「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20061228

2006-12-28 | 矮小布団圧縮袋

○寒波強風で既に雪ちらついて来たこれ九州北部。NHKの天気予報図に横つぶれ気味の雪だるまが並ぶ。去年はSNOW!×3がやけに「寒波を呼ぶ歌」だったわけだが大阪で久々天に向けて歌った言霊が早速作用したか(笑)。御用納めの終業時間後も残業で夜帰りに本屋へ。やっと年末年始用のTV雑誌を、それも一冊だけ選んで買う。何年ぶりだろうか「似たようなコピーがいっぱいあっても無意味だな」ようやくそういう元の精神性に治ってきたというか。全部買ってた方が変だったんだろう。Top StageとLook at Starも見かけたがまだ買っていない。FINE BOYSは月初めに買う時間がなかったから今日買って見てみた。ファッションていうのも外見じゃなくて中身が出来てないと風格がなくて無意味というか、一見奇抜だろうがどうだろうが中身が普通ならそれだけだよな。値段だ流行りだ言われたって別に驚くことはない。読者モデルの兄ちゃんたちの顔つきも若い。「戦い」だって本当の戦いは自分の中との戦いであり、外の敵と戦っている程度じゃまだまだ周りにおだてられてるって感じだ。愛を撒くといったって、その愛とは何なのか根底から疑いもせず、愛とは何かがわからない絶望とも無縁なまま、愛があって当然の前提のように言うのは浅くて、それだけでは少なくとも「この私」は本当には感動はしない。言葉の表現が誤解を呼ぶなら安易な饒舌はよせ。理解されないのを一方的に他人の頭の悪さのせいにするな。誰に何の体制に遠慮してるのか知らないが、何故徹底して「本当の」言葉を熟考し選んで研ぎ突き詰めないのか。小林秀雄じゃないけどさ。などなど。この一年、春から夏、秋、冬と過ぎてきて、非常に何か不思議な勉強をして、今12月28日の自分のそんなふうな心境状態があるんだな、と思う。去年の今頃はまだこういう心持ちじゃなくてまだその日その日の安い気休めで自分を慰めるしかなかった感じがする。去年までの10年近く、自分はKinKiとかを見ながら、若いツバメってわけではないが(爆)ずっと若い年少の人々にいろいろ学ぶ契機を得て、それこそ全く関係ない世界や自分の中の意外な側面などとの出逢いが驚異的に広がっていったのであるが、昨年のひどい鬱状態を過ぎた後、今年一年は全く予期せぬまま、精神的には「実は再会であるかような新たな生来との出逢い」のようなものが次第に開けていって、なぜ自分が今の年齢なのか、今の状況とは何か、本来の自分の等身大のあり方が何であったか、というようなことを改めて問い直すような展開になっていったような気がする。自分はKinKi Kidsよりやはり遥かに歳をとっていて同世代ではなくて、そしてそれは良い事だった。負い目に感じるどころか、自分はどうやら決して無駄に歳をとってはいなかったらしい、ということの意味を、長くかかったがようやく今年認識できた。それがわかったから、ささやかだが、本当に嬉しい。そしておぼろげに自分の死期を予感した、ていうと変な言い方になるが、もしそういうことがあるとしても最後の最後の瞬間まで何をしなければいけないのか、何をしていたいのか、どうありたいのか、というようなことも、思い出したような気がするのだった。まあちょっとKinKiと遊んだ「夏休み期間」が長すぎてまだボケてる感はたっぷりなんだけど(^^)それでも年末年始の番組は一応予約して帰るよ、つよし。さて、以上、これで先日の「LF」への、返歌(年間編?)になっているだろうか?…で、聴いてるんだけど、今どんなもんやでも流れた藍色の夜風ってラストのfade outのタイミングちょっと速くて短くないかな?って。それにしても外の暴風が荒れて冷え込んできた。BGMで対抗しよっと^^。(20061228)

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