「ゆわさる別室 」の別室

日々BGMな音楽付き見聞録(現在たれぱんだとキイロイトリ暴走中)~sulphurous monkeys~

20061207

2006-12-07 | 矮小布団圧縮袋

○…つい古本屋でバンドスコアを見かけて買ってしまい、巻末に使用モデル解説やメンバーによる「演奏上の注意点解説」などが載っているとこれまたつい正座して読んでしまう(笑)夜。専門的な事は細部まで詳しくはないが、「まず一度は完コピから」自己流にくずすのはそれから、という文章に、非常に古典的に正道な芸道修業の基本的指導に通ずるものを感じる。ふざけた見た目と素行のわりに一芸の中身に関しては意外と地味で真面目(^^;;)なもので、工芸職人のような律儀さの積み重ねからsoundは形成されていくもののようである。バンドをやると実感として自分がまず気持ちよくなってしまうところまで行くのが第一義的目的なので、やることによって誉められたいとか(まず誉められない)彼氏彼女にモテたいとか(そうはモテない)、って動機はあったとしてもそりゃオマケだろう。少なくとも自分の10~20代の頃の場合はグループ交際というよりまさにダム探検とかそういう(意味不明・爆)今日のどんなもんや(QR)もそんなバンドな人の作曲時へのつよしの回答だった。が、個人的意見を付け加えるならば①「作る曲のパターン」がすべて違えばいいってもんでもない。つまらないパターンが連続すれば凡々に聴こえるかもしれないが、逆に「純粋に気持ちよい型」が存在し、踏襲を期待する耳の快感もある。今鳴った石塚さんの「真冬のパンセ」なんかでわかるだろう。一目、いや一聴瞭然である。その他、何かとすぐパクリなどと言う前によく聴いて本歌取りとして秀歌かどうかを見極めよ、と藤原定家も言っている、かどうかは知らない(笑)。②つよしいわく「でも日本人がえー曲やなー、っていうのは、うーん、わかりやすい曲が多いかなあ、かんたんな」。…今なら言える。あえて言おう「…(ひそひそ)案外、実はそうでもないぞ(笑)。あなどるべからず^^。」(20061207)

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