内部は真空で、発射部位では希薄圧力状態を構成しております。」
「そんな巨大な領域を減圧できるのですか?」
「電磁加速より、そちらの方が問題でした。ですがもう万全です。砲弾は1発500万円それを2000発用意しました。」
「2000発!」
「首相!発射準備完了です!」
「諒解!妹尾1佐、随時発射願います!」
「第一射よーい、てー!」
長野中央防衛システム周辺で排気タービン音が耳をつんざく音を上げた!真空になった発射チャンバーに第一弾が装填、すぐさま電圧印加、吸い込まれるように5kmの加速領域を超音速ラムジェット弾が加速される。加速自身は3kmで十分可能だった。だが、その後は大気との馴化加速である。徐々に大気圧が上がる、そして、最後の300mは加速ではなく大気の流入を押さえる大気カーテンの中であり、そこで大気圧と同化し、衝撃波が上がるのだ!
「ドカーン」
全員が驚いた。それは長野県民が皆驚いたが、音がする前に、それらの事前説明がなされていた。
熱烈な長野の愛国者達は、砲弾を見て万歳を叫んだ。
だが、一発撃ったぐらいでは終わらなかった、次弾は15秒後に装填された、この時間は最後のエアーカーテンの状態が戻る時間であった。
初段は、衝撃波を起こして弾道軌道を北朝鮮のミサイルサイトに向けて移動中に燃料放出、点火を実施、点火成功!最初水素を使った燃焼だったが、その後、ケロシンに代わり、ノズルの開度を自動調整した。
発射時マッハ3.3程度だったのが2.8程度まで下がっていた。それを再びマッハ3まで戻した。その後、衛星リンクした超音速弾体は、初弾に搭載されたCCDのカメラで様子を映した。
その姿は遠目からも見えた。福井、新潟、石川の人々が喜びの万歳を上げた。
1000kmを900秒で突っ走る。15分である。これは核ミサイルが撃ち上がり、撃墜できる限界の時間である。
当初、敵のミサイルが発射されなければ、領空外で自爆して、専守防衛を維持するつもりだったが、事、ここに至って、敵は撃つと明言したのだ。だから、攻撃は可能である。
「シナリオ2で攻撃を実施します。核兵器を持っている事が戦意ありと疑う事ができ、加えて撃つとの宣言があったので、これが憲法9条に合致した専守防衛、加えて自衛権の発動です」
カメラは、5分で北朝鮮の沿岸を捉えた、加えて、別の索敵システムでも確認した。
超音速弾頭は、10発で1セットである。先進弾頭はCCDを搭載し、情報を収集し、航続弾頭を誘導し、或いは、回避する情報を伝える。
砲弾は発射後10分まで長野中央防衛システムが誘導するが、その後は、長野中央防衛システムが指定した攻撃シナリオに従って自動行動に任される。自爆指令は、着弾2分前までに行わないと不可能となる。
「初弾、及び、初期発射ロット、命中3分前!判断を!」
「こちら国会議事堂の首相安倍です。予てよりの申し合わせ通り、爆破判断は貴官に任せます。責任は私、日本国政府首相であり、自衛隊の最高指揮官である安倍晋三が取ります。正しい判断をして下さい」
「諒解!感謝致します!」
そして40秒後「回避行動及び爆破シナリオ選択。自爆はありません。後続砲弾には、敵ミサイルサイトらしき構造物の中心を狙うよう指示しました。」
「こちら日本国首相安倍です。諒解!」
それから2分間である。長い時間が流れた。皆初弾のカメラを見ている。また、そのときから別のモニターに、砲弾を追尾する様々な映像が流れた。無人機のものが多いが、無人機でも飛行機だけではなく、気球や、飛行船もあったのである。
それらが北朝鮮のミサイル発射施設と思われる場所に向かっている。
一方で、強襲偵察機(超音速無人機:日本独自のもの)が北朝鮮のミサイルを確認した。まだ、燃料注入状態である。
北朝鮮のミサイルは安定性が悪く、何時でも発射状態という割には、異常アラームが何度も出て、発射できる状態ではなかった。
