「猿が出てきています。」何処に出しても恥かしい田舎の私の職場は、時折、そんな放送が流れる。
そんな放送が無い今日、会社の前を猿が歩いていた。
ウチの工場には入って来なかった。ウチを避けるように、近くの民家を物色していたようだった。
一応警察に連絡。
私的には怖がる庶務を尻目に「来たら面白いのに」と思う程度の存在で「掛かってくるなら、叩き殺そう」と思っている口である。
ウチは猿の10匹ぐらいまでなら余裕で皆殺しに出来る。打ん殴るには十分なバールや鉄パイプは仕事上一杯あるし、16mmや19mmのフラットバーが山と積まれている。
これを投げて当たると猿は死なないまでも大分致命傷となる。
まぁ現場で色々やっている社員は気が粗く、何とはなれば、仕事に使う道具は、必殺の武器である。アークトーチも、場合によってはガスバーナーは火炎放射器である。
私と言えば、こう見えて体重が100kgあっても、身が軽いので知られている。猿がかかってきて負けるような事はしない。それと大小のナイフを仕事上持っている。
だから、向こうが掛かってきたら、人じゃないから後腐れが無いと「日頃の鬱憤」を晴らしてやれるのにな…と思っていた。
毎度出勤時舐めた運転をしている高級車の糞馬鹿の「バスの運行を邪魔する糞運転」を見て「待てオラ!チョングソかテメェ!」と怒鳴る事は日常である。ノソノソとしているなら、車降りてガラス窓を打ん殴って割ってやろうかと思っている。
世の中、人を殺しかねない運転しながら「当然のこと」と思い込んでいる「役職的に上の馬鹿」が多くて、そいつ等には、軽自動車でもココまで動けるんだよ!
と言うトラクションとドリフトの腕前を見せ付けてやる。
毎度高級車に乗っている豚には辟易する。
まぁでかい車で避ける幅もでかい。
毎度50cmも避けるような事はしない。10cm程度の避け方なら、軽自動車を避けるのにセンターラインを超える事はない。
高級車も偶には運転のうまいやつが居るが、それはごく少数で高級車に乗っているのは殆どド下手である。
どうなんだろう?運転の上手い奴は、周りが見えている。だから、加速減速の間合いが、絶妙である。
トラックに乗っていて、高級車を転がしている、ヤンキーか?ヤンキーも下手は下手だからな。と思う昨今である。
職場は、田舎の車通りの多いトコロで、毎度、事故が起きては止まるし、下手糞が厄介事を起こして止まるという日常。
多い日はパトカー3台と救急車2台、消防車3台がワンセットで3セット来る事がある。
そんなに火事が起きるのか?と思っていたらJascoの近くで止まっていたスクーターで親父が何かやっている、私が通り過ぎる頃に「ボン」と火がついた。そんで燃え出す始末。
なに!と思っていたら、それから15分運転して辿り着いた消防署から今頃の様に消防車が動き出した。
色々なネットの情報を探しても、この火事とか事故の情報は「全く流れない」のである。
分かっていると思うけど、この国に報道というものは存在しない。
隣の火事が燃え移りそうでも、テレビやラジオは「下らない事ばかりが緊急事態のように」報道とやらをしている。
そんな中、厄介事の一つとして猿がやってくる。
猿如き、屁みたいなものだ。と思う私は日々聞かせてくれる鳥の声に癒される毎日である。
襲ってくる猿は幾らでも殺すが、ネコや子犬には、近くに寄っても逃げられない安心されている=舐められているおっさんである。
そんな私に姪やよく、ニコニコしながら「死んで」と言って来る。或いは「叔父ちゃん死ねぇ!」と掛かってくる。
猿は殺すけど、姪からは殺されるかぁ~。
それも人生だなぁ~。そう思いながら会社の所有物ながら、毎度、詰めの甘い会社が放置している500坪はありそうな広大な荒れ野を見ている。そこに生える雑草も春、夏、秋と三回花を付けては、枯れるのである。
今日は驚いた事にトンボが押し寄せていた。20匹は居た。ちょっと嬉しくなった。モンシロチョウも控えめに飛んでいた。生まれたんだな…。生きているんだなぁ~と当たり前のことをホザクのである。
今日「進撃の巨人16巻」を見て「未練の一つがなくなった」、2日後「シドニアの騎士」が2ndシーズンが始まる。3ヶ月生きる理由が出来た。
その前に、面倒な仕事の締め切りが押し寄せる。3ヶ月、生き延びられだろうか?まぁ死んでもいいかな?と思う昨今である。
NHKの木曜時代劇で「人は生きるだけ生きたら死ぬだけだ」との台詞は、実にそうだと思った。でも藤竜也、剣の使い方下手だなぁ~と思う私でした。