ブラタモリで新潟の都市形成がどんなものか?と言うのが分かられたと思われます。
ですが、この浚渫は、江戸時代から問題となっており、江戸では浚渫船、杭打ち船、巨石運搬船などの特徴的な船が動いていました。
浚渫は、運河の宿命で、これをすくうのが浚渫船の役割です。
他にも、水路を流れによって崩壊するのを避けるために運河のコーナー付近には杭が打たれて、運河を破壊する川の流れを制御しました。
巨石運搬船は、大阪城で有名な巨石などを運搬したと言われている奴で、実はエジプトのピラミッドの建設も、このやり方だったのではないか?と思われます。
つまり巨石を載せた船のある水路の水位を上げる事で高い所への巨石の移動を可能としました。
この辺は、ググると見られます。どんな船なのか?まぁ江戸時代でも色々工夫してやっているのです。
また、水を排水するポンプ場がありましたが、あれは7.5m程度の水位差ですが、吸込み型では、実は10m程度しか吸い上げられません。
ところが、アイム電機の埋設型押上ポンプでは40mとか100mとかの揚程が得られます。これは吸い込みでは真空条件にて10m以上は、吸い上げられませんが、押し上げる場合は制限が殆ど無いのです。
この埋設型、押上ポンプは実は殆ど工学部では教えられていません。だから10m程度の吸い上げポンプを繰り返すという愚行をします。アイム電機は直方の企業で、実に立派な会社です。
ここの技術は実は低く見られていますが、ポンプの殆がターボ型の吸い上げポンプなのですが、今、深海や新深度の作業が要求されており、それには10mが限度のターボ型のポンプよりもアイム電機の押上ポンプのほうが遥かに有効であります。
私は仕事で、このアイム電機に関わりましたが、本当に立派なポンプです。日本が世界に誇れる製品です。