通常弾頭なら可能だろうが、核弾頭の場合、問題があった。点火システムと点火電源が問題だった。
また、北朝鮮の核ミサイルは、液体燃料のタイプで、燃料注入が常に行われている。その煙が遠くからも見える。
「発見!あれが北朝鮮の核ミサイルです!」
「狙えませんか?」安倍首相が問う。
「初弾はオートです。判断はシステムが行います。」
超音速砲弾は、通常画像とサーモグラフとレーダーアレイで見ている。サーモグラフは通常映像と照合し、液体酸素の可能性を見て、そちらの方に向かった。
「あれは?」
「白煙が多いです!ミサイルを選択した可能性が!」
「ミサイルを狙うのですか?」
「例え初弾が外しても、残り9発の後続に攻撃指示が成されれば、合計1tの爆弾がミサイルを狙います。」
その時カメラの映像がとんだ。一方で、他のカメラが、初弾が爆発したのを確認した。しかし、その後15秒後の次弾が、より後方の、第三弾が更に後方を狙っ爆発した。そして、
「やった!」
とは長野中央防衛システムの妹尾1佐である。
「我、敵核ミサイル初弾を爆破せり!」
国会議事堂がどよめいた。そして、日本国もどよめいた。
「やったー!」
一方でTHAADも待機状態となった、敵ミサイルの発射は見られない。だが、北朝鮮の発射を伺う動きもある。
「シールドビット発射体勢をとります。種子島発射センターと、海上発射サイトに発射準備は?」
「発射準備は既に完了しております。」
「敵ミサイルは?」
「分かりません」
「首相、アメリカの国防長官からの連絡ですが、」
「何の話ですか?」
「敵ミサイルサイトは、移動型が、国内を移動中、探知が難しいとのことです。」
「敵の中のスパイの情報は?」
「錯綜していますが、基本的に海岸線から山を一つ越えた内陸部を移動中との事です。」
「随時情報を伝えるよう願います。場合に由ってはシールドビットを全発射します。」
そんな間に、第一ロットの砲弾が全弾命中した。だが、その多くはノドンのようだった。
敵、咸鏡北道に並んでいるミサイルサイトは1/4が破壊された。
第2陣が接近している。高度調整で、内陸に若干振っている。一方で第三陣は内陸部に向かって飛ばしている。
北朝鮮は大騒ぎとなっている。
核ミサイル発射を宣言して15分で敵から攻撃を受ける可能性は0だった。30分以上はかかると思っていたようだ。
それが10発の砲弾であり、威力は合計1t以上である。
各地に分散されている核ミサイルのうち一つ咸鏡北道に配置したものは爆破された。
今移動中の、ミサイルは、第三陣の誘導砲弾が発見した。北朝鮮軍は、慌てて発射しようとしたが、初弾は急降下を強行した。それは弾体を著しく破壊し、そのまま降下した。そして非常雷管が作動。中の150kgの爆薬が破裂した。爆弾の威力は大した事は無いが、破片は他のものの倍はあった。それがミサイルの燃料タンクを著しく傷つけた。
そして、後続砲弾が移動ミサイルを直撃、その周辺を次々と爆破し、徹底的に爆破した。
北朝鮮のミサイル攻撃大隊は、敵の積極攻撃を受けて、ムスダンリのテポドンを撃とうとの判断となった。
だが北朝鮮の核弾頭は戦術的な分は日本海側に配置され、それは今移動するのも危険な状態である。
日本はリニアスーパーキャノンを縦横無尽に使おうとしている。1分間に4発、それが2000発、つまり500分、つまり、8時間20分間、撃ち続けるのである。
日本のリニアスーパーキャノンが凄いのは、この8時間20分間撃てるという状態にあることだった。
砲撃に長ける北朝鮮は砲撃できた日本にある程度、間合いを見るつもりだったが、炸薬の砲弾と違い、電磁のリニアキャノンである。全く状態は違う。
しかし8時間以上撃つつもりに恐怖した。
日本は第5陣から砲撃高度を上げた。そして、北朝鮮領土に入ると急降下して、地下道を壊す方向で動いた。
マッハ3である。その雷管をかなり遅発性にして命中させると、地下30m程度に貫入し、爆破する。
また一方で自衛隊も推進薬と爆薬の比率を変更しだした。
高速で、敵を叩く事は必要なくなった。それよりも爆発威力を必要とした。
弾体1つに250kgの炸薬となった。これにより1陣2.5tの爆薬が搭載されたのである。
自衛隊は、日本軍と名前を変えないといけないな…と安倍首相は思った。
核兵器から守ると言う事でそれは正しいのだが、絨毯爆撃をしているようなものだった。
更に、地下の穴にも攻撃しようとするのである。
実は、リニアキャノンの砲弾は発射後直ぐに生産再開で、その後生産は昼夜兼行で行われ最終的にコストが1発250万円まで下がり、10万発が製作され、この戦闘中に3万発が使用され、その後、超音速リニアキャノンは日本型防衛の基礎となり、日本中に配置された。
北朝鮮は、陸上攻撃では南のトンスランドを圧倒しているが、ソウルでは、軟弱道路で足を取られ、オカラ建物で潰され、自慢の天馬号は、江原道で何とか動いているだけだった。
一方で、初回の砲撃で民間蛆虫が100万匹頓死し、38度線は明らかに破られた。だが、毎度そうだが38度戦を越した北は補給がままならず、その結果退却を余儀なくされるのである。
北朝鮮は、東では弱体化し、中央で攻勢、西では沈滞と攻勢である。そこでムスダンリから核ミサイルテポドンを撃とうとしている。
アメリカは、その旨を日本に警告しているが、このタイミングで発射では、果たして日本なのか?アメリカが目標なのか?という感じだった。はっきり言えば、どっちにも撃てるのである。
この関連でアメリカの海軍や海兵隊、NORADは極めて緊密な通信をしていた。だが彼等の頭の中には日本のシールドビットが無かった。
海兵隊や空軍は、北朝鮮の西部のロケット発射基地を狙おうと出撃をする態勢を整えた。と言うか、出撃直前であった。一方虫獄はアメリカのこれ以上の介入は看過できないとの事だった。
だが書くが関わる問題で、この核を使うトコロでは、虫獄も嫌っていたのだ。
この睨み合いが、タイミングを逸した。そこでムスダンリの核ミサイルが3発打ち出されたのを看過したのだ。
東シナ海に展開していた2隻の空母も沖縄、グアム、フィリピンの米軍基地が急遽航空機をフル出撃、加えて、THAADのミサイル探知を全力を上げて行った。発射後3分でTHAADは装備されている37発のうち29発が打ち出された。このうち、低軌道状態では3発のうち1発が、かなり追い込んだ高軌道で1発が迎撃された。
しかし、残り一発は弾道軌道に乗った。
ある意味アメリカ本土に攻撃が及ぶのか?
その時、日本の種子島から打ち出される3基のミサイルが、状況を変えた。
3基のミサイルは、固体ロケットをフル出力で上昇、残りの北朝鮮ミサイルを覆う様に機動を取った、そして、二段目で照準を合わせた。そしてシールドビットを放出。
シールドビットは、バラバラで近接していたが、それが敵ミサイルに近づくと、一つの形を取れる連携状態になり、厚い板になり、北朝鮮の核弾頭を叩き落すように上から覆いかっかった。
その後相対速度と質量比で、北朝鮮の核弾頭は、太平洋のど真ん中に落下、そして、核爆発を起こした。
特別政府諮問員田母神氏は、「これで戦いの一つの段階は終わりです。これを引くかどうかは、上層部の判断でしょうが、現場は、早々に対処する必要性がありますので、敵の意欲を見て、これ以上の戦線の広がりを抑えるべきと思います。戦闘の長期化は、どちらにしても愚作です」
「そうですね。元空将殿。今後の戦線の引き上げの間合いは、自衛隊に一任しますが、大臣、副大臣との協議もしっかり通して下さい。」
「諒解しました。」
「ところで、北朝鮮の東岸は?」
「ほぼ壊滅です。ノドンは、ほぼ全てがなくなりました」
「テポドンは?」
「あれは虎の子ですが、打ち上げられるサイトは殆どありません」
「では、この戦いは一応小休止ですね?」
「ハイ」